「素敵です。便利だけど抽象的!」


先日、セミナーでも話しましたが。「素敵です」の使い方に対して、ちょっと提言します。「素敵です」はとても利便性が良く、耳障りの良い言葉ですが、タイミングを間違えると、やや子供っぽくなります。会議などで「先月の売上は素敵でした」とか言いませんよね?(笑)

①適切な使い方
不特定多数に向けて。もしくは抽象的に表現したい場合は、good!
例「皆さん、今日の笑顔は大変素敵でしたよ😄」
また、芸能人なども、好感度が高く、語彙力を要求されない場合は、とても良いと思います。
20代前半の売れてる女優さん。映画の公開イベントなどの生方法だと「素敵です」の連発です。「共演の~さんは、とにかく素敵なんです♥️」ここで、インタビュアーが「どこがですか?」と聞くと、あとで女優さんの事務所社長さんから怒られますね(笑)

②不適切な使い方
特定の人に向けて。または具体的に表現を求められている場合は、bad!
例「本日のセミナーは、とても素敵でした。目からうろこでした」
この場合、抽象的を重ねて使っています。この方の行動は抽象的になり、結果も抽象的となります。
そして、こういった方は「会話に数字が入りません。」会議に参加しても、一言も発しないタイプです。置物じゃないんだから(笑)生産性が低すぎます。

③改善行動
セミナーで、この話をすると、下を向いてしまう方。顔が赤くなる方。頭にきてるなあ…と思われる方がいます。※僕の好感度が下がるのも知っています

しかし、コロナ禍のような、具体的な行動を求められる有事においては。具体的な言動や行動が求められるのでは、ないでしょうか?

もし、後輩や部下に「素敵です愛好家」がいたら「何が?」や「どこが?」もしくは「どのくらい?」と聴いてみましょう。また友達の場合は、やらない方が賢明です。

僕も、若手の女性運動指導者には言っていません。重ねて、自分を名前で呼ぶのも、当然NGですね!

素敵の使い方を間違えると「素敵」ではない結果が生じるので参考までにです!


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