興味のソナーを育てるのは自分だ～音楽推し事

目が覚めてから、頭の中でぐるぐると回ってる音楽がありました。メロディーが明瞭に思い出せず、リズムとデジタルなバス音が残滓としてある程度。
「つまりこれは、好きでいつも聞いている音楽、パソコンに入っているものではない。でも気に入って聞いたことがあるやつだな……」と考えて、辿り着きました。

Spotifyでお気に入り登録した、ゲーム『Tokyo7thシスターズ』の『SEVENTH HAVEN』と『HEAVEN'S RAVE』でした。

ナナシスはキャラが可愛いな、と以前一度インストールしたものの、音ゲー部分が上手くいかずにアンインストールしてしまいました。（現在は音ゲー部分が新しくなったそうです）
先日、ナナシスの楽曲がサブスクリプションで提供開始された際、支配人（ナナシスのプレイヤーをこう呼びます）さん達が「ナナシスで推す曲ならやっぱり『SEVENTH HAVEN』でしょ」と呟いた結果、『SEVENTH HAVEN』がツイッターのトレンド入りしていたのでした。

「格好いいタイトルだな、曲名？　サブスクで聞けるの？」とSpotifyやYoutubeで聞いたら、『SEVENTH HAVEN』『HEAVEN'S RAVE』がめちゃくちゃ格好良く、一発でお気に入りに。
作曲担当がkzさんと知り、「ですよねー！」とこれまた納得。googleのＣＭに使われた初音ミクの曲『tell your world』をlivetune名義で作曲された、好きなクリエイターさんです。

私自身、決して音楽関連に詳しくはありません。雑誌で音楽アーティスト紹介が書けるような音楽方面のライターさんはすごいなあ、と思いながらいつも見ている側の人間です。
ご多分に漏れず若い世代が好きなアーティストには疎く、カラオケの定番曲もあまり更新されず。いいんだ、ポルノさんの『Mugen』歌っててめちゃくちゃ気持ちいいもの！　とヒトカラで四時間耐久上等おばちゃん。

ただ、新しい音楽と出会う機会だけは、門戸を広くしておきたいと意識しています。
多くの人が推してトレンド入りするような曲やジャンル、アーティストにはなにがしかの良さやパワーがある。それが最新鋭だから・メジャーだから・多数派だからのような基準でなく、自分が触れて良いと感じたものなら、素直に受け取って自分を作るパーツのひとつにしていけばいいので。

今回ナナシス曲に出会えたのには、実はnoteの恩恵もあります。
noteを始めた頃「noteにSpotifyを貼り付けられるようになった」と知り、公式に曲を布教できる機会になるかもと思ってSpotifyを導入していたのです。
違法にアップされた動画などは好まないので、ちゃんとアーティストに寄与していける手段として導入したのでした。

・私がnoteのおかげでSpotifyユーザーになったこと
＋
・ナナシスを知っていたこと
＋
・ナナシスの声優さんに名前を知っている人が多いこと（アイマス声優さんなど）
＋
・サブスクが始まり『SEVENTH HAVEN』がトレンド入りしている時間に起きていたこと
＋
・以前からkzさんを知っていたこと
＋
・曲がとても好みだったこと

と、これだけのチャンスの絡み合いがあって、寝起きの頭に残るほど気に入る曲との出会いがあったんです。
めっちゃ嬉しいじゃないですかそんなん。
こういうのがあるから、新しい興味の先にあるものとの出会いってやめられないんだよな、と。ＣＤ、いずれ買います。

もちろん、興味を持って音楽を聴き始めてから固まった嗜好はどうしてもあるので、試しに聞いてみても「うーん？　それほどでもないかな」と感じるものもあります。
それでもチャンスがあるなら面白そうなものに触れてみる、そのためのソナーを持ち続けるからこそ、嬉しい出会いもやってくるってものです。

特に有難いのは、「なにこれ超欲しい！！！」と思った曲を、家に居ながらにしてすぐさま購入できることです。そう、AmazonMP3ならね。
アーティスト全体に興味を持てばアルバム購入を検討しますが、「とにかくこの一曲をヘビロテしたい！！」とテンションが上がった時、二百五十円ですぐ買える。音楽好きには天国ですよ、この時代。

かわいい四匹のアニメーションがネット上で大人気。最近ではセゾンカードのＣＭアニメにも登場している、有村泰志さんの作品がタイムラインに流れてきたのも私にとっては新たな出会いでした。
動画で使われている音楽を一発で気に入り、リプライ欄でそれがエド・シーランの『Shape of you』だと知るなり、AmazonMP3で即買い。洋楽には特に疎いので、アーティストと曲タイトルがすぐに知れたのは僥倖でした。

おかげさまでこの曲にインスピレーションを得て趣味のＳＳも完成させられました。オタク、すぐに曲モチーフで創作するからな！
周囲に音楽を幅広くディープに嗜んでいる知己がいないので、ネットの情報に助けられてばかりです。その感謝は音源購入のカタチで表したい。

厳密には「洋楽は沼が深いんで、マジハマリするアーティストを見つけると財布がヤバいどころではない」ので避けている、が正しい表現です。洋楽ＣＤは五十枚は持ってないくらい、じゃないかな……
中古ＣＤ売りバイト時代にThe Cardigansの『Carnival』にひと耳惚れしてＣＤ即買いしたり、Origaさん（攻殻機動隊のボーカルと言えば知ってる人いるかも）のＣＤも即買いしたりしてたんで、昔からやってる事は変わりません。出会いを見逃す方がストレスなんだ！！！

音楽の街浜松に生まれ、ここまで音楽を好きできたのも何かの縁。世界にある音楽全てを知る事なんてとても出来ないけれど、好きなものをガンガン掴んでいけるファンでい続けます！
最後に、テンションアゲアゲの曲を紹介して終わります。アニメ『頭文字Ｄ』でおなじみ、m.o.v.e！　これらの曲が収録されたアルバム『HYPER TECHNO MIX REVOLUTION Ⅱ』はマジ至高のアルバムですよ。

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