3. 挑戦する人

挑戦する人とは何か?

それは「勇気を持つ人」である。

俺は挑戦する人を育てるには困難なときに勇気を持ち一歩踏み出すことができる人間を育てることであり、それはマインドセットを植え付けること以外にないだろう。

Carol DweckはIBのブログでこう語っている。

Students with a growth mindset believe that their most basic abilities can be developed through hard work, persistence and dedication – they feel encouraged to take risks and not cower away from failure, but instead see it as necessary to success.

これを読んで、俺は確信した。Self-Efficacyだ!

 Self-efficacyの育て方で先日有名だDAIGOという心理学オタクがいっていた。能力を褒めることで上がる自信は努力を怠る人間を作り逆効果であるが、努力した過程を褒めることは非常に効果的である、と。

これはDweck氏がおっしゃる、「自分たちの持っている基礎能力はハードワークと根気良さと献身さによって伸ばすことができる」というマインドセットに共通するものである。

結論、教育現場で教師が子供たちに与えられる挑戦するマインドセットは、勇気というパーソナリティに依存するものではなく、「努力で自分の能力は伸ばせる」という自信(Self-efficacy)であった。