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香港撤退がはじまる

「やっぱり、もう香港は無理か」

時事通信社のニュースを読んで、今の香港は中国なんだと感じた。


SBI、香港撤退を検討関西の金融都市構想推進       JIJI.COMより


時事通信社の金融懇話会で講演するSBIホールディングスの北尾吉孝社長=2日、東京・銀座
時事通信社の金融懇話会で講演するSBIホールディングスの北尾吉孝社長=2日、東京・銀座
 インターネット金融大手のSBIホールディングスが香港から撤退する方向で検討していることが9日、分かった。中国による統制強化で香港の国際金融都市としての地位が低下すると判断した。早ければ今年度内にも実施する見通し。北尾吉孝社長は大阪や神戸に国際金融センターを誘致する構想を掲げており、これを推進する。

 日本の金融機関の香港撤退検討が表面化したのは初めて。今後、大手銀行・証券でも香港拠点見直しが加速する可能性がある。
 SBIは現在、香港に証券業務や医薬品研究開発などの拠点を置き、人員は現地採用を含めて数十人いる。撤退が業績に及ぼす影響は軽微とみられる。

20年以上前に香港に行った。

「買い物ツアーみたいやったなぁ」

バスに乗せられて、観光を交えて免税店、土産物屋など、連れ回された記憶がある。

「どう?安いでしょ。あなた買う?」

「いや、いらない」

「いらないか。次いくよ」

古い香港映画にでも出てきそうなガイドが、たどたどしい日本語でたたみかけるようにしゃべる。

覚えているのは、朝食の海鮮たっぷりの中華粥が美味しかったことだけだ。

みんな、たくましく、自由に生きていた。

このままいくと、香港から世界中の金融機関が出ていくだろう。

「ブルース・リーが生きていたらなぁ」

ふと、思った。







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