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【AIR】社内営業、根回しは全ての基礎力〜正論は自分の羅針盤、何でも企画を通せる通行手形ではない〜

最近非常に困るのは、なにか自分が考えることを実現したいとかいいながらも、一方で会社の飲み会がめんどいとか、付き合いはしたくないみたいな話をする人なんですね。そういうこといっているから内部も外部もろくなことになっていないのでは、ということが多くあります。

色々と外部に話しをしまくる割に、いざとなると、組織に所属しているにも関わらず、組織内の人脈は皆無で、社内営業も根回しもしないために、何の話も動かない。

あなた何やってたの?と。

組織を動かせない組織人に価値はあるのか?! というかなり重たいテーマになるのですが、やはり組織にいるからには、組織内でも頭角を現し、まわりから信頼され、「あいつの言う事なら」といってもらえるかどうか、が勝負どころだと思います。

社内営業なんて古い、根回しはクソ、とか私はいいそうだと思われているようなのですが、全く逆です。むしろ社内営業もできずに、社外営業なんてできるはずもなく、そんなことしている奴は結局は異動させられたら外部の人たちもあっさり裏切るのです。前回コラムに書いた通り。

根回しも同様で、よくわからない勉強会などに誘われて言ってみたら、全く話が通っていなくて、よくわからない質問を受けたりする。さらに言えば、根回しとかの努力を怠った上で「木下さんに偉い人たちにズバリ言ってほしいのでお願いします」なんて、そんなことを外部の人に言わせたくらいで「そうか、変わらなきゃならないな」なーんてなるわけねーだろ、という巻き込まれ事故に遭遇することも多々ありました。

このあたりって結局は組織に勤め、組織に守られている優位性を背景に、その分を社内営業や根回し努力に使うか、単に堕落して給料貪るだけになるか、を大きく分けると思います。

組織なんて人はおらず、結局は組織もムラ社会。その中でどう自分が考えることを通していけるか、と向き合わないと、有望な外部の人たちの協力を仰ぐことなんて不可能なんですわ。


○ 自分が「やたりいこと」ばかりをいう人は信用されない。

私たち仲間でもよく話すのは「やりたいこと」ではなく、「やるべきこと」と向き合うという基本姿勢が極めて大切です。これよく私達みたいに独立してやっている人たちのことを「好きなことだけできていいですね」なんて気安くいう人がいますが、それはそう見えているだけ。好きなことをやるために、必要なインフラは自分たちで整え、それを常に刷新続けるのが独立して飯をくっていく人たちが見えないところで努力していることなのです。それもよくわからない人は、見える気楽なことだけをみて「いいなー」なんて言うわけですね。

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