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【日本の闇編】それは呪いか祟りか、重要人物の訃報をきっかけに動き出す「昭和のアイドルO」事件の裏側に潜む物語。「同業くん」が隠したフィルムの手がかりに迫る

番組をお聞きの方もそうでない方もこんにちは。
ポッドキャスト番組『昭和オカルト奇譚』のマサです。

2023年もいよいよ終わりを迎える今日この頃、当番組では今年一年の総括としてはやはり何をおいても一通のおたよりからすべてが始まった「同業くん」シリーズなしには語れません。今年最後の配信を締めくくる、シリーズ続編の補足用noteです。

 今回はさすがに内容的に我々も、公開を躊躇する一面もありましたが…公開することで進展することもあるかもしませんので、意を決して配信にこぎつけました。12月22日と29日に前後編でお届けします。

★本編の内容は、あくまで故人の遺書をもとにパーソナリティが推測、推理をおこなっているものであり、実在の団体、企業に向けたものではありません。★

↑はAndroidでもChromeなどのブラウザから再生可能です。↡は #Amazonmusic 。そのほか #Spotify 、Apple #Podcast などでお聴きください。


「同業くん」シリーズこれまでのおさらい

 当番組を始めてお聴きになる方、「同業くん」シリーズのファン、そしてあまりにも眉唾で、またはあまりにも真に迫っているため途中で聞くのをやめた方、さまざまいらっしゃると思いますので、これまでのおさらいを簡単にまとめました。

 まず、すべての始まりである投稿主Dさんからのおたより回を聞かないことには始まりません。今にして思えば、この時点でのおたより内容でタイムラインに落とし込んだ「同業くん」は、確かにまだその行動に無理があったように思います。“犯行に移せるタイミング”が後日の疑問を呼びます。

 そして、番組で紹介した呪物と、それらの考察をリスナーさんとおこなったnote記事。こちらを読むとわかりやすいです。念のため、閲覧注意タグも貼っていますが、正真正銘の呪物が掲載されていますのでご留意ください。
こちらの呪物に書かれた内容、そして被写体に注目が集まります。

 そして、その後の続報や呪物に書かれたものの解読が進んだ結果、行き着くことになった「同業くん」に本当にこの犯行が可能だったのか?という当時の週刊誌に掲載された詳細なタイムラインを基に、現実的な考察を組み込んで真相に迫る【真相究明編】を公開しました。

 そして、ついに明かされる「同業くん」の正体。すべての犯行が可能であったことを裏付ける正体とは?そして、他にも失踪した人物が…。事実上の「同業くん」シリーズにおいて、完結することになったはずだった【37年目の真実編】。こちらがシリーズ中で最も反響があり、今でも聞いた方から感想が届く、“報道の嘘と真実”を審らかに知ることになる回。

 シリーズの盛り上がりを見て、さらにご提供いただいた「同業くん」がOさんの命日に描いた不気味な似顔絵とポエム。【37年目の真実編】では明らかにならなかったこの第三の呪物の正体に迫るnote補足記事

 真実編とnote記事で解明しきれなかった3つめの呪物「不気味な似顔絵」の隠された事実をアイドルOさんの時間軸で追い、リスナーさんたちと解明した結果生じることになった、ひとつの恐ろしい「仮説」とは。それはまさに【都市伝説】というに相応しい内容だった。【都市伝説編】

 …というのが、ここまでのおさらい。
※ポッドキャスト4本、note記事2ページ。

 今回は、この裏で2023年現在のタイムラインで動いていたもう一人のキーパーソンがメインになります。実は2023年9月9日に開催されたトークライブイベント「松本オカルト奇譚」で、この語る予定のなかったキーパーソンのエピソードを披露した…その、続きの内容である。

スチール会社の社長くんことMさんの遺書

 脳梗塞を起こした後、半身不随となり、失語症となったスチール会社の社長くんが、動かない指先で一生懸命Dさんに残した(この後亡くなっているので事実上の)遺書を公開します。本件は、直接受け取っているDさん、そしてスチール会社の社長くんの奥様の許可を得ての公開となります。封書の宛名(Dさん)だけが直筆なのですが、一筆書くにも大変な苦労をされたのがわかる文字でした。

※番組中では「かな入力かも」と示唆しましたが、よく見ると、「墓に書いてあったのは~」のくだり、「はkに~」となっているので、ローマ字入力であると思われます。「ゆっき」(ユッコ)などの打ち間違いから、確定と思われます。こちらにて訂正させていただきます。

前編最後に紹介した問題の遺書

 とにもかくにも、昭和オカルト奇譚として、M氏のご冥福をお祈りさせていただきます。

 すべての始まりでもある6月23日から8月17日までの間、実は水面下で投稿主Dさんを通じて、幾つかの疑問に答えられるであろうM氏にコンタクトをとってもらっていた。

 「同業くん」が樹海で発見された日(1991年の失踪後からのタイムラインが埋まる)、樹海で白骨遺体として発見された「同業くん」のカメラマンジャケットに残された、防水のフィルムケースに入っていたサンミュージックの誰かの名刺など…番組では、実は覚えているのでは?と考えていたが、思い出してくれたのか隠していたのか、今回それも判明することになる…そこには驚くべき…いや、半ば予想していた人物の名前が書かれていた。

物議をかもすであろうスチール会社の社長くんが残した手紙

赤線部分が特に気になる

 苦労してタイプした跡がわかる最期の手紙。
かなり爆弾を抱えている内容であることに配信内容をお聴きの方ならお気づきだろう。アイドルOさんの事件を飛び越えて、日本の闇に迫る内容だからだ。しかし、昨今のジャニーズをはじめとする性加害問題、映画業界・モデル業界・アイドル業界さまざな分野の性犯罪被害を告発する「#me too」運動など、令和の現代に広く周知されることになった問題でもある。よって、あながちこの話が嘘とも思えない。

昭和という時代の闇に葬られたかもしれない事件。
後編でじっくりと考察します。

第三の呪物に隠されたメッセージ

 今回最も物議をかもす内容がこれだ。
詳しい内容は配信を聴いていただければと思うが、ずっとnote記事にも公開していた、Oさんの命日に「同業くん」が残した謎のポエム。
ポエムにも相当不穏なことと、犯行を裏付ける自供のようなことが書かれていたが、奇跡的な偶然なのか、それとも故意か、フィルムの所在を示すようなメッセージが今回明らかになった。91年当時にこんな読み方をする概念がそもそもなかったのではないだろうか。

「墓へ」とも考えたが…

 選択肢は2つ。「同業くん」がかつて住んでいた都内、山手線の某駅近くのアパートか、実家か。剥がしたところでスペースをつくれそうもないアパートよりは実家の可能性が高いだろうか。時系列では、失踪の前後にこのポエムは書かれているので、アパートはもぬけの殻になることは本人はわかっていた…とみている。

しかし、そもそも……。「同業くん」の失踪は、これまでの考察では親友に脳みそを盗んだことをカミングアウトした後ろめたさからとみていたが、そうではなく、追われて(狙われて)いたのではないだろうか。

 どこまで追っていい話かわからなくなってきた「同業くん」シリーズの続編でした。 

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