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おおつちくらし - 8月のこと。|移住定住@いとうしょうた

みなさん、こんにちは◎ 移住定住事務局の伊藤です。

移住定住事務局の業務&農業(Reファームプロジェクト)&各種イベント参加/お手伝いでてんやわんやな毎日で、8月報告が遅れてしまいました。。申し訳ございません。。

8月も色々なことがありました。ありすぎました笑。ではでは、早速8月の出来事をお伝えしていこうと思います◎

■大槌町移住定住メディア「ココカラオオツチ」が完成

新年度がスタートしてから着々と制作を進めてきた移住定住WEBサイトが、やっと完成しました!(9月1日公開ですが8月最終日には完成していましたので8月報告とさせていただきます)

▼大槌町移住定住WEBメディア「ココカラオオツチ」


よくある"行政らしい"移住定住サイトではなく、大槌の人をコンセプトの中心に置いた「やわらかさ」と「あたたかさ」と「おもしろさ」を表現したサイト構成/デザインにしました。

そして、取材記事の作成や大槌のあらゆる情報など、制作にあたって多くの町内の方々にご協力をいただきました。本当にありがとうございました◎ 

なお、このWEBサイト制作は、ほぼ移住定住事務局のメンバーで制作しています。それは、地域活性化において外の人材・スキルを入れていくことはもちろん大切である一方で、外の人材・スキルだけで固めたチームでは本当の意味で地域は持続的に育たないと私は思うからです。だからこそ、時間がかかっても、ヤキモキすることがあっても、地域に根を張る私たち移住定住事務局のチームで作り切ろう、と決めました。

今回の制作で、移住定住事務局は一つ大きく成長できたと思います。僕自身もプロデューサー/ディレクターとしてたくさんの学びや気づきもありました。この経験を糧にして、今後も様々なクリエイティブ(制作物)やプロジェクト企画を実行していきたいと思います!

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■関係人口創出PJの企画準備

移住定住事務局の主力事業として位置付けている「関係人口創出事業」。WEBサイト制作もやっと落ち着いてきたこと、事務局のチーム基盤が少しずつ出来てきたことから、今後より力を入れていこうと思っています。やりたいこと・必要だと思う関係人口企画はたくさんありますが、チームの状況や町の反応を踏まえ、段階的に(戦略的に)企画を実行していこうと考えています。

最初に手がける企画としては、「町内のあらゆるコンテンツを自由にカスタマイズできる ”えらべるふるさと体験プラットフォーム”」を考えています。私たち移住定住事務局が ”まちのハブ” になり、あらゆるコンテンツ・資源を有機的につなげていきます。現在進行形で色々な関係者の方々へお話をさせていただきながら、実際に必要となる資材の制作なども進めています◎

プレ公開(モニター募集)は11〜12月頃本公開は3月頃を予定しています。みなさん、お楽しみに◎

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■県版の移住ビジュアルブック制作に向けて

県が制作を進めている、県版の移住ビジュアルブック制作に移住定住事務局として協力させていただいています。今回は沿岸地域の市町村の移住コーディネーターが集まり、地域の魅力を表現する絵カルタを発表しあうワークショップを行いました(8月5日)。

沿岸地域といえど、各市町村によって特色や魅力は様々で、移住定住支援を行う者として新しい学びや視点を得ることができました◎

また、各市町村の移住コーディネーターの方々とつながりができることも、とてもよい機会になりました。今後、何かしら一緒に連携していけるといいなと思いました。

■未利用地(空き地)活用検討会への参加

役場の産業振興課からのお誘いを受け、移住定住事務局から数名ほど「未利用地(空き地)活用検討会」へ参加させていただきました。第一回目(8月5日)として、町内の未利用地の状況/活用事例の紹介/活用案の検討・ワークショップなどを行いました。

移住定住事務局としても空き地の活用促進などに向けた取り組み・スキーム構築は取り組む議題の一つではあるので、今回の”産業振興面”からの未利用地活用についても知識を深めていきたいと思います◎

■おおつち広報への常設ページ設置に向けて

この度、おおつち広報へ移住定住事務局の常設ページを掲載していただけることになりました! その第一弾が9月からということで、記事構成やコンセプト、ロゴデザイン、記事内容についてミーティングを重ねました。

まずは移住定住事務局についての紹介をメインに掲載することとなり、取材等も行っていただきました。掲載された9月号はみなさんに配布されていると思いますので、是非見てみてください◎(内容についてのお話は9月報告で改めてお伝えできればと思います)

今後も、移住定住に関する情報や発信をわかりやすく掲載していきたいと思っていますので、引き続きよろしくお願いします!

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■移住定住ガイドブック(仮称)の制作

WEBサイトの制作が一段落したこともあり、次は手元に持てる媒体として「移住定住ガイドブック(仮称)」の制作を進めています。

WEBサイトとガイドブックはそもそもターゲット(見る人のタイプ)が違ってくるため、そこを踏まえた内容や構成を考えていかなくてはいけません。加えて、すでに公開されているWEBサイトや移住定住事務局としてのMVV(ミッション・ビジョン・バリュー)を踏襲した内容へ落とし込む必要もあります。

また、各市町村でも似たような移住定住系の冊子は数多く制作されています。そこと同じような作りや構成にしていては差別化は難しく、移住検討者の手元へ渡ることは少なくなってしまいます。

そのあたりのことも考慮しつつ、現在制作や情報収集を進めています。みなさんにお見せできるのは12月頃になると思いますので、是非お楽しみに◎

■委嘱状交付式へ参加

新たに着任した地域おこし協力隊の委嘱状交付式へ参加してきました。9月現在、大槌町地域おこし協力隊は計20名2期目にしてこの数はかなり異例だと思います…!(おそらく県内、いや東日本一かもしれません笑)

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採用戦略の策定や採用プロモーションの企画/実行を行っている者として、大槌町を移住先に選んでくれたこと、とても嬉しく思います◎ そして、これからはその「ちおこ」たちが3年後にどのように定着していくかをサポートしていくこと。それも移住定住事務局としてのミッションの一つです。

そのための施策として、近々、あるコミュニティを立ち上げることにしました。「ちおこ」の定住を見据えた取り組みでもありつつ、地域住民や学生、地域企業も一緒に盛り上げていけるような実践型コミュニティにしていきたいと思っています。

10月初め頃にまずはスモールで初めていこうと思っていますので、お楽しみに◎

■陸前高田市「高田暮らし舎 さま」「SET さま」へ視察

8月10日に、陸前高田市で活動されている「NPO法人高田暮らし舎」さま、「NPO法人SET」さまの視察へ行ってきました。

高田暮らし舎さんは、私たち移住定住事務局と同様に移住定住促進事業を主に行っており、私たちからすれば先輩にあたる方々。どういう経緯で団体が立ち上がったのか、どのような段階を経て今のような複数の事業展開を行えているのか、空き家の利活用から移住相談者を増やすポイントなど、本当に学ぶことが盛りだくさんでした。

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SETさんは、今後私たちも注力していきたいと考えている関係人口創出事業を先進的に取り組まれており、特に若者を地域に呼び込み良い意味で地域全体をかき混ぜていくことに強みを持っている団体です。

大槌町も最近「ちおこ」が増えてきていることもあって若者が少しずつ増えてきたかなと思いますが、まだまだその数は微々たるものです。大槌町にも若者やよそものを呼び込むことで、地域が盛り上がる仕組みを考えていきたいなと思いました◎

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■移住コーディネーターに登録されました

県の移住サイトに掲載されている各市町村の「移住コーディネーター」に登録をしていただきました。

これまで県内の2市町村だけが掲載されていないうちの一つが大槌町だった(笑)ということもあり、移住定住事務局が設置されたことを機に登録していただくことにしました。

今後、県の方々とは様々な形で連携しながら移住イベントや相談ブース出展などを行っていくことが増えてくると思いますので、良い機会だったのかなと思います◎

▼こちらに掲載されています。

■移住相談イベント「いわておかえりプロジェクト」へ出展

8月13〜14日に盛岡市のフェザン一階で、移住相談イベント「いわておかえりプロジェクト」に参加させていただきました。移住定住事務局としては初の移住相談ブース出展となりました。

お盆で帰省されている方々を対象にしていたこともあり、じわじわと相談に来る人が。二日間の合計で約20名の方々と移住相談を行うことができました◎

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■複業組合の設立に向けて

複業組合の設立に向けて、役場担当者と少しずつミーティングを重ねています。複業組合とは「特定地域づくり事業協働組合」のことで、簡単に説明すると、地域内限定の派遣組合のことです。季節労働者が複数の業種にまたがって業務を行える仕組みをつくることで、通年雇用で安定した収入を確保することができるという仕組みです。

全国的にも組合は増えてきていますが、先進的に行っている海士町や小国町は特に有名です。この制度は活用の仕方によっては単なる派遣会社になってしまいますが、制度構築やブランディングをしっかりと取り組んでいけば、地域の仕事を創出するトリガーにもなると私は思っています。

来年度の立ち上げに向けて、引き続き役場担当者と打ち合わせを重ねていきたいと思います◎

■「お試しちおこ」のアテンド/「インターンちおこ」希望者との面談

移住定住事務局は「お試しちおこ」「インターンちおこ」の受け入れ対応やアテンドも行っています。8月〜9月はお試しもインターンもどちらも希望者が多く、面談やスケジュール調整に一時期明け暮れていました。

現在進行形ですが、9月からインターンが移住定住事務局だけでも3名も活動しており、正直かなりてんやわんや状態です。笑 でも、せっかく大槌町を選んでインターンに来てくださっているのだから、できる限り本人が実現したいインターン生活ができるようにサポートしていきたいと思います!

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■農村漁村発イノベーション研修へ参加

先月から引き続き、「いわて農山漁村発イノベーション」研修に参加しています。今月は商品開発のポイントや法律面の注意点についてをメインに学びました。

第一線で活躍されている方のお話だけあって学ぶことが大変多く、充実した時間となりました。今後は実地研修も控えているので、自分の実現したい事業に活かせることをどんどん吸収していきたいと思います◎

■(株)富川屋さんのプレゼン研修へ参加

8月29日・30日に株式会社富川屋の富川さんを講師に迎え、プレゼンテーション研修を実施していただきました。私は事務局スタッフということもあり、両日ともに参加させていただきました。

プレゼン資料の作り方のポイントはもちろん、あえてシンプルにまとめることの意図、プレゼン相手にあわせた内容・伝え方、より理解度が深まる構成の順番など、目から鱗の講座内容ばかりでした。

これまで職業柄、プレゼンは人よりも多くやってきたと自負していますが、独学でやってきたこともあり、今回のような機会で改めて基礎から学びなすことができて大変ためになりました◎

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■九戸村さまの視察対応

同じ岩手県の県北地域に位置する「九戸村」さんが大槌町へ視察にいらっしゃるとのことで、移住定住事務局および地域おこし協力隊として意見交換会に参加させていただきました。

九戸村は大槌町と同時期に地域おこし協力隊制度を導入されたこともあり、特に地域おこし協力隊の制度構築や仕組みづくり、定住に向けた取り組みなどについて意見交換をしました。

このように、県内の様々な市町村とノウハウを共有しあいつつ、岩手県全体で移住促進・定住促進に取り組んでいける仕組みをもっと作っていきたいなあと改めて感じました。

■伊藤、農業はじめるってよ。 【8月】

8月になって夏野菜が本領発揮をしてくると同時に、雑草たちとの戦いでもあるこの季節。泣 本業の傍らやっていることもあって、毎朝5時起きで作業、日中は仕事、夕方早めに帰宅して日が暮れるまで作業、深夜か早朝に残りの仕事を、というルーティンが定着してしまったことがいいのかわるいのか。。笑

それでもやると決めたからにはやりきりたい性分だし、農業は好きだし、何より、まったく大槌に縁のなかった私が移住してきて、耕作放棄地を借り、畑に再生させ、少しずつだけど畑を増やしているというこの「実践力」をみんなにも見せていきたい。「やってみる」をもっとハードルの低いものにしたい。チャレンジにあふれる町にしていきたい。チャレンジに寛容でみんなで支え合っていける仕組みをつくりたい。「本物の共助」「みんなでみんなのために」を形にしていきたい。

そんなことを思いながら、黙々と土に日々向かっています。

今年度は試験の一年と割り切っています。お金にしようとは当初から思っていません。ちゃんと事業として取り組んでいくのは、来年度から。そのために、どんな品種が大槌の気候にあっているのか、どんな品種が有機栽培と相性がいいのか、日照時間や風の強さ、気温や寒暖差、発生しやすい害虫、害獣対策など、全てが来年への布石になると思っています。

今年の秋冬から、試験的に野菜を少し販売してみようと思っています(本格的な販売は来年度からを予定)。カラフル野菜を中心としたスーパーなどでは手に入りにくい野菜(しかも有機野菜)を育てています。もし興味のある人がいたらお声がけください◎

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新たに畑を借りました◎(before & after)
これからハウス2棟での栽培も追加でスタートしていく予定です!

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