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ノースキルのまま20代で独立した僕が考える20代で独立・起業するメリット・デメリット

20代で独立するなんて、早すぎる。

でも、このままずっと会社に雇われて働き続けることが自分のやりたいことなのか?

今、あなたは思っているからこの記事を見てくれているんだと思います。

僕自身も20代、しかも23歳で独立するなんて無謀だと周りに言われました。

それでも、自分は20代で独立する選択肢は不可能ではない。そう思って、僕は地方で飲食業を始めとした事業で独立することを決めました。

きっと、あなたも20代で独立することは不安がたくさんあると思います。

今回の記事では、実際に20代で独立した僕が考える20代で独立・起業するメリットをご紹介します。

少しでも参考になれば嬉しく思います。

20代で独立・起業するメリット

事業を0から作るスキルが身につく


新卒で入社すると、営業や事務業務を任されることが多いでしょう。それでは、会社の末端の1仕事をしているだけです。もちろん営業や事務の仕事は大切な仕事かつ基本的な社会人のスキルを見つけるのに最適な業務です。

しかし、事業を0から作るという経験は20代では、なかなか任せてもらえないことが多いです。早くても30代にならないと任せてもらえないことが多いでしょう。

その一方で、独立・起業をすると、自分で0から事業を作らないといけない状況に強制的になります。独立・起業すると、自分のお金は自分で稼がないといけないので、必然的に0→1を作るスキルが身につきます。主には、企画立案・広告の出し方・効果的な営業方法などのマーケティングスキルが身につきます。

僕自身も「くまのこ食堂」という飲食店を始める上で、商品開発や販促方法、従業員のマネジメント、会計業務など事業全般の業務をおこない、会社で働いているだけでは経験できない業務の種類を経験することができました。そのおかげで、事業の全体の設計方法や経営の全体像を身を持って学ぶことが出来ています。

VUCA時代と言われる不安定な世界の今、自分の力で稼ぐことができるスキルをつける最短の方法は、独立・起業することだと思います。まずは、自分でどういう仕事で独立・起業したいのかを考えて、副業からでもいいので動き出すこどが大事です!

人から応援、助けてもらいやすい


20代で独立する人は少ないことは、あなたの独立することの障壁になっているかもしれません。

しかし、少ないからこそ応援、助けてもらいやすくなるメリットがあります。

自分でまったく知らない会社や人に営業をして商品・サービスを売ることは実績がなく、成果に繋がらないことが多いです。

しかし、知り合いの経営者の方などから、若いから応援の意味を込めて仕事を頂けることが多々あります。その仕事に全力で注力し、満足いく結果を残すことで、それがあなたの実績となり、徐々に頂ける仕事も大きくなっていきます。

僕自身もなかなか最初は仕事がもらえず、そのことを相談すると、思ってもない仕事を頂けることがあります。また僕は地方で独立したので、特に20代で地方で起業する人は少ないからこそ、地元の方々から応援して頂いています。

独立・起業後に、あなたの夢や活動の内容をしっかりとSNSなどを使って、発信することを続けることで応援してくれる人は増えてくるでしょう。

また、20代なので経営者として人に頼らないようにするのではなく、しっかり悩んでいる姿や頑張っている姿勢を見せることが大事です。成功すれば、独立・起業当初から応援してくれている方にも感動を与えることが出来ます。人はストーリーに共感するものです。

20代で独立・起業することは簡単なことではないです。だからこそ、応援してもらえることは独立というある意味で孤独な道で重要になってきます。

もし失敗しても再就職しやすい


これは20代に限らず言えることですが、20代で独立・起業しても上手くいかずに失敗してしまう可能性の方が高いです。

失敗したとしても、また就職するという選択肢はあります。30代・40代に比べて20代は再就職をしやすいです。

また、20代で独立・起業の経験をしている人は貴重なので、あなたがもし独立・起業して本気で挑戦した経験はスキルとなり、再就職先から高い評価を得ることができます。そのまま新卒で入っていた会社よりも良い会社に入社することができる可能性も十分にあります。

実際に僕は25歳までに成功しなければ再就職すると決めています。独立・起業して挑戦する期限を決めることも、独立・起業することに踏み出す重要なことの1つだと考えます。

もちろん失敗する前提で独立・起業をすることはよくありませんが、最悪の場合も想定して物事を決めることは独立する人に必須の考え方です。

20代での失敗は、その後の人生の教訓となります。どんどんチャレンジして様々な経験を20代で積むことが、人生という長い期間であなたの自信につながるでしょう。

20代で独立・起業するデメリット

人脈・知識が少ない


あなたの商品・サービスを設計していく上でのスキル、あなたの商品・サービスを購買してくれる人脈は独立・起業をした後に、必ず必要になります。

20代で人脈・知識がないことは当たり前のことですが、この2つをしっかり増やしていくための勉強・活動が独立・起業後に必要になります。ただでさえ、独立・起業した直後は右も左も分からない状態であるにも関わらず、スキルの勉強や人脈形成もしていくことは簡単なことではないです。

特に初めのうちは、収益が上がらずに食いつなぐためのお金稼ぎも必要になります。僕は、売上が立たずに自分の給料を払えないような時のために、Web制作のスキルも勉強し、お金を稼ぎました。

ここで重要なことは自分のスキルになる勉強をすることです。独立・起業後に食いつなぐためにバイトをする人がいますが、それではスキルにはなりません。必ず、あなたのスキルになる勉強をしましょう。

僕も人脈はないまま独立をしましたが、積極的にSNSでの発信活動をしたり、もともとの知り合いの方から紹介してもらったりして、なんとか人脈作りをすることが出来ています。

独立・起業すると、休みの日を特に人脈・知識を増やすために使うことが良いでしょう。

資金がない


事業をスタートさせる上で、資金はある程度必須になります。

会社を設立する上でも、資本金が必要になり、1円からでも設立することができますが、資本金の大きさは会社の信頼の指標の1つとなります。

事業を大きくしていきたいなら、なおさら初めの資金は重要となります。

20代で大きな資金を準備するのは難しいです。

しかし、クラウドファンディングなど資金を募ることができる方法が充実してきているので、それらを活用することであなたの独立・開業資金を自己資金に加えて募ることができます。

また、補助金や助成金などを上手く活用することで、資金を準備することができます。

特に、地方では起業支援金という大きな補助金が出る制度があるので、地方で独立・起業することも視野に入れてみるのもいいかもしれません。

社会人としてのメンタルが弱い


仕事をしていく上で、お客様から指摘を受けたり、仕事が上手く行かなかったりすることは多々あります。

そんな時にモチベーションの管理をするのはあなたとあなたの上司の仕事の1つです。

しかし、独立・起業するとあなたのマネジメントをしてくれる人は誰もいません。

責任もすべてあなたが負うことになりますし、あなたが目標を見失った時にアドバイスしてくれる人はいません。

僕も独立した当初は、孤独感を感じていました。

・一人で頑張らないといけない。

・誰も助けてくれない。

・すべての責任は自分にある。

これらの不安は、独立・起業すると一生と言ってよいほど、つきまとうものです。

独立・起業するとある意味で孤独です。もちろん友人・家族は支えてくれるかも知れませんが、なかなか経営のことは相談できないので、経営コンサルティングなどの仕事があるわけです。

しかし、独立・起業すると、あなたの周りには同じような境遇や環境で頑張っている人が集まってきます。きっと、会社で働いているだけでは出会うことはなかった出会いがあるはずです。

独立・起業するか迷っているあなたへ


あなたは今、人生の大きな選択で悩んでいるかもしれません。

僕も独立する道を選ぶ時は、怖くてたまりませんでした。

・失敗したらどうしよう。

・周りにどう見られるかな。

・うまくやっていけるかな。

でも、僕は一歩踏み出して、独立すると、まったく違う生活になり、そんな生活にも慣れてきました。

あなたが進みたい方向に進めるのは20代の時だけかもしれません。

僕は、20代に人生の選択肢を増やしたいという思いで日々活動しています。

一緒に少人数派になり、未来を変えていきましょう!

僕の会社では、随時インターン生を受け付けています。

よければ、実際に20代で独立した生の現場を体験しに来てください!


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