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短編集

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サクッと読める短編です。
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#小説

こここ、ここ。ここ。

こここ、ここ。ここ。 ここだよ。 こここ。 こここ、ここ。ここ。 ここだよ。 こここ。 ここ…

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惑星間パンツサイズ表記問題ついに統一へ

「火星、木星間のパンツのサイズ表記がついに統一されるんだってよ」 「えっ? そうなの? …

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ニュースペーパーラガーマン

「行くぞ......」 ベンチに深く腰掛けた男が呼吸を整えるように言った。 周りの人間を鼓舞する…

13

好き嫌いをしないことで造像力は膨らむということを、ラノベしか読まない友達からラノ…

そもそもラノベを読んだことない僕はラノベとはどういうものなのかよく知らない。 ライトノベ…

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小説のタイトルは何にしようか、noteを初めてすぐに下書き保存して眠っているこれ。

発掘場から見つかるモノの多くは、古い人の化石であったり、古い動物の化石であったり、紙幣と…

12

赤い靴を買った。

靴を買った。 真っ赤なエナメルの靴だ。 昔も同じようなものを持っていた気がする。 どんな形…

8

あかるい花園二番街の平和武装さん

嘔吐塗れの歌舞伎町を見たことあるか?   俺はある日、いつもみたいに朝まで歌舞伎町で飲み明かしてたんだ。綺麗なねーちゃんがいる店を何軒も廻ってな。 ドンペリなんてコカ・コーラを飲み干すみたいに何本も空けて、ショットを競いあって、くだらない馬鹿な話しを繰り返し話したんだ。 アフターで焼き肉に連れて行ってやったさ。三人ほどな。でも、俺はもう食えなかった。 酒で頭がぐーるぐるだ。本当にぐーるぐるだ。馬鹿みたいにぐーるぐるだ。 ねーちゃんたちはそんな俺を見て笑うんだ。 「あははは、

暗い部屋

暗い部屋 暗い、暗い、暗い部屋 可愛い彼女がcry、cry あとどれくらい、嘘をつく 暗い部屋 暗…

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こんな夢を見た

「富士の麓にはたくさんの人が埋まっているんだ」  誰かが私にそう言った。 「それはどうして…

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深夜3時のマインドカフ

あなたが寝静まった深夜3時。 わたしは眠れなくて甲州街道のテールランプをあなたのマンション…

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ふわふわふわふわ 飛んでいく

飛んだ 飛んだ たかく飛んだ 紙飛行機 飛んだ 飛んだ たかく飛んだ タイムマシーン 飛ん…

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こんな夢を見た。

 犬は飼い主に似るとはいうが、ここまで似ているとはお隣さんでも知らないだろう。うちの犬は…

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こんな夢を見た。

 僅かばかり白い雲が掛り始めた満月を私は縁側から眺めていた。右手には熱燗を左手には芳ばし…

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こんな夢を見た。

「拙者落ち武者でござる」  夜中に呼び鈴が鳴き玄関を開けるとそこには落ち武者がいた。なんでも壇ノ浦で戦い命からがら逃げ出した平家方の武士と言うじゃないか。ただ落ち武者が自分のことを落ち武者なんで言うのか、と思いつつも話しを聞くことにした。 「義経は化物でござる」  この落ち武者が言うには義経は剛の物と知られる教経に、揺らりと揺れる船へ船へ飛び上がり瞬く間に小長刀の届かぬ場所へ飛んで行ったという。ほうこれは俗に言う義経の「八艘飛び」だなと思い「あなたも義経にやられたのですか」