集中力を養う【令和6年度入学式校長式辞】

本日＜令和6年（2024年）4月9日＞、入学式を挙行しました。
新入生の皆さん、ご家族の皆さま、ご入学おめでとうございます！これから3年間、どうぞよろしくお願いいたします。
希望に満ちた新入生の皆さんが、一人ひとり名前を呼ばれると、とても元気よく「ハイ！」という返事をして起立をする姿がとても清々しく、清新のエネルギーを感じました！
新入生の飛躍を願い、エールの気持ちを込めて「集中力を養う」というテーマで式辞を述べました。

1）希望あふれる新入生を歓迎

桜も満開の頃となり、ここ大庭宮山も春の深まりを感じる今日の佳き日、学校法人淞南学園 立正大学淞南高等学校令和６年度入学式を挙行いたしましたところ、
ご来賓の皆様には、ご公務ご多端の中ご臨席を賜わりまことにありがとうございました。高いところからではございますが、厚く御禮を申し上げます。
また、ご家族の皆様、本日はお子様のご入学まことにおめでとうございます。大切にご養育なされたお子様を本校にお預けいただき心より感謝申し上げます。これから3年間、本校の教育活動にご理解とご支援を賜わりますようお願い申し上げます。

さて、新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。数ある高校の中から本校を選び、全国各地から入学してきた希望溢れる皆さんを、学校を代表して心より歓迎いたします！

本校は礼儀正しく親切をモットーに、高い目標に向かって互いに応援し応援されながら成長していく良き校風があります。

昨年、野球部は甲子園に出場しました。

また、サッカー部もインターハイ、選手権大会共に島根県代表として出場しました。

その他に、射撃部、マーチングバンド部、ｅスポーツ部も全国大会に出場しています。全校の90％以上が部活動に所属しており、みんなで活気あふれる学校生活を送っています。その延長線上には、夢を叶えてプロ選手になった卒業生も少なくありません。

今年度、新たに女子バスケットボール部を創部しました。他の部活動と同様に女子バスケも学校全体でサポートしていきたいと考えています。

2）集中力を高めよう！

今日から高校生活をスタートさせる皆さんに、これからの３年間を実りあるものにする秘訣を一つ紹介したいと思います。それは「集中力を養う」ということです。

集中力とは「一つの事柄に意識を向けて専念する力」のことです。
勉強や部活動だけではなく、あらゆる場面で集中力は重要な要素であって、この集中力の有る無しが結果を左右することは言うまでもありません。

では、集中力を高めるためにはどうすれば良いのでしょうか。まず「こうなりたい」という明確なビジョンを持つことです。

漠然とした目的意識では集中力は持続できず、意識は散漫となって、思い通りの結果に辿り着くことは難しい。「自分はこうなるんだ！」と強い意志を持つこと。
一度しかない青春時代です。自己限定というリミッターを外し「自分はどこまで出来るかチャレンジしてみよう！」と集中したならば、新しい発見ができるに違いありません。

そしてもう一つはコンディションを整えることです。集中力を磨くためにも規則正しい生活は大切です。

しっかりとした睡眠と食事、そして日々の学習習慣を身につけると共にリラックスする時間も持ち、オンとオフの切り替えを意識していきましょう。

3）一意専心

一意専心という言葉があります。「他のことに心を動かされず、ひたすら一つのことに没頭する」という意味で、目標達成のためにも大事な心掛けを表す言葉です。

あることに熱中するあまり「あっという間に時間が過ぎてしまった」という経験が誰しもあると思います。「好きなこと」に打ち込んでいる時間はとても楽しく、その積み重ねが秀でたスキルを開花させる原動力にもなるはずです。

さいごに

これから皆さんの成長の為に、私たち教職員は誠心誠意努力を続けてまいります。この立正大淞南でしか味わえない充実感に満ちた３年間を共に過ごし、新たな伝統を一緒に作っていきましょう！

前途に無限の可能性を持つ新入生皆さんのこれからの活躍を、今日お集まりの皆様と共に、大いに期待し、心からエールを送って私の式辞といたします。3年間よろしくお願いいたします！

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