リモートとオフィスを組み合わせた、ハイブリッド勤務を導入します。
こんにちは!自動車アフター業界をDXするスタートアップ、MiddleFieldの松田です。
MiddleFieldでは、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、3月より段階的にリモートワークを開始。4月の緊急事態宣言を受けて、アルバイトを含む全社員、約30名がフルリモートワークに移行していました。
そして、今回の緊急事態宣言の解除に伴い、オフィス勤務とリモート勤務を使い分けるハイブリッド勤務を取り入れることにしました!
そこで今回は、リモート制度がなかったMiddleFieldがリモートワークを取り入れてみた結果と、これから取り入れていく新しい働き方について、皆さんにご紹介していきます。
フルリモートに移行するにあたって実行した施策とその結果
MiddleFieldは、もともとメンバー同士のコミュニケーションがかなり活発な会社です。全員が出社していた頃は、オフィスが静まり返っていることはほとんどありませんでした。常に音楽が流れていて、いつも誰かが相談をしたり、雑談をしたりしている賑やかなオフィスでした。
このような対面でのコミュニケーションを重視していたからこそ、リモートワークは導入していませんでした(※地方在住のメンバーや家庭の事情を除く)。
そんなMiddleFieldですが、新型コロナウイルスの流行を受け、メンバーや関係者の皆さまの安全を第一に、リモートワークを初めて導入することになりました。導入は段階的に行い、3月から事前申請制でのリモートワークを実施。その後、4月の緊急事態宣言に伴い、全員がフルリモートワークに移行しました。
しかし、やはりリモートワークでは作業効率の低下やコミュニケーション不足が懸念されました。そこでMiddleFieldでは、メンバーが自宅でも効率よく仕事ができるよう、様々な工夫を行いました。
【コミュニケーション系】
・全社での朝会の実施
毎朝、勤務開始時間にオンライン(Googleハングアウト)で朝会を実施。メンバーが当番制で司会&シェアを担当します。当番メンバーが出欠確認→経営陣からのシェア→当番メンバーからのシェアという流れで行っています。
シェアの内容は、最近読んだ本や記事の内容と感想、仕事をしていて気づいたこと、気分転換に行っているストレッチの方法など、メンバーによって様々です。朝会のシェアが社内コミュニケーションのきっかけになることもあり、コミュニケーションを活発にするための施策としては上手く機能していました。
クルマのCMに関するシェア。
シェアを聞いたメンバーから他の事例が紹介されています。
・雑談用Slackチャンネル&ハングアウトURLの設定
自宅で1人で考えていると新しいアイデアが生まれづらい&気分転換のため、雑談ができる環境を整備しました。Slackで「#リモート用雑談チャンネル」という新たなチャンネルを作った他、雑談専用のハングアウトURLを設定し、誰でも入れるようにしました。
終業後はハングアウト上でオンライン飲みが開催されるなど、雑談チャンネルがコミュニケーションのきっかけになっていました。一方で、結局チーム内でコミュニケーションが完結してしまい、参加するメンバーが固定されてしまう、誰もいない日があるなどの課題もありました。
【作業環境/進捗管理系】
・在宅手当の支給
リモートワークでは、光熱費や通信費などの費用が発生します。そこで、メンバーの負担を減らすため、会社から月1万円の在宅勤務手当を支給しました。光熱費や通信費の補填の他、作業用のイスやテーブル、PCスタンドやスピーカー、オンラインMTG用のマイク付きヘッドホン等を購入したメンバーもおり、それぞれ有効に活用していました。
メンバーの作業環境。おのおの工夫して快適化しています。
・チームごとの朝会/締め会の実施
各チームメンバー+COO or PMで、全社朝会後に「朝会」、業務終了時に「締め会」を実施。朝会ではその日行う業務の整理を行い、締め会で業務の進捗状況を毎日確認しています。
チームの作業の進捗状況が分かりやすくなるという点ではある程度効果がありました。しかし、やはり対面に比べるとメンバー同士のコミュニケーションが薄くなり、お互いが今何をやっているかが把握しづらいという課題は残りました。
リモートワークのメリット/デメリット
リモートワークを導入してみて1ヶ月。緊急事態宣言の解除を受け、MiddleFieldでは今後の働き方を考えるべく、リモートワークに関する全社アンケートを行いました。メンバーからは様々な意見が集まりました。
【メリット】
・移動時間にかけていた時間を有効に使える
・オフィスは人口密度が高いので、自宅の方が環境が快適
・1人なので黙々と作業に集中でき、効率が上がる
【デメリット】
・雑談ベースで生まれていたアイデアが生まれにくい
・オンラインMTGは一方的な会話になりがちで、相談や話し合いがしづらい
・テキストコミュニケーションでは正確に言いたいことが伝わらない/相手の意図が汲み取りづらい
結果としては、メリット・デメリットはあるものの、9割以上の社員が今後もリモートワークを継続、もしくは併用したいと回答。この結果と1ヶ月の会社全体の状況を鑑みて、MiddleFieldでは6月から新しい働き方を導入することにしました。
これからの勤務体系-リモートとオフィスを併用します-
MiddleFieldでは、6月からリモートワークとオフィス出社を組み合わせたハイブリッド型の勤務体系を取ることにしました。
リモートワークは作業の効率化等が見込める一方で、進捗管理が弱くなったり、雑談がなくなることでアイデアが生まれづらく、新しい取り組みが少なくなるなどの課題があります。
そこで、この課題を解決するため、毎月、1週目と4週目は各チームごとにいずれか1日は出社日を決め、チームでの動きの振り返りと戦術の策定を行います。また、1週目の金曜日には今まで通り「スタート会」を実施。全員が出社し、チームの進捗共有を行います。2週目と3週目は自由出社。リモートワークとオフィス勤務をメンバーが自由に選択できます。
とはいえ、まだ新型コロナウイルスの流行は完全には収まっていません。出社の際は、手洗いやうがい・消毒や、マスクの着用を徹底し、感染に最大限の注意を払いながら運用していきます。
また、今月から運用し始めたばかりの仕組みなので、実際にやっていく中で随時アップデートして行く予定です。今後も会社と事業をスピードアップできるよう、最適な働き方を探していきます!
あとがき
という訳で、今回はリモート制度がなかったMiddleFieldがリモート勤務を導入してみた結果と、今後導入していく新しい働き方についてご紹介しました。
5月には資金調達の1stクローズも完了し、6月には新たなメンバーを迎えたMiddleField。
新しい勤務制度も整い、ここから更にスピードアップしていきます!
また、MiddleFieldでは引き続き採用を強化しています!
このnoteや採用に関するお問い合わせは、お気軽にコチラまでご連絡ください!
Twitter:@shoko_m26
Facebook:shoko.matsuda.18
それでは、また次回のブログでお会いしましょう!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?