西村翔太郎 Shotaro Nishimura

ピアノを弾いています。音楽と旅、日々の出来事など気の向くままに綴っていきます。HP→h…

西村翔太郎 Shotaro Nishimura

ピアノを弾いています。音楽と旅、日々の出来事など気の向くままに綴っていきます。HP→http://www.shotaronishimura.com/ Twitter→@sarusaruking7

最近の記事

冷や汗たらたらの帰国劇(海外旅行記2 東京⇄フランス 2015.3.20-31④)

③の続きです。③はこちら↓ さよなら、エピナルホームパーティーが無事に終わり、ついにエピナルを出発する時がきました。朝食を頂き、Newホームステイ先のおじさんの車でエピナル駅まで送っていただき、固い握手をして別れました。 さて、ここからは再びパリのシャルル・ド・ゴール空港までの電車旅です。この滞在で少し慣れたせいか、電車もあまり怖くありません。 帰りの電車は、エピナル(Epinal)→ナンシー(Nancy)→ランス(Reims)→シャルル・ド・ゴール空港という経路があっ

    • 突然それはやってきた(海外旅行記2 東京⇄フランス 2015.3.20-31③)

      ②の続きです。②はこちら↓ 突然の提案フランス・エピナル滞在も一週間を過ぎ、フランスの生活や空気も肌に馴染んできたある日、ホームステイ先のおじさんがまたもやにこやかな顔をしてやってきました。これは、またなにか提案してくるなと即座に察知。すると、「これから、ナンシーに住んでいる僕の娘夫婦と僕の兄と食事に行くんだけど、翔太郎も行こう」とのこと。いやや、流石に家族水入らずの食事会、僕は遠慮しておこうと思って断ったのですが、おばさんが、そんなこと気にしなくても良いのよ、と連れて行っ

      • 初めてのホームステイ in Epinal(海外旅行記2 東京⇄フランス 2015.3.20-31②)

        ①の続きです。①はこちら↓ エピナル(Epinal)エピナルは、フランス北東部のロレーヌ地方ヴォージュ県(Vosges)の県庁所在地で、人口は35000人程です(2020年現在)。町の中央にはモーゼル川(Moselle)が流れており、自然に囲まれたのどかなエリアです。また、エピナルは版画がとても有名で、博物館もあります。 ↑赤いピンがエピナル(Epinal)。ロレーヌ地方(Lorraine)の南に位置しています。 ↑エピナルの街中を流れるモーゼル川(Moselle)

        • 初めてのフランス(海外旅行記2 東京⇄フランス 2015.3.20〜31①)

          2015年、3月19日、夜。 期待と不安が入り混じりながら、巨大キャリーバッグとともに電車で羽田空港へ向かっていました。 初めての外国旅だった香港へ行ってから1年2ヶ月。再度待ち望んでいた外国への旅でしたが、念願叶って2カ国目。行き先はフランス、人生初のヨーロッパ、しかも11日間の滞在です。今回もコンクールを兼ねての旅ですが、その時のフランスでの記録を数回にわたって綴っていきます。 羽田空港の国際線前回の香港の時は成田空港(NRT)でしたが、今回は羽田空港(HND)発の

        冷や汗たらたらの帰国劇(海外旅行記2 東京⇄フランス 2015.3.20-31④)

          香港ぶらぶら探索(海外旅行記1 東京⇄香港 2014.1.18-20②)

          ①の続きです。①はこちら↓ やっちまった・・・朝の戦いなんだか嫌な予感が全身を襲い、ベッドから飛び起きました。時計は朝7時半を過ぎていました。ああ、やっちまった…。もちろん、目覚まし時計は二重三重にもかけましたし、朝食のことも考えて6時には起きる予定だったのですが・・・。どれだけ言い訳を並べても、コンクールの集合時間は9時なのです。速攻でシャワーを浴び、荷物をパックした後、本番スーツに着替え、ホテルのチェックアウトへ。受付の人から「お客様!ご朝食は!?」のようなことを聞かれ

          香港ぶらぶら探索(海外旅行記1 東京⇄香港 2014.1.18-20②)

          初めての海外(海外旅行記1 東京⇄香港 2014.1.18-20①)

          僕が一番最初に訪れた海外の国は香港でした。2014年の1月、大学3年生の時のことです。 それはピアノコンクールの予選を受けるために行くことになったのですが、出発の1週間前からずっとそわそわしていました。果たして言葉が通じるのだろうか、香港の宿にたどり着けるのだろうか、ちゃんと日本に帰ってこられるのだろうか・・・。不安と期待が入り混じりながら、出発の日を迎えたのでした。 初めての国際線人生初の国際線フライトだったので、どのように飛行機の予約をしたらよいのかわからず、いつも国

          初めての海外(海外旅行記1 東京⇄香港 2014.1.18-20①)

          旅のお供は「App in the Air」

          昔から、座席に画面がついた長距離飛行機に乗る時は、現在地がわかる「マップ」を観るのが好きです。世界地図の上で出発地・目的地、航路が点と線で記され、自分達の飛んでいる現在地が飛行機マークで表され、いろんな街を通り越しながら少しづつ移動していく…。10時間を超えるフライトの時も、その内の数時間はマップを眺めている時もあるほどです。何故だかわからないのですが、すぐに飛行機マークが進むわけではないのに、じーっと見入ってしまう、なんとも言えない不思議な魅力を感じるのです。 そして時間

          旅のお供は「App in the Air」

          旅。

          初めてのnote投稿となります。ピアニストの西村翔太郎と申します。 生まれは秋田県北部、日本三大地鶏の一つの比内地鶏の発祥地域でもある比内町(現在の大館市)で、その後は父の転勤の都合で宮城・仙台、三重・伊勢、愛知・小牧、埼玉・和光に移り住み、今はイタリアの北部、エミリア・ロマーニャ州(Regione Emilia-Romagna)の州都ボローニャ(Bologna)から電車で25分位のところにあるイモラ (Imola)という街で音楽留学をしています。(コロナウイルスの被害拡大