「これだけは誰にも負けない。」を持っているということ。

今朝、近所のお母さんと同じ電車に乗って出勤していました。

近所のお母さんの子ども（Rくん）と私の娘は同じクラスなので、最近転校してきた男の子について、話をしていました。

Rくんが転校生に一番最初に聞いたことは
「足速いの？」

ということ。笑

速く走ることが得意なRくんは「足が速いこと」なら誰にも負けないと思っているのです。

そこは負けない。という自信があるから、得意な部分でコミュニケーションを取ろうとしたのだろうなと思いました。

そんな話をしていた時、夫のことを思い出しました。

夫も小学5年の時に、お父さんの転勤で遠くに転校した経験があるそうです。

誰も知り合いがいない環境。
「嫌だった」と話していたのを覚えています。

しかし、夫は小さい頃から水泳が得意で、泳ぐことでは誰にも負けない自信があったそうです。

だから、嫌だけど怖くはなかったそうです。

「泳いだら俺速いから。」

それが小学生の夫の心の支えだったのでしょう。

「これだけは誰にも負けない。」は武器になる。

孤独な時や、不安な時。

「これだけは誰にも負けない」
と信じれることを１つ持っておくということは、とても大きな武器になる。

今朝の近所のお母さんとの話と夫の子どもの頃の話を思い出して

今日感じたことです。

親として、してあげられることは少ないかも知れないですが、

もし出来ることとしたら、
色々な経験の機会を作ること。
「もっとやってみたい」と目をキラキラさせている瞬間を逃さないようにすること。

それぐらいでしょうか。。
親に出来ることなんて、そんなもんですね。