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デブは脳(考え方)がデブ!?



どうも、山本です。

「脳(考え方)を変えることが大切」というお話。

先日「ダイエットしたいのですがおススメはありますか?」と男子学生から質問を受けました。「何kg痩せたいの?」と聞くと「7㎏です!」と具体的な回答が。なんでも標準体重より7㎏重たいようです。

まずは、ダイエットの大まかな仕組みを説明。

■基本的にはカロリーの収支である
■「食べる量ー使う量」をマイナスにすること
■いくら運動をしても食べたら太る
■体脂肪1kgが7200kcal、バイク30分が約150kcalの消費
■週2回やるなら300kcal/週なので半年かかる
■もっと端的に言うと運動では痩せない
■そのためカロリーのマイナスは食事を減らすこと
■運動では引き締めた部位の筋トレをやりましょ

だいたいこんな感じの説明をしたら「なるほど!!」と大変納得した様子で「筋トレ教えてください!」と真っすぐな眼でお願いされました。

「どこを引き締めたいの?」と聞くと「まずはお腹です!」とのことなので「腹筋の筋トレ」「2種目1セットずつ」指導しました。

そして「あと、1~2セット自分でやってみてね」「その他、鍛えたい部位があれば終わった後に声かけて」と言ってその場を離れました。

そして5分後くらいに「そろそろ終わる頃かな?」と気になってその子を探すと腹筋台に姿はありません。「もう他の種目をやってるのか」と思いジム内を見渡すとその子を発見したのですが、、

なんと・・

バイクを爆漕ぎしている!!!(汗)


「えーー?!」と一瞬目を疑いましたが、バイクを漕いでいるのは間違いなくさっきの男の子。


さっきの真っすぐ眼は何だったの?僕の話は伝わっていなかったの??、、その後30分ほどバイクを漕いで帰っていきました。

■思っていたより筋トレがきつかった
■思っていたのとは違うかった
■他の種目はやり方が分からなかった
■また声をかけるのが億劫だった
■話した内容を理解出来ていなかった、忘れた
■バイクは手軽だし・・
■まさか!バイクで痩せないわけがない!

色んな理由があってそうなったのだと思いますが「このままではダイエットは成功しない・・」と断言できます。

「バイクを漕いだらいけない」と言っているわけではなく「目的・目標と合っていない」と言うこと。運動をしてスッキリしたり、満足感を得ることはとても大切なことですが、カラダを変えたければ合目的な方法でやることが大切ですね。

「デブは脳(考え方)がデブ」と誰かが言ってましたが(口が悪い!)でも、そう言うことだと思います。まずは脳を変えることが大切だと思います!

知識を伝えることも大切ですが「思考を変容させること」がトレーナーの役目だと思います。

では、また!


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