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オススメしたいステキマガジン

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スキのストリームに埋もれさせるにはもったいない、沢村の備忘録的マガジン。読んで「これはためになる~」「はぁーええ話や…」と感じた記事をまとめさせていただいています。
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2022年12月の記事一覧

【なるべく意識を低く保て】 書けないと悩む人のための、原稿の書き方 : 〜雑誌原稿を実例に〜

この記事は、執筆業を15年(専業5年/副業10年)ほど続けている人間が、どのように原稿を書いているかを解説する、執筆メイキング記事です。 私が2年、寄稿していた『本の雑誌』新刊レビュー原稿を例として、初稿から完成稿までどのようにバージョンを重ねているか、説明します。 ◆【前置き】この記事を書いた背景◇想定読者 想定読者は、「原稿をなかなか書き出せない人」「原稿を書くのに時間がかかる人」「原稿を思うように書けずに苦悶している人」です。 ◇きっかけ もともと本稿は、執筆

供給に飢えたオタクと(ソロジャーナル)ゲームの救い

最初にこの記事は、ソロジャーナル Advent Calendar 2022の23日目の記事です。 ※この記事には推しCPやTRPGの二次創作卓の内容が含まれます。  クリスマスが目前ですね、みなさんは喉から手が出るほど欲しい物はありますか?私は推しCP供給が欲しいです。 目の前に推しCPをくれる悪魔が誘惑して来たら多分契約しちゃうぐらい推しCPが欲しいです。 昔は元気に推しCP二次創作をしていました。 それから色々あり、二次創作をする元気が失速したオタクとなって鍵アカでグ

ワクチン打てなかった

陰謀論noteではありません。 このnote引用して「そうだ! ワクチンは危ないんだ!」みたいに反ワクの話したらなんかすごい……なんか……めちゃくちゃにしてやるからな。 家の目の前でご近所の人が見てる中で石とかにつまづいて転ぶとか……トラックが水はねてきてお気に入りの服が水浸しになるとか……そういうことが起こる呪いとかかけてやるからな。 私はポケモンの旅パの半分以上がゴーストタイプなんだぞ。わかってるな? ほろびのうたムウマージが旅パの主力だったんだぞ。 (ほろびのうたし

【同人女の戯言】一冊単価が高すぎる本を出すとストレス死する

 おひさしぶりです同人女です。何度か記事のネタにもした1000ページのクソ鈍器本を無事に発行して帰ってきました。  あまりにもストレスフルで、財布とメンタルにつうこんのいちげきが入ったので、こいつはどこかに書き留めておかねばと思って久しぶりにnoteを書いてます。次の〆切は1ヶ月後です。note書いてる場合じゃねえよ。  この記事の数字は全てノンフィクションです。私と同じことをしようとする人がもしこの記事を見ていたら、信じて、そして心を強く持ってください。 設定: 私(同

VRワールドで何に価値を感じるかという超個人的な話

こんにちは、 VRChatで家のワールドばっかり作っているWaka123と言います! この記事はVRChatワールド探索部アドベントカレンダー2022の13日目です。 ワールドのどこが好きかとか、どこに価値を感じるかって人それぞれ違うと思うのですが、 私の場合は、「快適でお洒落な家のワールド」が好きです。 特に、 「リアルと見紛うクオリティの家」 が、めっちゃくちゃ刺さり、テンションが上がります! そんな私が、ここ最近で衝撃を受けたのはこのワールド。 BRITISH

サービス終了するソシャゲの思い出作りをしてきた話

※この記事はソーシャルゲーム版「アイドルマスターSideM」のサービス終了を受けて書いた、旅の思い出メモです。 ※そのため前回よりディープな内容になっています。 ※ストーリーのネタバレ要素も含まれています。 ▼前回記事:バンジージャンプしに行った話 (後半のアレはサービス終わってもこのままにします) 後悔したくないから本気で挑む 前回バンジージャンプを飛んだことで、 2023年1月5日にサービス終了するソーシャルゲーム版「アイドルマスターSideM」(以下モバエム)に対す

スケールの悲しみ。700人規模の単独イベントをやること。規模の不経済に堪えながら、文化を作ること。

「事業をスケールさせる」なんて、実にアホくさいことだと思っていた。 自営業者が自分の事業をスケールさせて、良いことはひとつもない。売上が1000万円を超えた途端に消費税が取られ始めるし、税務調査もジャンジャン入るし、所得税も社会保険もアホみたいに高くなる。 「売上500万円・利益150万円」が自営業者の完璧な決算だ。2年前までは僕もそうしていた。税金をほとんど取られず、それなりに豊かに暮らし、仕事に縛られない。そんな生活をデザインするのが最も合理的で、スケールしたがる人間

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2022年のゲーム振り返り日記

今年も遊んだゲームを振り返る時期になった。 振り返るついでに、そもそも自分にとってゲームとは一体何なのか。何故、新しいゲームを追い続けるのか…ということに、少し思いを巡らせてみた。最近はこういうことをよく考える。 自分にとってゲームとは何か。実のところ今の自分は、ゲームとは「人生を楽しむための暇つぶしツール」だと考えている。人生というものは究極的には暇つぶし(もっと言うと人類の営みも…)だけど、どうせ暇つぶしなら、多くの時間を楽しく過ごす方向でやっていきたい。ゲームはその

猫柳キリオの本棚に興奮した話

SNSでもどんな媒体でもなのですが、他人の部屋の本棚の画像があると、そこばっかりを見てしまうタイプの人間っていますよね。私です。 本棚の持ち主の歴史を垣間見るような感じがして好きなのですが、反面誰かに何かを見透かされるような気がして、自分の本棚の画像を載せるのに少し緊張もします。 これは実在の本棚だからこそのことだよなぁ、と思っていたのですが、サイスタのとあるエピソードでそれが覆されてしまいました。そこで展開されていたあまりにも「実在性のある本棚」に圧倒されてしま

パワハラ上司への対処法

パワハラ上司に「驚き、面白がる」は有効か?という質問があった。私はむちゃくちゃ有効だと考えている。 ある時、初対面にも関わらず私にひどく悪印象を持っている人が訪問してきた。私の喋ることを全て悪意で受け取ってしまう。どうも誰かから私の悪口を聞いてきたらしい。 相手の解釈の間違いをいちいち反論しても、おそらくその人は言い訳の多いやつだと思うだけで終わるだろう。 そこで私は反論することを諦め、その人の話すこと一つ一つに「驚き、面白がる」ことにしてみた。 まず私はその人に質問して

日の目を見なかったゆる言語学ラジオ関連デザイン案たち〜2022年の活動記録とふりかえり〜

この投稿は、ゆる言語学ラジオ非公式 Advent Calendar 2022 の23日目の記事です。22日目はOkeyaさんの「数学における失敗事例集」でした。 こんにちは、まっきーです。 普段はIT系の会社で働いていますが、 ゆる言語学ラジオでは、グッズ制作のデザイン担当の1人として参加したり、公式Webサイトのデザインリニューアルを担当した、用例(サポーターコミュニティメンバー)の1人です。 そんな僕ですが、ゆる言語学ラジオのグッズ制作をする時は、結構なデザイン案をつ

ロシア非常事態省の中央司令センターで罵られた話

もう10年以上前だが、僕はロシア非常事態省の中央司令センターで大声で罵られたことがある。 一緒に出張に行った日本人のおっさんが傲慢な上にちょっと病気があって、どうも時々変になるのだが、それがいきなり非常事態省の中央司令センターで爆発したのだ。 巨大なモニターとコンソールが並ぶ、ロシアの防災機関の心臓部みたいな場所だ。 そこに視察に来た日本人のおっさんがまだ20代の日本人をいきなり大声で怒鳴り始めたから、非常事態省の職員たちも「え?何?」みたいな感じに当然なった。 僕自身もあま

新刊無料公開『なぜアジはフライでとんかつはカツか?』 その1「序」

新刊『なぜアジはフライでとんかつはカツか?』発売中です。 新刊ではカツレツ、とんかつ、魚のフライ、コロッケの様々な謎を解き明かすとともに、嘘・デタラメだらけの日本西洋料理近代史を、膨大な資料をもとにゼロから書き直します。 それでは『なぜアジはフライでとんかつはカツか?』、冒頭部分をお楽しみください。 1853年7月8日、黒船来航。1858年7月29日に日米修好通商条約が結ばれ、翌年横浜が開港することとなる。 外国人を迎えるにあたってまず日本人がしたこと。それは遊女街す

SideMって今どんな感じなの?(2022年12月版)

こんにちは!こまいと申します。Legendes担当Pです。 アイドルマスターSideMが大好きでずっとこの事務所にいます(mobage版事前登録組)。 えっもう8年以上にもなるんだ……こわ……ずっと好きらしいですなんか……。 近頃は新アプリが一周年を迎えたり、7thライブが行われたり、mobage版のサービス終了が間近に控えているSideM。 サブスク解禁やお仕事コラボに伴い、最近初めて知った方や、久しぶりに覗いてみた〜なんて方も多いのではないでしょうか。 この記事では「S