エピソード イン チャイナ ~ネガティブ編～ ②

こんばんは、しょうごです^^

昨日に続き、ネガティブ編いってみます。

中国の取引先と夕食を食べると、決まって他の会社の人も集まってきます(業種によるかもしれません)。ビジネスチャンスは皆で共有しようということなのでしょう。

これまで、そのうちの90％以上が無難(笑)？に終わりました。

しかし、今から4，5年前でしたか、ひどい夕食会がありました。僕が油断していたというのもあるのですが。

浙江省玉環という場所でのことです。取引先とその友人達(広東省から来た)との夕食は、僕にとっては惨憺たるものでした。

話は日中戦争に及び、日本を糾弾するものでした。僕は一人で出張していたので、当然ながら助けを求められる人はいません。唯一の取引先社長も、助ける気配なし。まあ、それをしたら他の中国人から非国民扱いになるので出来ないでしょうけど。

僕の外祖父は、中国で仕事をしていたこともあるが、戦争には行っていないなどと変な言い訳をして、それすら揶揄されました(笑)

そして、さんざん悪口を言って憂さを晴らした後、そのうちの一人の女性が僕に言ったのは、

「こちらは10人位いてあなた1人だから、公平じゃない」

このバカ女のことは一生忘れないと思います(笑)

多分この記憶があるから、日本で他の国の人に絶対無礼なことをしない、言わないと固く自分の心に誓っているのだと思います。

前回も書きましたが、ビジネスで関わろうとする人に憂さ晴らしをするなど言語道断です。僕はその程度のマナーも守れない人間とはビジネスをしたくありません。まあそれもこれも、僕の現職では常にこちらがお客だから、選べるという前提があるからなのですが。

中国の企業が顧客だと、好き嫌いを言えないことも想像されます。でも、日本の企業の方にはぜひとも突っぱねて頂きたいです。その辺は僕もサンプルが少ないので、是非とも色んな方にお話し伺いたいところです^^

さて昨日同様、珍しくネガティブなお話をしましたが、僕の意図は日中間の軋轢を助長するものではありません。現実にそういうことがあるという認識からこそ、より一歩進んだ友好関係に進むことが出来るという認識からです。

おわり

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