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全く知らない分野の仕事を任せられたらあなたはどうしますか?

全くこれまでやったことがない領域の仕事をやってみることになった。人材配置がそもそも間違ってない?そんなの無理!という悩みを抱えていませんか?

「そもそも上司がこれを私に任せること自体が間違っている」

そう思うこともあるかもしれません。ただちょっと待ってください。上司や会社もあなたのことを見て、その分野の仕事を任せてくれているかもしれません。任せている背景はちゃんと上司に聞いた方がいいですが、世の中やったことがない仕事に取り組むことの方が多いはずです。そんな時どのような手順で仕事を進めると良いのか?今回はご紹介したいと思います。

早速ですが、どのようにあなたは未知の領域において仕事を進めますか?

「とにかく闇雲に頑張る」「誰か詳しい人にきく」「とりあえず本を読む」いろんな選択肢が考えられるでしょう。

ただやはりわからないことであればあるほど、ある程度目星をつけて仕事を進めていく必要があります。もちろん本を読む、ネットで調べるのもありですが、時間もかかります。一番早いのはその分野のプロフェッショナル(顧問)と一緒に仕事をすることです。そして自分がど素人であり、無力であり、無知であることを正直に彼らに見せて、それでも一緒にやってあげてもいいと思われることです。

ただし彼らとご一緒するには、もちろん自分自身をレベルアップさせる必然性が生じます。伸びしろを感じさせる生徒である必要がありますw

ではどんな生徒であるべきか?

ピンポイントで的をえた質問を顧問の方にできるようにまとめて質問できる場を取ってもらう。この場の前には、必ず質問を準備すること。いい問いが置かれていればいるほど、顧問の方からいただける回答の質も上がります。

もちろん的を得た質問をするためには、学習が必要です。その分野の書籍を5冊ほど斜め読みする。ネットでわからない単語は検索しつつ、質問を考える。これらの時間は必須です。最初はしょうがないにしても、あまりに初歩的な質問をし続けていると、忙しい顧問の方の力を借りることは難しくなるでしょう。

また質問に対する回答をもらったら、次に話す機会までに、自分が実行する宿題を勝手に作り出すこと。宿題としてやってくるので、次〇月〇日の○時にまた宿題を元に話す場をくださいと言っておいて、その日の前日までには宿題をこなしたものを顧問に見せておく。

これを繰り返していく必要があります。余談ですが、これはお客様の課題解決のための手段を勝手に考えてきて、提案するプロセスに非常に似ています。

その結果、知見なき分野の仕事を型にして、あなたからさらにチームメンバーに運用を渡せるようになるはずです。なぜならあなた自身の理解度が一気に引き上げられるからです。あなたもチームメンバーの良き先生となりましょう。ここまでくると、自分自身がその分野の仕事において、チームで改善できる体制を作れているはずです。

顧問の方には、チームでの改善が進んだことにお礼を述べ、実際にチームのKPIの数字改善が進んだことも伝えましょう。

そしてもっと一緒に高い期待値でやりませんか?併走していただくような形ではなくて、顧問の〇〇さん自身が代走するような形で一緒に仕事をしてもらえないですか?と言って口説くとなお良いでしょう。

改善を進める中で、事業の結果に反映される前は、顧問の方に対して、お支払いできる報酬にも限りがあるので、ここであげたようなステップをおくことをお勧めします。

こういうステップを踏むことは、あなたが最低限押さえておくべきことを押さえて、自分より優れた人と仕事をする手助けとなることでしょう!未知なる仕事にも恐れずチャレンジしてみましょう!

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