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食券のサッカー観戦記【2024.3】

3月は少なくなると思いきや結構観れました。
すべてネット観戦です。


3/9(土)【プレミアリーグ】マンチェスター・ユナイテッドFC vs エヴァートンFC

SPOTVにて見逃し配信を視聴。
2-0でユナイテッドが勝利。

結果的にはPKでの2ゴールで勝った試合なので内容がすごく良いということもなく、全体的にかなりごちゃついた印象のある試合。前半はそれでも楽しく観ることができたが、後半はそれほど両者とも良さを感じなかった。

今のユナイテッドを観ていると「本当はこうしたいんだけどそうできないから別のやり方を仕方なくやってます」という思いがすごく伝わってくる。
この試合は必ずしも見所がないわけではなかったが、ユナイテッドは選手の質という面においては他の強豪クラブと比べればどうしても劣るし、強烈なパーソナリティがある選手も多くない。その分プレーの見応えも劣るので、当然観た後の満足感も他のクラブと比べれば劣る。

(好きなクラブが好きなスタイルじゃない時って、観るモチベーションの部分ではすごく難しいですよね…)


3/10(日)【プレミアリーグ】リヴァプールFC vs マンチェスター・シティFC

SPOTV NOWにて見逃し配信を視聴。
試合は1-1のドロー。

凄すぎた。
全部のレベルが高い大激闘で、もはや勝敗を超越した何かという感じ。
もはやスポーツの種類から違うと思うくらいの凄みだし、引き分けに終わったとは到底思えない満足感。本当に素晴らしい試合だった、という言葉では言い表しづらいほどの好ゲームだった。

それにしても、遠藤航は凄い。


3/11(月)【プレミアリーグ】チェルシーFC vs ニューカッスル・ユナイテッドFC

SPOTV NOWにて見逃し配信を視聴。
3-2でチェルシーが勝利。

こちらも激闘。
ギュストとパーマーの右サイドは圧巻。攻守両面で戦えるハードワーカーのギャラガーもさすがの働きぶり。
チェルシーの3点目となった見事な高速カウンターのシーンは必見。

ギュスト、この風貌でまだ20歳。


3/23(土)【国際親善試合】フランス vs ドイツ

DAZNにて見逃し配信を視聴。
ドイツが2-0で勝利。

何と言っても開始直後の先制弾と後半開始早々の追加点は圧巻の一言、試合の流れをしっかり作ってコントロールできるタイプの選手(キミッヒ、クロース)がどれだけ重要かわかる一戦。そういう意味でフランスはグリーズマン不在の影響が大きかったと思えるし、ドイツはクロースに支えられて若いヴィルツやムシアラの活躍が目立った。

先のLIV vs MCIと同様、ひとつひとつの局面においてレベルが高い試合を同月に観られる幸せ。
認知の速さと判断の正確さがずっとハイレベルで見応えしかない試合で、実際のトータルスコア以上に満足感があり期待に違わぬ試合内容だった。
またドイツのミッテルシュテットが最たる例だが両チームに代表初出場の選手がおり、それぞれ戦術に自然と馴染んでいる選手ばかりで驚いた。
何より両チーム選手のレベルの高さや選手層の凄みを改めて思い知る。さすが強豪国同士という試合。

で、これだけ書いてもまだ感想が書き足りない。
3列目でゲームの流れをコントロールし、まさに後方支援をし続けたクロースを陰で支えたのはアンドリッヒだった。確かに他の選手と比べれば地味かもしれないが、プレーメーカーが多いこのチームにおいては中盤に強度と攻守のバランス感覚を与えるというとても重要な役どころで、実際にはゴレツカの不在を忘れるほどの活躍ぶりだった。
フランスについて言及すると、前述した通りグリーズマンの不在が大きすぎた。本当に何でも出来てしまう選手なので、このレベルの試合になってくると不在はあまりにも痛すぎた。とは言いつつも、左のエンバペと右のデンベレによるカウンターという強烈な個で怖さを与える部分は今回もしっかりあったと思うし、実際それがチームとしての狙いだったのではないかとも思った。

またこれはあくまでも個人的な意見だが、ドイツ主将のギュンドアンにはスタメンで使う必要性を全く感じなかった。キミッヒやクロースでゲームを作る役割は事足りるし、ライン間でボールを受ける役割もヴィルツやムシアラがこなせてしまう。これだけタイプが重なっていると違いを見いだせないし、今季好調のムシアラを2列目の中央ではなく右で使うしかなくなるので、これだと中央にいるギュンドアンには聖域っぽさを感じてしまった。ザネが出場停止から戻ってきた場合は間違いなくベンチに置くだろうと勝手に思わざるを得ないほど今回のギュンドアンには良さを感じなかったし、これに関してはナーゲルスマンの人選を疑問に思った。


3月30日(土)【J1】川崎フロンターレ vs FC東京

DAZNにて見逃し配信を視聴。
3-0で川崎が勝利。

川崎は今シーズンここまでで一番良い試合をしたと思う。
システムを4-3-3から4-2-3-1に変えたことで中盤の強度が増して即時奪回が増えたことと、交代策が的中したことが大きかった。


3/31(日)【プレミアリーグ】リヴァプールFC vs ブライトン・ホーヴ・アルビオンFC

SPOTV NOWにてリアタイ。
リヴァプールが2-1で勝利。

プレーの強度もそうだが、展開の速さが凄まじい試合。これだけ展開が速い中でもボールを奪った時点できちんと空間認知をしてシームレスに攻撃を仕掛け、空いたスペースに一瞬で精度の高いパスを通せるのだからすごい。
特にサラーの決勝点は本当にハイレベルなゴールだった。一瞬すぎる。


3/31(日)【プレミアリーグ】マンチェスター・シティFC vs アーセナルFC

SPOTV NOWにてリアタイ。
試合はスコアレスドローに終わった。

スコアレスドローと思えないほど見応えのある試合だった。1つ1つの局面において非常にレベルが高いためかなり頭を使う試合ではあったものの、実況・解説キャストが思ったことを全部わかりやすく言ってくれるので落ち着いて観られたという点でも素晴らしい試合で、単純にエンタメとして良かった。


3/31(日)【リーグ・アン】オリンピック・マルセイユ vs パリ・サンジェルマンFC

DAZNにてリアタイ。
PSGが2-0で勝利。

前半途中で10人になったのにも関わらず、結局後半に2点取って勝てるのか…と困惑するしかなかった試合。ドンナルンマの大活躍もあり、要所でしっかり決め切る決定力の差を見せつけた形となった。


おわりに

4月(こそ)は試合数が減ると思いますが、なんだかんだで3月と同じくらい観るような気もします。
というか既にいくつもの試合を観ているんですが、まだ4月分を書き起こしていないのでそろそろ書き始めるべきかなと感じている今日この頃です。
次回の更新もお楽しみに。

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