専業主夫の妻・坂倉翔子

心身ともに健康な専業主夫の夫と結婚して13年目になる妻です。専業主夫側のブログは少しず…

専業主夫の妻・坂倉翔子

心身ともに健康な専業主夫の夫と結婚して13年目になる妻です。専業主夫側のブログは少しずつ増えてきたように感じますが、妻側のコメントをあまり見かけないので発信してみようと思います。よろしくお願いいたします。

最近の記事

専業主夫に向けられる謎の厳しい意見

「夫は専業主夫です」 というと、だいたい批判的な意見が返ってきます。 特に厳しいのは男性の意見。 「専業主夫であるからには、家事全般を完璧にこなしてるんだよね?」と聞かれたとき、 「洗濯とか掃除は私がやることが多いし、朝食は自分で用意して食べるときもあるかな」と答えたら、ものすごく怒られたことがあります。 「専業主夫なら早起きして奥さんを起こして、朝食の準備をするのが当然だよ!洗濯も掃除も奥さんにやらせるなんて言語道断だ!」とのこと。 「もし俺の奥さんが専業主婦だ

    • 妻が改姓しないことには利点しかなかった

      結婚に際し、私は世帯主となり、夫に改姓してもらいました。 職場では、結婚して改姓した女性が旧姓を使用するケースも多かったのですが、給与明細等には新姓が記載されるので「ん?この人誰?」となり、事務手続きが面倒だなと感じることは多かったです。 「職場では○○と名乗っていますけど、本当は△△なんです」といちいち説明する必要もなかったのは、とても楽でした。 また、夫の両親にも「嫁」扱いされることがなく、妙な干渉をされることが全くないというのが、とても気楽です。 夫の両親はいい

      • 専業主夫に言ってはいけない「好き」

        夫が、私の好きな食べ物を買ってきてくれたとき、 「ありがとう!これ好きなんだよねー!」 と、思いっきり私は喜びました。 そうしたら、夫は次も同じ物を買ってきてくれました。 「おー!ありがとう!」 と、また私は喜びます。 すると、夫は毎回同じ物を買ってきてくれるようになりました。 しかも買ってくる数量がどんどん増えて、食べ切れないほどになってきました。 「う、うれしいけど、こんなにはいらないよ・・・」 と言ってみるのですが、 「どうせ食べちゃうでしょー」

        • 専業主夫とクーポン

          夫はクーポンが大好きです。 「15%オフ」「20円引き」「無料引換券」などなど。 それらを「本当に必要なもの」に使うのは、とても合理的だと思います。 しかし夫は、 「15%オフクーポンあるから、何か買おうよ」 という謎の支出をしたがります。 そのたびに、 「本当に必要なものを買うのならいいけど、クーポンがあるから買う、というのならやめなさい」 と止めなければなりません。 無料引換券のときであっても、それを持って対象店舗に入った後、 「ついでにこれ買おうかな

        専業主夫に向けられる謎の厳しい意見

          専業主夫の夫の実家で困ること

          節目節目で夫の実家に帰り、夫のおかあさんに尋ねられて困ること。 「最近野菜が高くて困るよねえ~」 普段スーパーへ行かない妻は返答に詰まり 「あっ?ああっ?そう・・・でしたかねえぇぇ??」 とあやふやな回答をしてしまいます。 おかあさんが食事の支度をしていても、手伝い方がよくわからず、夫任せ。 おかあさんとしては息子と台所に立てて、そっちの方がうれしいであろうと言い聞かせながら、食事ができるのを所在なく待つことに。 かろうじて後片付けだけはするのですが、「我ながら

          専業主夫の夫の実家で困ること

          夫の改姓

          私が女だという事で「あんたが嫁に行ったら坂倉家は途絶えてしまうねぇ」というのが大叔母の口癖でした。 坂倉家が途絶えようがどうなろうが、私にとってはどうでもいいことだったのですが、大叔母には幼い頃からこれでもかというほど可愛がられていたので、 「そんなに坂倉の名字が大事なら、策を講じてみようかなぁ」 と漠然と考えていました。 また、女性が結婚すると、大半が自動的に夫の姓を名乗るようになるのは何故だろうというのは、子どもの頃からの疑問でもありました。 そこで、結婚前から

          専業主夫の金銭感覚

          夫は近所のスーパーの底値を網羅していて、その価格を超える商品は意地でも購入しません。 ですが、割引シールの貼ってある商品は、わりとためらいなく買ってきたりします。 その商品が欲しくて買ったのならいいのですが、購入理由を聞くと「割引シールが貼ってあったから」との答え。 「えっ?それって割引かれた値段かもしれないけど、買わなきゃ0円なんじゃないの??」 と言っても、むにゃむにゃとはぐらかす夫。 よくよく聞いてみると、割引シールの中から商品を買うのは宝探しのようでわくわく

          専業主夫の金銭感覚

          専業主夫と妻がスーパーへ行くと

          たまに夫と一緒にスーパーへ行くことがあります。 普段スーパーへ行かない妻にとっては、スーパーはある種のアミューズメントパークであり、「うわぁ、今はこんな商品があるんだねぇ~」と端から端までじっくり見て回りたくなります。 他方、夫にとってはスーパーは職場なので、顔つきは戦闘モードになり、目的の商品に向かうスピードがとてつもなく早いです。 妻が商品争奪戦のコーナーでまごまごしているのを見ると、ズカズカッと駆け寄り、がっさがっさと最良の商品を吟味するメンタルの強さ。 夫に尊

          専業主夫と妻がスーパーへ行くと

          専業主夫に対する男女の反応の違い

          「旦那さんお仕事は?」と聞かれて「専業主夫です」と答えたとき、男性と女性で反応が違うことがままあります。 男性からは「男は働かなくちゃ」「それってヒモじゃん」「男として情けなくないの?」など、概ねネガティブな反応が返ってきます。 何となく「俺たちがしんどい思いをして働いているのに許せん!」というのが見え隠れしている気がします。 対して女性からは「旦那さんがご飯作ってくれるの??いいなあ~」「私もそんな旦那さん欲しい~」「うらやましい~」と、内心どう思っているのかはさてお

          専業主夫に対する男女の反応の違い

          専業主夫の妻になって

          結婚してから「旦那さんお仕事は?」と聞かれると、何のためらいもなく「専業主夫です」と答えます。 それに対する反応として「へぇーそうなんだー」と流されるものは非常に少なく、多くは「それでいいの?」「男は働かなきゃダメだよ!」「もし坂倉さんが働けなくなったらどうするの?」「旦那さん、はっきり言ってヒモじゃん」などなど、ネガティブなものが圧倒的です。 これが「専業主婦」であれば、なんの突っかかりもなく話が流れていくんだろうなぁと思うと、ちょっと面白くもあります。

          専業主夫の妻になって

          ドラマ「極主夫道」を見て感じたこと

          面白そうだなと思って見ていた「極主夫道」 ドラマでは元極道の人が専業主夫になり、働く妻に対してそれはそれはかいがいしく至れり尽くせりの様子が描かれていましたが、これは実際に専業主夫をされている人から見てどうなんだろうと疑問を持ちました。 家事全般をこなしつつ、栄養バランスを考えた食事作りのみならず、食後のスイーツも欠かさず用意。 それなのに妻側は「もう歯磨きしちゃったからいらない」 ドラマとは言え「毎日毎日こんなに至れり尽くせりできるかよ!」「せっかく用意したのに何だ

          ドラマ「極主夫道」を見て感じたこと

          夫が専業主夫になったいきさつ

          夫は大学のサークルの後輩で、大学を卒業しても就職せずにふらふらしていました。 私の方が先に就職しましたが「自分の食い扶持を稼げれば、パートナーが無職だろうとなんだろうと特に気にならない」というスタンスだったので、彼がふらふらしていても、好きなように過ごしてもらっていました。 彼の財政状況がひっ迫してきたかなぁというタイミングで、数十万円をポンと渡していました。 彼にはバイトだなんだとバタバタして欲しくなく、のんびり過ごして欲しかったからです。 そんな感じで「就職してい

          夫が専業主夫になったいきさつ