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妻が改姓しないことには利点しかなかった

結婚に際し、私は世帯主となり、夫に改姓してもらいました。

職場では、結婚して改姓した女性が旧姓を使用するケースも多かったのですが、給与明細等には新姓が記載されるので「ん?この人誰?」となり、事務手続きが面倒だなと感じることは多かったです。

「職場では○○と名乗っていますけど、本当は△△なんです」といちいち説明する必要もなかったのは、とても楽でした。

また、夫の両親にも「嫁」扱いされることがなく、妙な干渉をされることが全くないというのが、とても気楽です。

夫の両親はいい人たちなのですが、話していると「考え方が古いなぁ」と感じることもあるので、もし「嫁」になっていたとしたら、今ほど自由気ままに暮らせていなかったかもしれないなとは思います。

さらには、私の親にも「嫁に行ったんだからどうのこうの」とも全く言われないので、本当に楽です。

古い言い方をすると夫は「養子」なので、夫が専業主夫をしていることについてもとやかく言われません。

「坂倉家に来てもらったのだから、お前が経済的責任を担うのは当然」といった感じです。

結婚しても、結婚をやめることになったとしても、一貫して「坂倉翔子」として生きていけるというのは、私にとってはとても便利で快適です。

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