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オススメしたいステキマガジン

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スキのストリームに埋もれさせるにはもったいない、沢村の備忘録的マガジン。読んで「これはためになる~」「はぁーええ話や…」と感じた記事をまとめさせていただいています。
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2019年1月の記事一覧

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オフ会に参加して人生が変わった話

凡人が原稿に集中するための9つの必勝法

原稿を進めるコツは、なによりもまず「自分は意志が弱い」と認めることです。 パソコンをおもむろに開いて、原稿をさらさらと3時間書き進めて「ふーむ、今日はざっと1万字か、やれやれ」みたいな人はいません。村上春樹しかいません。 だいたいの人は、パソコンを開くとまずツイッターかフェイスブックに直行して1時間ほどウダウダし、「はぁあ、原稿やんなきゃあ」とのたうち回った挙げ句、1行進んでは1行消し…とやっているうちにイヤになり、またSNS地獄にハマる、というのが相場となっております。

とりあえず最短距離で、幸せと充足を求めるためのアレコレ

幸せ系の本を読んで自分で試し、再現性の高いと思った手段まとめ。 「まっとうな幸せ」に関する話はnoteにいっぱいある。それで幸せになれない人のための、よりエクストリームな幸せのガチコスパ獲得方法について。 最低限の「健康」と「収入」と「人間関係」は前提だけど、人は割とノウハウでローコスト&短時間に幸せになれるのではないかと思う。 小さい幸せをたくさん持つ一つの幸せに人生をつぎ込まない。幸福は逓減(鈍化)するので、一点集中で追求するほど効率が悪くなる。1000万円のディナ

絵ができるまで① 「放課後」

青山塾の課題で、「三角関係」というお題で描きました。ストーリーが伝わるような絵というのはあまり描いたことがなかったので、とても新鮮でした。でもよく考えたら、装画ってストーリーが伝わるような絵じゃないとダメだよね…ということに気づきました。今後はそういうことを意識した作品を作りたいです。 ちなみにこのお題は、ゲスト講師としてブックデザイナーの名久井直子さん(Wikipedia)が出してくださったものです。装画の仕事をしたい僕にとってはアピールの大チャンスなので、とにかく張

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母子家庭で育ったダメ息子から、オカンへ

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#描くようになったきっかけ

続・住んでるマンションを退去したら被告になった話

前編はこちら→ https://note.mu/sirisiri/n/n997a1beb317f 被告になってから、私の生活は一変した 例えば、満員電車で足を踏まれた時に謝られたり お酒を飲んで記憶がなくなるほど酔っ払ったり 友達と美味しいローストビーフを食べたりするたびに 「被告なのにすいやせん…」 みたいな気持ちになった (些細な変化) 一方、彼は休日を返上し「答弁書」の作成にいそしんでいた 彼氏「壁の傷と油汚れの修復にかかる費用を複数社

住んでるマンションを退去したら被告になった話

皆さんは被告になったことはありますか? かくいう私はつい一ヶ月くらい前まで被告でした ことの起こりは、2018年の4月にさかのぼります ピロロロピーロピロピーローピ(さかのぼる時の音) 私は昨年4月まで、東京の端っこで一人暮らしをしていました 新築、1K、駅徒歩15分、オートロック付き、バストイレ別、2階以上という好条件で、家賃もそこそこだったのでそれなりに気に入っていた物件でした そのマンションの契約時に「退去する時にはクリーニング代4万円+『原状回復

ぼくが読みたい文章。

沼、という表現があるのを知ったのは、一昨年のことだった。 広辞苑が「湖の小さくて浅いもの。ふつう、水深5メートル以下で、泥土が多く、フサモ・クロモなどの沈水植物が繁茂する」と解説するところの沼については、もちろん知っていた。そうではなく、趣味や芸事の深みにはまり込んでいくさまを「沼」と呼ぶのだと、ぼくは一昨年に知った。たしか、伝聞のことばとして聞いた「海外ドラマは沼」なる台詞が、その最初だった。 長い原稿を書いているときのぼくは、完全なる「沼」の住人である。あたまの何割か

FACTFULNESS【書評】: なぜこの本は「欠かせない1冊」なのか?

こんにちは。THE GUILDの渡邉です。 今回、共訳者の上杉周作さんからFACTFULNESSをご献本頂きましたので、書評を書いていきたいと思います。 *ちなみに書籍の販売は1/11ですが、KINDLE版はすでに先行販売中です。これは日経BP社初の取り組みだそうです。 これはどんな本?著者のハンス・ロスリングさんはスウェーデン出身の医師・公衆衛生学者。 さらにWHOやユニセフで保健アドバイザーを務めたり、1993年にはスウェーデンにて国境なき医師団を共同設立したりと、

劇的なバズを起こせなくても、ライターとしてやっていきたいあなたが知っておくべき3つのこと

最近のネット上は、「バズるための●●の方法」みたいな記事であふれている。そうした記事の中には役立つものも多い。豊富な実績をもつ著者の経験に基づいて書かれたものであれば、そうした記事は有用だろう。 ただ、そうでないものも多い。 「たまたまゴール決めました。しかも草サッカーの試合です」といったレベルの実績をもとに書かれた記事は役に立たないどころか、時に有害ですらあるだろう。 これらの「バズを起こす方法」といった記事に引かれてしまう若いライターの方々の気持ちもよくわかる。しか

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プレゼントで殴り合う

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少年の日は過ぎゆく

震度7の朝、妻は妊娠9ヶ月だった

1995年1月17日(火)AM5:46。 瞬間なぜか「打ちこわしだ!」と目が覚めた。 大勢の人が丸太を持ってボクの家を壊しに来たのかと思ったのだ。打ちこわしなんて高校の歴史で習って以来思い出したこともないのに。 我が家(といっても賃貸マンション)は神戸の少し東、夙川という住宅街にあった。たまたま活断層のすぐ近くだったらしい。 ほら、ガルってあるでしょ? 地震による重力加速度。簡単に言うと揺れの単位。あれによると、ボクの住んでいたあたりは一番値が大きい。つまり三ノ宮よりも