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HSS型HSP気質を持つ人に海外好きが多い理由を考える-HSS型HSPの方が自分に最適な環境を探すヒント-


1. あらすじ

はじめまして。
HSS型HSPの気質を持ち、大手SIer勤務、現在30代中盤でプロジェクトマネージャをしているShotaと申します。

これまでの人生で私は刺激に敏感なわりには刺激を追究する性格で疲れやすく生きずらさを感じてきました。

一方で、30歳手前で1年間仕事で海外で働いた経験があり、そのときは生きずらい感覚はまったく無く自由にのびのびと仕事できたという実感がありました。

今回は、自分の経験を元に、「HSS型HSP気質を持つ人に海外好きが多い理由」を考えてみたいと思います。本記事が生きずらさを抱える人の環境を選択するときのヒントになれば幸いです。

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2. HSS型HSP気質の特徴

新しい経験や情報を求め、よく外に出ては人と関わりますが、非常に敏感なので結局いつも傷ついてばかり。刺激は欲しいけれど傷つきやすい特徴があります。

具体的には、例えば以下のような相反する性格を内包していたりします。

<HSS型HSP気質の特徴>
①刺激は求めるが ⇔ 外に出ると疲れる
②やる気満々で物事に取り組んでも ⇔ 飽きやすくゴールにたどり着けない、たどり着けなくて自己肯定感が下がる
③やらなきゃわからないと思うが ⇔ いろいろ想像すると踏み出せない

3. 海外好きが多い理由を考える

HSS型HSP気質の方に海外好きが多いのは、海外の言語や文化などの環境が、HSS型HSP気質の短所を消し長所を引き出しているからだと思っています。

先述のHSS型HSP気質の特徴から長所と短所を整理すると以下のようになります。

<HSS型HSPの長所と短所>
①いろいろな事に挑戦する(長所) ⇔ 刺激に敏感で疲れやすい(短所)
②積極的に物事に取り組む(長所) ⇔ 飽きやすくゴールにたどり着けない、たどり着けなくて自己肯定感が下がる(短所)
③新しいことに挑戦する意欲がある(長所)
⇔ いろいろなことを考えすぎて結局挑戦できない(短所)

短所を消し長所を引き出す海外の特徴は、例えば以下が挙げられると思います。

<短所を消し長所を引き出す海外の環境の特徴>
①言語が日本語ではないため相手の何気ない一言が直接心に刺さらない。そのため刺激に敏感で疲れやすい短所が消えいろいろな事に挑戦する長所が活きやすい。
社会が提示するルールが少ない、そのルールから外れた人を排除する文化が無い。そのため飽きやすい短所を「飽きっぽくて続かない人はダメ」にはならず自己肯定感が下がることもない
(日本では、会社にはスーツで行かなければならない、学校には髪を染めていってはならない、女性が料理を作るべきだ、、など無数のルールで溢れています)
新しいことに取り組むことを否定する文化が無い。そのため自分の挑戦したい意欲の通り行動しやすく心地よく過ごせる。
(日本では、特にYoutubeなんて稼げないからやめなよ、、など特に新しいことを否定する文化あり。)

4. 自分に最適な環境を探すヒント

経営コンサルタントの大前研一さんは人間が変わる方法は以下の3つしかないとおっしゃっています。

①時間配分を変える
②住む場所を変える
③付き合う人を変える

私もHSS型HSPの気質を持ちつつ30歳手前で1年間の海外赴任を経験し②の影響の大きさを実感しました。

すべての人が今すぐ実行できるものではないですが、HSS型HSPの方が自分の長所を存分に発揮するための一つの選択肢として、「海外で暮らしてみる」、ということも視野に入れてみていただけると良いのではないかと思いました。

本記事が生きずらさを抱えるHSS型HSPの方の参考に少しでもお役に立てれば幸いです。

最後まで本記事をご覧いただき、ありがとうございました。


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