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マルチリンガルが語る~植芝盛平~

こんばんは、しょうごです^^

昨日の南方熊楠に引き続き、今日も人物シリーズ♪

今日は合気道の開祖、植芝盛平翁(1883-1969)についてです。外国語に直接関係ありませんが、その精神がすばらしいのでご紹介します^^ ちなみに植芝翁も我らが和歌山県(現在の田辺市)出身です。

恐れながら、高校生の頃に僕も合気道を2年ほどやっておりました。たしか4級です(笑)

植芝盛平について

さて、植芝翁は、大東流(合気)柔術の武田惣角(1859-1943)に師事し、のち合気道を創始。息子の吉祥丸氏(1921-1999)、孫で現在の道主 守央氏 (1951-)の3代にわたり、その普及に尽力しました。弟子には、塩田剛三氏 (1915-1994)などがいます。塩田は、グラップラー刃牙という漫画の渋川剛気のモデルとなった人物です。

植芝盛平と南方熊楠

直接面会したかは知りませんが、植芝翁は昨日触れた南方熊楠 (1867-1941)の神社合祀策反対運動にも参加しました。

合気道について

合気のなんたるかを語ることは、修行をしていない僕には出来ません。ただ言えるのは、合気道が他の武道と違うということです。基本的には自分から攻撃をしかけないのですね。

攻撃に対し、関節をきめて相手に攻撃をやめさせる、但しその際も本当に痛めつけるようなことはしません。

他の打撃系、柔術系武道と比べて強いか弱いかということは重要ではなく、その精神性が注目されるべき武道だと僕は考えています。

ではその精神性とは何か。

合気道の精神性

分かりやすいエピソードがあります。上述した植芝翁の弟子、塩田剛三のお話です。

弟子に「合気道で一番強い技はなんですか?」と聞かれた塩田は、「それは自分を殺しに来た相手と友達になることさ」と答えたというもの。

常に他者との和を重んじ、調和を大切にする。それが平和な武道、合気道の精神だと僕は思います。

僕自身は外国語を、世界に調和をもたらすものとして活用しようとしています。ですので、武道を通じて同じ効果をもたらす合気道はすごく親近感を抱きますし、よそ様のこととはどうしても思えないのです。

ではまた明日、ここで♪

おわり

PS①: 上述の塩田剛三先生のお孫さん、塩田将大さんは、Youtubeでも合気道の普及に力を注がれています。

PS②: 僕が合気道を教わっていたのは、道場主の奥様でした。体格の良さもありましたが、近づいた時に空気で伝わる圧迫感で、絶対に叶わないと思わされた覚えがあります。優しくて、決して人を威圧するような方ではありませんでした。

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