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強い地方ビジネスは「不動産」より「○○」に投資する

地方に続々と目的地になるレストランがありますが、それだけでなく開発施設などでも言えるのは、地方は土地代が安いが強みということです。でもって、それをうまく活かせているビジネスは伸びているし、逆に地方のくせに下手に不動産が高い立地や、無駄な開発で建物に金をかけすぎたものが駄目になっていたりします。

先日も紫波町・オガールプロジェクトの第一弾施設であるオガールプラザの10周年記念イベントを開催し、登壇していましたが、全く何もたっていなかった雪捨て場のまとまった土地だったというのは、非常に重要なポイントでもあります。つまりは無駄な土地収用コストはかからなかったということですし、役場としても持て余しまくってどうにもならない、普通の民間はコンビニすら全チェーンが断るような立地だったのでどうすんの、というお話だったわけです。今見に来る人は想像できないかもしれませんが、12年前とかはそんな状況だったのです。そこからの開発計画だったわけです。

実は地方は確実に都市部より、東京に対して圧倒的な有利なのは「土地代」です。土地代が高くなっても減価償却はできないし、その上でやるビジネスの利回りは低下します。しかし、地方はこれらを理解すれば実は利回りの高いビジネスを作りやすいし、さらに言えば、都市部では絶対に不可能な飲食なども可能になるわけです。

そういう意味では地方ビジネスへの投資は、ポイントを掴むと高利回りが可能なのです。

○ 地方の不動産評価は、ビジネス利回りで変化。さらにスポットで変わる

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