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デンマーク滞在記録2【森が生活に溶け込んでいる】
どうも!
現在、デンマークでの生活で2週間ほどが経過しました。
7月ではありますが、出かける時はマウンテンパーカー的なアウターが必須になっております。
想像以上に涼しい、というか寒いのでびっくりしていますが、基本家の中は半袖で過ごせるくらいの気温なので過ごしやすいです。
ちなみに今年の夏はいつもよりも少し寒い日が続いているようです。
![](https://assets.st-note.com/img/1721046143479-tOyyYbCcSQ.png?width=1200)
しかし、こんな中でもデンマークの方々は半袖でいることも普通です。
さて、2018年から(コロナ禍中も含め)毎年、1~2回程度はデンマークに訪れていましたが、今まではフォルケホイスコーレを軸にした連携や様々な学校への見学などを中心に組んでいたためかなりタイトに回っていたわけです。
今回は暮らしの中に入り込みながらデンマークでの生活を体感している感じ。
特に今は夏休みシーズンということもあり、多くの人たちがお休み気分で過ごしていることが感じられ非常に穏やかです。
フォルケホイスコーレの見学の際には見えてこなかった、当たり前の生活に触れられているのが今回の滞在の面白みとなっています。
特に、僕らの住んでいるエリアはとても自然が豊かなエリアで、農村部なのでそういった生活に触れられていることは個人的にとても嬉しいです。
![](https://assets.st-note.com/img/1721048217994-2N7xx0mJ2K.png?width=1200)
生活していると、森の多さには本当に驚きます。
もちろん、日本も自然は豊かなのですがデンマークはオープンスペースとしての森が非常に多く、標識などでも木のマークで休憩所が表示されているくらい日常に浸透しています。
![](https://assets.st-note.com/img/1721048701277-iXyPrAANx4.png)
日本だと自然は多くとも私有地になっており、基本は勝手に入ることはあまり歓迎されない雰囲気があります。また、入っていいのかどうなのかがわからないエリアがたくさんあるという印象です。
さらに、森の中にはシェルターと言われる屋根付きの休憩スペースなど、子ども向けの遊具なども設置されているところもあり非常に森の中での滞在を充実してくれたものにしてくれています。
一緒に住んでいるファミリーの長男は、自分の家の近くの森の中にシェルターを作っており自分の部屋ではなくそのシェルターで就寝することもあるようです。
これすごくいいなと思いました、長男くんは帰ったらこんなのを家の近くに作ると話していました。僕も一緒に作りたいと思います。
![](https://assets.st-note.com/img/1721049108787-VaV3RhwAMe.png?width=1200)
「いやー昨日は超寒かったわ。ちょっと今日はもういいや」って感じでした笑
前回の記事でも書きましたが、公共空間という前提の上で、空間の中に自分のスペースを確保するのが非常に上手だなと思いますし
そういう空間的な余白があることが生活の質の上ではとても大切なことなように感じます。
近くの森を散策して帰ってきたら、
「マッシュルーム取ってきた?」と聞かれました。
きのこって非常に収穫するの難しいはずなのに、当たり前にそういうことがわかっているのってすごいな〜と思いました、と同時に異国のキノコを何の知識もなく収穫するほど強心臓ではないのも事実。
でも、次回はもう少ししっかり観察してみようと思います。笑
今回は、生活に当たり前に存在している森について少し切り取ってみましたがデンマークでの生活の根底にあるセットアップされているものは音楽と絵画とものづくり、自然、そして物語(のように感じています。)
生活の基礎OSとして上記を含んだ圧倒的な身体性を伴った文化的な厚みのある生活をもう少し体感しつつ楽しんでいこうと思います。
触発されて絵を描きました。
それでは。
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