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就職活動を経験した今思うこと

こんにちは。兵庫県の大学に通う4年生のしょーごです。

就職活動を経験した今思うことについて書いていきたいと思います。今回は、どうしてその業界・会社を志望したのか、というような内容ではなく、就職活動を振り返った感想ベースで書けたらと思っています。

最後まで読んで頂けると幸いです。

私の就活

私は大学3年の7月頃~大学4年5月まで就職活動を行っていました。期間で言うと10ヶ月程度です。けど、結構頑張っていたのはそのうちの4ヶ月程度、ガッチガチに頑張っていたのは2ヶ月程度でした。

だから、感覚で言うと、

大学3年の7月~11月:就活しなくちゃいけないけど求人サイト(マイナビ、リクナビ)登録してるだけで何したらいいんだ~って感じ。

大学3年12月~2月:冬のインターンシップと早期選考対策で手一杯。

大学3年3月~大学4年5月:「無」になりながら就活。ひたすら、説明会参加、エントリー、ES提出、面接のサイクルを無心で行う。

こんな感じでした。

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就活生の時に考えていたこと

就職活動をしている中で考えていたこと、特に不安に感じていたことを中心に書いていくと

1、就活仲間がいない、頼れる人がいない

2、やりたいこと、なりたい自分って何??

3、日系大手ばかり受けているけど、受かるものなのか??

4、そもそも、どこか俺に内定をくれる企業あるのか??

でした。

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まず、「1、就活仲間がいない、頼れる人がいない」という悩みがありました。私は理系の学部に通い、同じ学部の友達の半分以上は院進するため、就活をする人がそもそもあまりいませんでした。就活をすると言っても「まだ始めなくていい」というような軽い感じの人や公務員志望の人など、私と同じ状況の学生が近くにいませんでした。

また、頼れる人がいないという問題が私の中で1番大変だったと感じています。1番身近で学生が1番積極的に使うべき場所である「大学のキャリア相談室」には、定年を超えたおじいちゃんのキャリアアドバイザーと、大学事務職員で就職に関する知識が皆無のおばさんしかおらず、相談をしに言っても、ただただ大丈夫だよとか、先輩もそんなこと言っていたからあなただけじゃないよとか、感情論の話ばかり。もっと就活を行う方法とかプロセス立てて教えてほしいのに、あまりそういう雰囲気ではなく、本当にこの人たちを信じていいのかと思ってしまいました。(私の相談の仕方が間違っていたのかもしれませんが)まぁ、そんなこんなもあり、最終的には、「matcher」のような就活サイトを使い、OB訪問を何度も行い、相談に乗って頂いていました。


次に、「2、やりたいこと、なりたい自分って何?」という悩みがありました。大学のキャリア相談室があまり有効活用できなかった私は、人材求人をメインとしているエージェントの方々に頼ることにしました。結局、4社程度のエージェントの方と話をする機会を頂き、「どんなことが好きなの?」「どんなことをして生きていきたいの?」「人生の軸、人生の目的は?」とか熱心に聞いてくれる人も多くいました。しかし、そんなことをあまり考えてこなかったため、凄く浅い発言(お客様に笑顔になってもらいたいとか)をしていると、「働く中でどんなに辛いことや辞めたくなった時でも、そのこと(お客様を笑顔にしたいとか)で我慢して頑張り続けられるの??」と言われ続けました。

まぁ、言いたいことは分かります。これから社会人になる中で、毎日9時までには出社して、早くとも17時まで働かなくてはいけません。残業や、家に帰って仕事や勉強をする事も必ずあると思います。そういった中で、「本当にあなたはその仕事を続けるだけの思いがあるのか、その仕事を続けるだけの思いに気づけているのか?」ということなんだろうと思います。私が話をさせてもらったエージェントの方は、ほとんどその会社の中途入社の方で、前職などで華麗なキャリアを持っていたものの、その仕事を辞めて、自身の経験則などを交えてエージェントとして新卒者への指導やヒアリングをしている人ばかりでした。そのため、熱い思いをもって学生に向き合っていると感じました。


「3、日系大手ばかり受けているけど、受かるものなのか??」「4、そもそも、どこか俺に内定をくれる企業あるのか??」という不安に関しては、1番悩みました。

大学3年7月~大学4年1月はインターンシップや会社説明会のみであったため、この問題に関してはそれほど悩みませんでした。しかし、大学4年2月以降は早期選考や通常選考が開始され、エントリーシートでことごとく落とされる日々。また、面接に進むことができても、最終面接で落とされ、内定がもらえない日々。もちろん、どこの面接官もフィードバックはもらえないので、どこがダメで落ちたのか分からず、何から何まで(例えば、学歴、エントリーシートの内容、面接の受け答え、などなど)全てダメなんじゃないかと思いました。そのため、何度も面接練習をしてもらい、フィードバックをもらうことや、日系大手に限らず中小の企業や大手子会社なども積極的に受けていきました。結局、初めて内定をもらえるまでは、毎日ずっとこの事で悩んでいました。


今振り返り思うこと

やはり、進路選択という時期は誰も悩む事だと思う。高校入試も大学入試もそう、結構悩んだ。だけど、就職活動が1番悩んだ。その理由は、いわゆる社会人になる上でみんなで足並みそろえて歩いていたレールが終わり、次にめちゃくちゃ沢山のレールが用意されているからである。

もちろん、高校を卒業し働いている方などは、私と同年代でも早くから違うレールを走っている訳ではあるが、大半の同年代は大学生であるため、4年で卒業し、社会人になる。そのため、この先どう生きていくのかという選択肢はめちゃくちゃ沢山ある。だからこそ、悩むし、辛い思いをする。

そして、私は新卒採用枠で就職活動をするという選択肢をして、しれつな競争をする事になり、悩みにぶち当たっていた。その悩みには、さきほど挙げた「就活仲間がいない、やりたいことが分からない、そもそも自分を採用してくれる会社はあるのか」だけではなく、周りに自慢できる会社にいきたい(プライド高いから)とか、俺1人だけ来年進路なかったらどうしよう(プライド高いから)、新卒きっぷを無駄にしたくない、とかまだまだ探せばあると思う。


しかし

就活を経験した今の思いというか、考えを述べようと思います。正直、就活が終わってほっとして浮かれ事を言ってるだけと思う人、きれい事を言っているだけと思う人はいると思っています。けど、言います。

「人生は自分が幸せになる生き方をするべき」

だということです。

しかし、ここには2つの約束事があると考えています。

1つは、自身の幸せを追求するあまり、他人に迷惑をかけてはいけないこと。

2つ目は、「長期的な」幸せな生き方を模索する事が大切だと言うことです。

1つ目に関してはあまり言うことはないと思います。2つ目に関して、「長期的」という言葉を選んだ理由は、短期的な幸せはただの幸せで終わってしまうと考えているからです。

例えば、コンビニに行ったとき、とても美味しそうなシュークリームが店頭に並べられてある。自身の幸せな生き方を追求するため、そのシュークリームを毎回コンビニで買うべきなのか?もっと他の例を出すと、勤めている会社でとても辛いことがあった。これまではあまり辛いことはなかったけど、いまめっちゃ辛いから、自身の幸せのために辞めちまえ!って辞めるというのは、今その仕事を辞めることができた苦しみからの解放はあるものの、その後の事はしっかり考えているのか?、今後生きていることが幸せだと思う生き方があるのか?という疑問が残ってしまうと思います。

そのため、長期的な自身の幸せな生き方を日々模索し、行動をする必要があると思いました。

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就職活動を振り返るというテーマでありながら、「人生」という話をしてしまいましたが、そんなこんなで今日はここまでにします。 

最後まで見て頂いた皆様、誠にありがとうございました。

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