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日本語と開発言語という2つの言葉の壁を越え、4つのSaaS開発に携わるベトナム人エンジニア:バクさん

高校生の時、友達がキッカケで日本のアニメにハマり、翻訳無しで見ることができるようになりたいと思ったバクさん。父親の薦めもあり、ベトナムの高校を卒業後、日本へ留学しました。

日本語学校に2年通った後、3年間プログラミングの学校での勉強を経て、ショーケースに入社。現在は、SaaS事業本部 システム部 システム運用グループで活躍しています。

レ バン バク
2018年入社。SaaS事業本部 システム部 システム運用グループ。

コーポレートサイトの見やすさ・使いやすさなどのUI/UXに感動して、自ら叩いたショーケースの扉


――なぜ、ベトナムを離れて日本へ?

高校を卒業して大学への進学を迷っていた時、父親から「日本は経済が発展してるので、日本で技術を身に付けることができれば、将来仕事に困らないだろう」と日本への留学を薦められたのがきっかけでした。

ベトナムでは「日本人 = 優しい、まじめ」というイメージがあり、そういった内面的なところも学びたいという思いもありました。

もともと海外に出たいという気持ちと、ベトナムの大学に行っても仕事が見つかりにくいというベトナムの状況も重なり、最終的に日本への留学を決めました。

――なぜ、エンジニアを選んだのですか?

エンジニアになろうと思ったのは、海外映画で登場人物がパソコンでコードを書いている姿を見て、「かっこいいな」という憧れがあったからです。

日本語学校の先生からも、「給料が良く、働き口もたくさんある」とエンジニアを薦められたことも大きかったです。

――日本に来てからは、どのように過ごしていましたか?

日本語学校に2年間いって、プログラミングを勉強する専門学校に3年間通いました。

すべてではないのですが、自分で稼いだお金で学費を払う必要があったので、毎日バイトしながら学校に通っていました。
レストランやコンビニを掛け持ちしていて、勉強する時間はほとんどなかったので、学校が終わってからバイトまでの間に学校に残って勉強していました。

日本で生きていく上で日本語を喋らないといけないし、友達ができるようにと必死で日本語を勉強しました。

――ショーケースとの出会いは?

プログラミングの専門学校の友人が、ショーケースでインターンをしていたのがきっかけです。

「どんな会社なんだろう?」とインターネットで調べてみたところ、コーポレートサイトのデザインが綺麗で見やすかったのが印象的でした。

自分もこういった「見やすくて使いやすいWebサイトやサービスを作れるようになりたい!」と思い、インターンに応募をして働き始めました。

――インターンでは何をしていましたか?

Web接客型の導線最適化サービス「Site Personalizer」の機能開発に参加させていただきました。データベースから情報を取得して、管理画面に表示させる機能を開発していました。

インターンの最終日に成果発表をするのですが、あまり技術もなく、日本語もそんなに話せなかった自分に対して、ちゃんとサポートしてくれたのが嬉しかったです。
そういったショーケースの皆さんが優しさにも感動し、1ヶ月のインターン期間を終えた後も「絶対ここで働きたい!」と思い、選考に進み、無事に入社することができました。

人の役に立つエンジニアを目指し、企業と顧客の「使いやすさ」を追求


――入社されて4年目ですが、振り返ってみていかがですか?

仕事が楽しくて、一日があっという間に終わってしまいます(笑)

この4年間でアプリケーション開発を通じて、HTML、CSS、JavaScript、JQuery、Vue.js、AngularJS、PHP、SQL、GOなど、多くの技術を習得することができました。

担当しているサービスも、タグの挿入のみでPCサイトをスマホ対応に変換するクラウドサービス「Smartphone Converter」、メールアドレスの存在確認をするツール「ProTech Mail Checker」、企業と顧客をつなぐプラットフォーム「おもてなしSuite」など増えてきました。

お客様である企業のために「どういう風に使いやすくするか?」、その先にいるエンドユーザーである顧客のためにも使いやすいということを意識しないといけないので、日々勉強して、新しい技術を身につけようと心がけています。

――自分自身で成長したなと思うところは?

プログラミングの技術的な部分はもちろん成長できた実感がありますが、一番成長を感じているのは日本語ですね。

言葉の壁を感じることなく、日本人と同じ立場で仕事をできていることが、一番の成長だと思っています。技術だけではなく、日本語でのコミュニケーションが成長したことが、今では4つのサービスを任せられるようになった要因だと感じています。

――今後、どんなエンジニアになっていきたいですか?

人の役に立つエンジニアになりたいです。

これからも企業と顧客が、心から安心して使えるサービスを作っていきたいです。そのためにも、色々なことに対応できるよう、幅広く色んなスキルを身に付けていきたいです。

そのために、いま初の資格取得に挑戦しています。
ショーケ―スの資格取得支援制度を利用して、AWS認定ソリューションアーキテクトの勉強中です。

社内のエンジニアは取得している人が多いので、自分も合格を目指しています。

――頑張ってください!
  バクさん、ありがとうございました!

ショーケースで働くメンバーのインタビューはnoteで公開中です。
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