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ドッグトレーナーから学んだこと

ドッグトレーナーのしつけの理論が学びが多かったのでシェアします。

愛犬の困った行動

私には、愛犬がいて、これが、本当に、かわいい。寝る姿、食べる姿、走る姿、甘える姿、そのどれをとっても、どの角度から見てもかわいい。どんなに辛いことがあっても、この子をなでるだけで、辛い気持ちが見事に溶けていきます。

でも、困ったところもあって、ほかのワンちゃんを見ると遊びたくて吠えてしまうのです。ずーっと吠えていて、ドッグランなどではそれを怖がる子もいて(挨拶ができると吠えるのが収まるのですが、遊ばないとずーっと吠えます。)、その飼い主さんの眉を細める横で、わが子を引き離すということもしばしばありました。

たまりかねた妻から提案を受け、ドッグトレーナーに預けることを検討することになりました。でも預けるとなると3か月くらい預けっぱなしであんまり会えなくなるらしいんですね。それは私にはとても耐えられません。断固拒否です。私にとって愛犬と一緒に寝ることがこの上ない幸せなのです。

しかし、妻の意思はとても固く、結局ドッグトレーナーの話を聞きに行くことになりました。私は仕事で一緒に行くことができなかったのですが、後で妻から話を聞きました。そこで聞いたドッグトレーナーのしつけの理論がとても学びが深く、納得のいくものだったのです。

飼い主の言うことを聞くこと>悪さをすること

そのドッグトレーナー曰く、犬をしつけるには、悪さをすることよりも、飼い主の言うことを聞くことの方が楽しいことだと思わせるようにすれば、自ずと悪さに興味がなくなり、悪さをしなくなるようになる、とのことでした。

これは私にとって目から鱗で、しつけるには、飼い主と序列をはっきりさせて、いわば上下の関係を作ることが重要なのではないかと思っていました。そして、このしつけの理論は、人間にも当てはまるんじゃないかなぁと思います。

コミュニティの社会矯正機能

犬と人間を並べるというのは不謹慎だという批判を敢えておそれず言えば、何か良くない行為を矯正するには、畏怖させて制限するのではなく、むしろ、それ以外のことに目を向けさせ、そこに熱中させる、そして、矯正したい行為に興味を失わせる、というのが有効だということです。

私の家の近くには、不良のたまり場のような広場があり、夜な夜な不良が集まって少しうるさい思いをしてるのですが、彼らも他に熱中できるようなことや熱中できることがある場を失っているのではないか。そう思うのです。

そうして考えてみると、佐渡島さんの著書で言うところの静かな熱狂のあるコミュニティを作るというのは、行き場を失った社会の興味を吸収し社会にある良くない行為を減らしていくという社会矯正機能があるのではないかと思います。

こうやって良いコミュニティの持つ性質なり機能なりを一つ一つ考えていくことはコミュニティというものの輪郭をとらえるのに有効なことのように思います(佐渡島さんの著書を読んでからコミュニティ脳ともいうべき状態になっており、この状態を利用して、今はコミュニティについて敢えて考えておきたい。)。

愛犬騒動、その後

このトレーナーさんの話を聞いた妻は、自分に興味を向けるには、預けっぱなしにするのではなく、家でトレーニングした方がいいと考えるに至り、結局、通いでトレーナーさんの指導を受けることとなりました。こうして、愛犬と一緒に寝る日々は失われずに済みました。本当に良かった。

愛犬にとって魅力的な飼い主にならないといけないな、とも思える、素敵な話を聞けて、ドッグトレーナーさんに感謝しています。

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”WE ARE LONELY, BUT NOT ALONE.”を読んで:佐渡島康平さんへ宛てた感謝の手紙

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