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おおつちくらし - 5月のこと。|移住定住@いとうしょうた

みなさん、こんにちは ◎
おおつち ちおこ として移住定住事務局で活動している、伊藤です。

気づけばもう6月後半。
業務も色々なことが本格的にスタートし始めたり、休日はイベントへの参加なども重なり、あまりの繁忙で報告書の提出が遅くなってしまいました。。申し訳ございません…!

ということで、色々あった5月を簡潔かつスムーズに(?)お伝えしていこうと思います。では、どうぞ。

■移住定住WEBメディアの制作がより本格的に

9月本公開に向けて絶賛制作を進めている 移住定住WEBメディア「ココカラオオツチ」。4月にプレ公開したWEBサイトを大きく刷新する作りになることが予定されている(というかそういう作り/見せ方をする企画にしたのは自分 笑)だけあって、情報集めから構成決め、デザイン制作に至るまで事務局メンバーでの対応事項は盛りだくさん。

だからこそ、その線引き/道づくり/指示管理をする プロデューサー/ディレクター という存在はとても重要。そんな役割を担っているだけあって、身が引き締まる思いで日々対応をしています。

WEBサイト制作のラフ案制作

PCが一つあればどこでもいつでも業務ができるような私の仕事(企画制作/クリエイティブ制作)。正直何をしているかお伝えしにくい(笑)ので、ここで少しクリエイティブ業務の作業を一部をお見せしたいと思います◎

WEBサイトの全体方針/ターゲット(ペルソナ)/デザインテイストなどについて何度もブレストを重ね、上記のような形でWEBサイトのラフ案を構築していきます。それぞれの項目/内容構成にはすべて意味があり、サイト閲覧者がどのような思考で、順番でコンテンツを見ていくか。そして、最終的な目標(資料請求や移住相談へのお申し込みなど。これも最初に設定が必要)を達成するために、どのような誘導構成/仕組みを仕込んでいくか。そのような「UI /UX(ユーザーインターフェイス/ユーザーエクスペリエンス)」「WEBマーケティング」の視点も組み込んだうえで、【成果を出せる】【持続的に育てていける】WEBサイトを制作していきます。

つくることが成果ではない。はじめることも成果ではない。
目標を達成する、価値を生み出すことが成果である。

これからもその精神で、” やった感 ”だけで終わらない企画やクリエイティブを生み出し育てていきたいと思っています。

公式SNSも運用中!
大槌の暮らしをリアルに届けています。

■ワーケーションプログラム@新潟県妙高市 への視察

「移住定住の推進」という抽象的な大目標を達成し続けていくことが移住定住事務局のミッション。そのための具体的なアクションの一つとして、【関係人口の創出】についての企画を色々と構想しています。そのための学びを深めるために、前職からお付き合いのある「特定非営利活動法人しごとのみらい」の竹内さんが活動されている新潟県妙高市へ視察に行かせていただきました。

妙高は自然もアクティビティもラーニングも豊富。
ワーケーションには最適すぎる。
妙高高原駅

グリーンツーリズム協会と連携してワーケーションプログラムに力を入れている竹内さん。個人的には「ワーケーションといえば妙高」という認識があっただけあって(笑)、実際に体験してみると学ぶことだらけでした!

全国的に観光主体のワーケーションが多い中、実務に活かせるようなワーケーションの構築に特に注力されていること。その構想を形にしていくまでに地域の方々との地道なコミュニケーションやトライアンドエラーの積み重ね。流行りよりも本質を見定め、自分を信じ、自芯を貫く姿勢。そのような竹内さんと妙高市の想いやビジョンに触れ、自分が「ワーケーション」に感じていた妙な違和感みたいなものが晴れていくのを感じました。(この経験をきっかけに、僕は確実に妙高市のファンになったと思います。また近々行ってワーケーションしたいなあ)

学びを深め合う二日間。

この経験と学びを活かし、現在、”おおつちのみらい”を見据えたワーケーションプログラムを企画準備中です。リリースまで乞うご期待を!

■お試しちおこのアテンド/対応

「実際にちおことして着任した場合にどのような暮らしができるのか?」「自分が一緒に活動するかもしれない受け入れ事業者・他ちおこメンバーはどんな人たちだろう?」などの不安/疑問を実際に大槌町へ来ていただくことで解消し、よりマッチ度を深めていく【地域おこし協力隊お試し制度】

その仕組みを活用して町へお越しいただいた方を、地域おこし協力隊事務局と連携しながら、賃貸物件のご案内や移住に関する疑問の解消を行なっています。

移住を検討するって、人生にとってとても重要な決断でもあります。だからこそ、一緒になって移住の検討段階から考えていくこと。大変だし工数だって正直かかるけど、大槌でともに幸せに暮らしていけるように、僕たちができることは何でもしていきたいなと思っています◎

町内の民宿さんでお食事を。
豪華すぎる!笑


■ちおこインターン 橋本くん 活動スタート!

5月から移住定住事務局に ちおこインターン として「橋本航(はしもとわたる)」くんが活動をスタートしました。仙台市の大学で建築についてを学んでいたことを活かし、空き家や空き地の利活用、そこに関係人口をどのように絡めていくかを私と一緒に企画/実行していく担当になります。

着任早々からブレストを何回も重ね、やっと企画構想が形になってきました。今後夏〜秋にかけて、実行に向けての準備を進めていきますので、もしわたるくんを見かけたら声をかけてもらえると嬉しいです!

取材対応を受けるわたるくん(右)。
おしゃれさんです。


■「TURNS」取材調整/対応、「ソトコト」誌面掲載/WEB掲載

まだ立ち上がって約半年ほどの移住定住事務局ですが、ありがたいことに、地域活性化界隈のメデイア・雑誌で特に有名な「TURNS(ターンズ)」から取材をオファーをいただきました。

題材は「ワーケーション最前線」。移住定住事務局でちおこインターンとして活動しているわたるくん(上記)を取り上げた記事を制作していただきました。
6月20日に発売された最新号にて掲載されていますので、是非ご覧いただけると嬉しいです!

取材の様子①
取材の様子②
取材の様子③

さらに、4月に開催しました復興庁さまとのオンラインイベントでの様子を、またまた地域活性化界隈ではメデイア・雑誌で特に有名な「ソトコト」に掲載いただきました。「大槌の暮らしと生業の魅力を知る」というテーマで町長や先輩移住者などを交えたクロストークが展開され、大変良いイベントとなりました。最新号の7月号に掲載されていますので、こちらも是非ご覧いただけると嬉しいです!

TURNS と ソトコト

■「SMOUT」オンラインイベントへの出展準備

移住マッチングサイト「SMOUT(スマウト)」が主催のオンラインイベント「みんなの移住ウィーク2022」にお声がけいただき、参加させていただくことになりました。

テーマは「人も地域も巡る(循環する)仕組みや世界観をつくりたい」
6月17日(金)にオンラインライブ配信&収録をさせていただきましたので、その様子については6月の報告書で改めてお伝えさせていただきます!

■関係人口創出プロジェクトの企画構想

上記にも関連するのですが、現在、移住定住事務局として「関係人口創出プロジェクト(仮)」の企画構想を進めています。新しくメンバーに入ったわたるくんとともに、大槌町と様々な関係・つながりを生み出していける仕組みづくりを考えています。

僕が着任当初から強く伝え続けてきた、「大槌町には関係人口創出のポテンシャルが他地域よりも高い」というところに、やっと本腰を入れて着手していける段階にきました。今後、さらにアクセルを踏んでいきたいと思います!

■伊藤、農業はじめるってよ。【5月】

5月に入り、おそらく農家にとって一番忙しい季節に入りました。土づくり、種まき、苗植え、日々の管理などなど。たぶん、5月の休日と平日朝はすべて農業をしていたんじゃないかくらい畑仕事をしまくっていました。笑

地域の方々と談笑したりも。
小昼にアイス。最高。
畑は空気がうまい。
きゅうりとトマトを植える準備。
スティックブロッコリーたち。

農業は、正直大変です。

種まきや苗植え、草取り、水やりは農作業のほんの一つに過ぎません。毎朝毎晩ちゃんと育っているかを確認し、虫が出れば地道に駆除し、病気になっていないか気を払い、育ちが良くなるように追肥や支柱立てや誘引とかもしないといけない。他にもあげられないくらいやることは盛りだくさんです。

それでも、農業がイヤだと思ったことは一度もありません。

それは、手をかければかけた分だけ野菜たちは素直に応えてくるし、その手塩にかけた野菜をみんなが笑って美味しく食べてくれるから、嬉しくて楽しくて仕方ないんですよね。

そして、この耕作放棄地の再生をきっかけに「Reファームプロジェクト」という新しいつながり・コミュニティが、少しずつだけど育ってきています。これがいつか、居場所がほしいと思っていた人の居場所になるように、そして、地域の豊かさを向上させていくために必要なつながりや地域事業を生み出していける仕組みへ育てていけたらと、本気で思っています。

それが、きっと、移住定住の本質的な解へとつながっていく、と僕は信じています◎

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