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椿咲き散り落ちなをも思うこと

椿の花は植物学上の種であるヤブツバキ(学名:Camellia japonica)を指して、その別名として一般的にツバキと呼ばれいます。
椿とサザンカの区別はわかりづらいと云う方も多いと思いますが、ひとつには、花の散り方でわかります。
ツバキは花びらが個々に散るのではなく萼と雌しべだけを木に残して丸ごと落ちます。(花びらがばらばらに散る園芸品種もある)
サザンカは花びらが個々に散る。なので花の時期に木の下を見て花びらが落ちていれば、サザンカ。
花ごと落ちていれば、椿と言うのが一番わかりやすいと思います。
椿は花首から落ちるので、首を斬られた様で嫌いと云う人もいました。(過去形)また別の意見では、その散り方が後腐れなく潔く、サザンカのように、ウジウジと散ってゆかない。として好む人もいます。(現在形)
ツバキは『日本書紀』において、その記録が残されていて『万葉集』において、ツバキが使用された歌は9首あります。
椿は日本人には古くから愛されてきた花ですが、私はやはり和室の床の間に生けてある椿が好きです。花入はやはり竹ですかねー。
そんな椿の花はやはり、日本の住まいにも馴染むのかなぁと思って椿の照明を作ってみました。

乙女椿のペンダントライト

白の花なので和室にも、洋室にも合います。椿の花が咲く季節が待ち遠しい。

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