ちょこ|アートで子育て

奈良県在住。フルタイム勤務で3人育児奮闘中のデザイナー。アート思考を使った育児に興味が…

ちょこ|アートで子育て

奈良県在住。フルタイム勤務で3人育児奮闘中のデザイナー。アート思考を使った育児に興味があり、子ども向けのアートスクール練習会を開講中。育児のこと、家族のこと、アート教育のことを書いています。

マガジン

  • アート思考で子育て|親編

    子どもとアートな思考で暮らすには、まず親がアート思考について学ばなければいけません。こちらでは、子育てに奮闘する親御さん、その周りの大人の方に向けたマガジンになっています。子育てのこと、夫婦のこと、家族のことなどをまとめていきたいと思っています。ペアレンツラボで学んだことのリサーチまとめも載せています。

最近の記事

図工作品の投票制は必要?

我が家には小学2年生の娘がいます。 先日図工の作品を持って帰ってきたのに、そのことに全く触れようとしなかったので、私から聞いてみることにしました。 「何を作ったの?」 答えたがらない娘。 「全然票が、取れなかったからいやなの。」 どうやら子ども達が作った作品は、いっせいに教室に並べられ、クラスの中で良いと思った作品に投票をするということをしたそうです。 そして、獲得数の多かった作品を作った子の名前だけが発表されたとのこと。 その中で票が全然入らなかったことが嫌だっ

    • こんなアートスクールを作りたい!

      自分のアートスクールを開きたいという夢の実現に向けて、現在月一回の練習会をしています。 将来、本格的にアートスクールを開講する時にどんなスクールを目指しているのか。を改めてここに書いておきたいと思いました。 現在、ペアレンツラボやクリエイティブキッズラボに参加させて頂きながら、日々勉強している身ですが、当初志していったアトリエ(その頃は目指していたものをアトリエと呼んでいました。)からだいぶ考えが鮮明になってきたので、この軸で今後も発展していければ良いなと思っています。

      • 子どもでも、親でもない。大人という状態とは?

        カナダ出身の精神科医、エリックバーンによって開発された「交流分析」という心理学です。 3つの自我状態(自分の在り方)がだれの中にでもあるとエリックバーンは唱えています。 Parents(親)である自分 Child(子ども)である自分 Adult(大人)である自分 自分は 親でもあり、 子どもでもあり、 大人でもある。 ということです。 それぞれの状態の特徴についてまとめてみました。 Parents(親)である自分とはどのような存在か 小さいころにそのようなこと

        • 「これだけは誰にも負けない。」を持っているということ。

          今朝、近所のお母さんと同じ電車に乗って出勤していました。 近所のお母さんの子ども(Rくん)と私の娘は同じクラスなので、最近転校してきた男の子について、話をしていました。 Rくんが転校生に一番最初に聞いたことは 「足速いの?」 ということ。笑 速く走ることが得意なRくんは「足が速いこと」なら誰にも負けないと思っているのです。 そこは負けない。という自信があるから、得意な部分でコミュニケーションを取ろうとしたのだろうなと思いました。 そんな話をしていた時、夫のことを思

        図工作品の投票制は必要?

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        • アート思考で子育て|親編
          4本

        記事

          小学生の寝かしつけ|ボディスキャン瞑想法🌛Part2

          娘とボディスキャン瞑想法をやってみた。について 「寝れない」と言う娘と一緒に始めたボディスキャン瞑想法。 現在受講しているペアレンツラボで「音を体で聴いてみる」というワークショップを行いました。 このワークショップのように、音を色や絵で表すことは、頭以外の部分でも理解したり感じることは出来るという学びを取り入れたものでした。 頭以外の感覚を使って物事を捉えてみる。 クラスメイトの1人の方も「人の話していることに色がついている。」という"共感覚"という特性を持たれているよ

          小学生の寝かしつけ|ボディスキャン瞑想法🌛Part2

          小学生の寝かしつけ|ボディスキャン瞑想法🌛

          8歳長女、最近の夜の口ぐせが、 「眠れない。」 こんなに一日中動いているのに眠れないなんて、、。 母は1秒で寝れる自信があるだけに、信じられない言葉です。 どうやら話を聞いていると、頭の中でぐるぐる色々なことを考えていて眠れないとのこと。 こんな小さい体でも色々な刺激を受けて、考えてしているのだなー。と思いながら、「目閉じてたら寝れるから。」の一言で先に寝てしまった私。 きっとその後も1人でそわそわしながら眠れない時間を過ごしていたのかなと思うと、少し申し訳ない気持

          小学生の寝かしつけ|ボディスキャン瞑想法🌛

          兄弟は不平等でもいい。

          我が家の3人の子ども達。 第一子の8歳は 新しいことに挑戦するのが嫌いで、保守的な女の子。 第二子の6歳は 気さくで、優しい心を持っている男の子。 第三子の3歳は ひょうきんでしっかり者な女の子。 みんなそれぞれの性格で親の対応の仕方は違います。 その中でも長女は親への独占欲が強く、夫と私は長女の対応に日々追われています。 今でも3人の兄弟の中で一番時間を捧げているのに、それでも長女は「私ともっと一緒にいて」といつも言っています。 その分、下の子達を見てあげれて

          兄弟は不平等でもいい。

          サンタは愛のカタチ

          またこの季節がやってくる。 クリスマスはサンタさんからプレゼントがもらえる最高の日。 子どもはいつまでサンタを信じるのでしょう。 「いい子にしていないとサンタからプレゼントはもらえないよ。」 と半分脅しのようにも思えるこの言葉。 そもそも、私はサンタを子どもに信じさせること自体どうなんだろうと思っていました。 ウソはだめ!とこんなに子どもに教えているのに、大人が堂々とウソをついているじゃないですか。 しかも、子ども達はどこかのタイミングで 「プレゼントを置いてくれ

          サンタは愛のカタチ

          私は子ども達に何が出来る?

          私には8歳、6歳、3歳の子どもがいます。 毎日忙しくしていると、気づけば長女は8歳になっていました。 就学前までにしてあげると良い100の事とか、 東大に入る子どもが小さい時にしていた習慣、とか。 巷には情報が溢れかえってますよね。 そうゆう情報を聞いては一瞬だけマネをしてみたり、すぐに飽きて辞めてしまったり、その繰り返しでここまで来てしまった。といった感じです。 子ども達に親として教えて上げたいこと、やってほしいことはたくさんあります。 全てを子どもに詰め込もうとする

          私は子ども達に何が出来る?

          子どもの失敗を親が恐れずにいれるか。

          NHK朝の連続ドラマ 「舞いあがれ」で、 主人公の舞が寝坊をしても、一緒に暮らしている叔母は起こさず、舞は小学校を遅刻したというシーン。 同じことが私が小学生の時に一度ありました。 衝撃的だったので今でもしっかり覚えています。。 リビングで二度寝をしてしまって、パッと起きると辺りは明るい朝。時計を見ると9時頃、、。 え?これどうゆうことだっけ? 家には誰もいないし。。 どうやら、母は外出してて 私は1人置いてけぼり。 日常は通常通り始まっているのに。 私は1人まだ家にい

          子どもの失敗を親が恐れずにいれるか。

          今日のもやもや〜子育ての理想と現実のギャップ〜

          なんで私、こんなに怒ってる? 保育園までの道のりは いつもの道と、たんぼ道の2つのコースがあります。 真ん中っ子ジョーと末っ子メイと3人で、自転車での登園。 この日はメイが希望する「いつもの道」で保育園まで来ました。 いつもの道から保育園に来たことが気に入らなかった様子のジョー。 保育園に着いても「たんぼ道まで戻って。戻らないと自転車から降りない。」と言い始めました。 そっちから行きたかったんだね。 今日はメイちゃんがたんぼ道で行きたくないって言ったから、いつもの道で

          今日のもやもや〜子育ての理想と現実のギャップ〜

          子どもの気持ちは何によって動くのか。

          我が家の長女(7歳)は人よりも不安に感じることが多い性格です。 何か不安な要素があれば、ずっとそのことだけを考えて、シクシク泣いている娘をかわいそうと思ったり、もういい加減慣れてよと、イラッとしてしまったり。 彼女の今の悩みは、じいじばあばのお家に子どもたちだけで泊まりに行かないといけないこと。 主人と私はコロナに感染してしまい、隔離期間を先に終えた子どもたちだけでじいじばあばのお家に行くことになったのです。 じいじばあばのお家は何度も泊まっているし、娘も二人が大好き

          子どもの気持ちは何によって動くのか。

          幸せが子育てに与える影響

          前回から引き続き、「幸せ」について。 また今回は子育てに与える影響について考えたいと思います。 自分が幸せを感じて生きて行くことが子どもたちや家族にどんな影響を与ええるか? 親が幸せを感じて生きていること。その姿や思考で子どもと接することで、子どもに開放感や安心感、自律心を与えていると思います。 親が満たされていたら、子どもたちは安心して遠くに飛ぶことができる。 親もまた、安心して子どもたちを送り出すことが出来る。 と、今回の課題「人生で幸せだった時」を深く考えること

          幸せが子育てに与える影響

          幸せになる3つの要素(後編)

          先日、夫の両親に連れて行ってもらった中華料理屋さんで食べた杏仁豆腐が気絶しそうなくらい美味しかった。。 最近の一番幸せだったことって杏仁豆腐だったなーと思い返していました。 そこに前回のお話でも書いた、3つの要素はあるのでしょうか? 杏仁豆腐を頼んだのは私だけど、ここの代金は義父母が出してくれたし、杏仁豆腐をおいしく食べれる能力は、、そんな能力もないし、杏仁豆腐との関係性?? あれ?あてはまらない気が。。 そこで、さやか先生に相談してみました。 「この瞬間に3つの

          幸せになる3つの要素(後編)

          幸せになる3つの要素(前編)

          今月のペアレンツラボでの課題は 「幸せ」について。 幸せって、 美味しいものを食べた時とか、 温泉に入った時とか 「あ〜幸せ❤️」 と口に出していたけど、 幸せって何?って改めて考えると とても深い渦に飲み込まれました。 今回、最初に取り組んだのは「幸せだった瞬間を描き出す」こと。 私が描いたのは、色の違う丸い蚕が5つ並んだ絵。 家族5人が狭い部屋できゅうきゅうになりながら寝ていた時のことを思い出しながら描きました。 敢えて抽象的に描いたのは、寝ている時の事実を伝

          幸せになる3つの要素(前編)

          7才が考えるデザイン

          デザイナーという職業をしているので、普通の人より少しはデザインについて考えることが多い私。 最近、アート思考とデザイン思考というテーマを考えることがあり、日常生活にこの思考が当てはまることはあるのか、ずっと考えていました。 デザインの最大の目的は 「問題解決」 日常を少しでも良くする為にデザインという作業はあります。 あの日、 娘が先日急に作ってくれた、お便りボックス。 「学校からもらった手紙や、お父さんお母さんに見てもらいたいものをここに入れておくから確認してね。」

          7才が考えるデザイン