どんなあなたも、そこにいていい

あなたは、
本当はずっと
目立ちたかった。
人の上に立ちたかった。
 
いや、
 
どうしたって
目立ってしまう存在だった。
 
 
幼い頃。

あなたにとっては
それが当たり前だった。
あなたは、そんな自分が好きだった。
 
いつも場の中心にいる自分。
いつも、みんなから敬われる自分。
 
 
けれども、
あるときあなたは、
 
それによって
周りから妬まれ、
 
深く傷つき、
 
いつしか、
 
「目立ってはいけない」と
思うようになった。
 
 
「私が目立つからいけないんだ」
 
 
あなたはそうして、
自分自身を抑え込んで
生きるようになった。
 
 
傷つくくらいならと、
 
あなたは自分を必死に隠して
今まで生きてきた。
 
 
それは、あなたがこの世界を
生き抜く術だった。
  
 
 
 
けれども、
あなたの中の
「本当のあなた」は知っていたんだ。
 
 
「私は、人の上に立つべき存在だ」と。
「私は、突き抜けた存在だ」と。
 
 
あなたの魂は、
ずっとあなたに語りかけていた。
 
あなたがその声を
どんなに抑え込もうとも。
 
 
 
なんて生きづらいんだと、
あなたは世界を呪った。
 
 
 
あなたは強かった。

「いつか見てろよ」

その気持ちをバネに、
あなたは自分の力で
這い上がってきた。


暗闇みたいだったあなたの世界は
光を取り戻した。
 
 
 
けれど、
あなたは相変わらず、
 
目立ってしまうことを恐れていた。
偉そうな自分のことを、ダメだと思っていた。
 
 
 
僕はあなたに伝えたい。
 
もういいんだよって。
恐れなくていいんだよって。
 
 
 
あなたは隠しているつもりでも、
周りはみんな知っているんだ。
 
あなたの本質を。
 
 
「私は上に立つべきだ」
「私が一番突き抜けているべきだ」
 
 
そうあなたの魂が言っているのを。
 
 
あなたの本質は
どこまでも気高く、
そして優雅だ。
  
 
「偉そうにしやがって」
 
 
そんな、誰かのくだらない声で
 
あなたの本質を
曇らせてはいけない。
 
 
あなたは
「偉そう」でいるべき存在なんだ。
 
 
それを心から受け入れた時、
あなたの、本当の人生が始まる。
 
 
どこまでも気高く突き抜けた時、
 
あなたは、あなたの本質に還り、

究極の美しさを手にいれるんだ。
 
 

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