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「不足」に関する論

どうもShoSeiです。
僕のブログを読んでいる変わり者の皆さん、いつもありがとう。

今回は「不足」について。

この不足というのは物質の不足というよりかは、「心が満たされない感覚」っていう感じ。

例えば自己肯定感と呼ばれているものとかが「自分には不足している」と感じる人は読んでみて欲しい。「不足感が不足している」人も読んでみて欲しい。

つまり、全員ってこと。


とは言っても、読んで参考にするか否かは貴方の勝手なので自己責任でよろしく。(笑)

今回は心の不足の代表例として、主に「自己肯定感」を軸に話していくが、それ以外にも通ずる話だから頑張って自分に転用してみてね。

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そもそも不足という感覚は、「無くてはならない」という固定観念を根っこに枝分かれした感覚だ。

人は食べなきゃ苦しいし死ぬから食べ物を求める。ただ、当然の事ながら目に見えないものは別に無くても死なない。

逆に言えば心が感じるの不足というのは中々に贅沢な部類の不足感であると言える。お腹が空いて死にそうな時に「こんなに空腹に我慢してるの誰か褒めてくれ」なんて思わないからだ。(特に日本では)物質的にかなり満たされつつある世界だからこそ、傲慢な人間の悩みは次の段階にいったということだろう。

「無くてはならない」と思っているもは、「元々無かったもの」なんだ。


「今の時代には無くてはならないだろ!」と声を上げる人はいるかもしれないが、繰り返すがそれは傲慢だ。

あればあるで良いものなんだろうが、無くてはならないという事は絶対に無いと僕は断言する。この世界には様々な要因からどうしても自分を肯定することが困難な人間もいる。「無くてはならない」という考えはその人を否定することに他ならない。自分自身で自分自身を肯定できない人間を、世界まで否定するようなことがあってたまるか。

特定の状況下で必要になるものを、人々をその特定の状況に押し込んで必要と思わせる行為はやめにしよう。

「無くてもいい」


あくまで僕の勝手な意見だが、僕が言いたいのはこれだ。別に「無くなれ」なんて思っちゃいない。

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前提を見直したところで本題にいこう。

無くてもいいのは分かっても、結局は「それでも不足したくない!」と駄々をこねるのが人間だ。僕はその傲慢さが大好きだし、僕自身も傲慢で可愛い存在でいたいと思う。

とりあえず、結論から述べよう。

心の面においてのあらゆる不足は、半分以上が「睡眠不足」と「運動不足」と「勉強不足」だ。


親からの愛情とか、色々あると思うが、いつまで経ってもそんなこと言ってても仕方ないでしょ。ある程度の年齢になったら諦めよう。

睡眠不足と運動不足に関しては、同じことを言っている。「結局、身体が健康なのが最強」ってことだ。単純に余計な心配事が減るのもポイントが高い。人はお腹が痛くてうずくまっている時には、道端の可愛らしい花には気付けない。

身体の健康は、限りなく直接的に心の健康に繋がる。例えばどれだけお金が無くても健康なら働くという選択が出来る。選択肢の1つに「まあ、どうにかなるか」と思えるものがあるだけで、かなり心の均衡は保たれる。そして身体の健康は大体のことをどうにか出来る高い可能性を秘めている。

自分の身体が持っているポテンシャルは、わざわざ衰えさせない方がいいっとことだ。

もうそこに財産はあるんだ。


そして、勉強不足というのは「何種類の絶望を知っているか」とも言える。つまり視野が狭いと不足を感じやすいということだ。

よく「青空を見てると自分の悩みなんてちっぽけなもんだ。」と言っているオシャレ風大学生がいるが、言っていることだけは正しい。

人は生まれながらに様々な絶望を抱えている。時に幸せ過ぎることも絶望になったりするんだから、それは仕方ない。絶望は無限種類だ。

その中には当然「自分の経験したことの無い絶望」というのが存在して、それを言い換えれば「自分には足りている」ということになる。目が見えない人からすれば殆どの人類は視力が“足りている”し、僕からすれば殆どの人類は厳格さが“足りている”。

絶望の種類を知れば知るほど、自分がどれだけ足りているのかが分かるだろう。こんなに足りてるんだから、何かしらが不足しているのは当たり前過ぎるんじゃないか?


無いものにばかり目を向けるのは、本人の勝手だから好きにすればいい。だが、「あれが無い、これが無い」と言ってアピールをしても意味が無い。不幸アピールは日本人の得意技だけれども。

出来ればこのブログを読んでくれた貴方に「自称不幸」にはなって欲しくない。不足にばかり目を向けて欲しくない。その行為は自分の不幸と向き合うことと大きく異なる。

自称不幸は、自称不幸同士で群れを成し、傷を舐め合い、傷の深さでマウントを取ってくる。傷が浅かったり傷が治って前に進もうとする人を排除し深い傷をおわせようとしてくる。

言い過ぎかもしれないが、こういった絶望を味わったことのある人はいるはずだ。僕の日本語が通じる人にだけ届けばいい。

大丈夫、僕も貴方も意外と足りてる。


見る景色は見る人によって変わる。


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最後に宣伝を失礼。


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