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【障害者雇用・助成金ニュース】コロナ禍での障害者就業で企業と保護者が意見交換 千葉 佐倉

皆さんこんばんは、伊藤です。

本日は千葉県の障害者雇用に関する取り組みについて取り上げさせていただきます。

余談ですが千葉県佐倉市は私の故郷や実家からとても近いですね。

そんなゆかりのある地でこのように障害者雇用が活性化するようなイベントを開催しているのはとても嬉しいことですね。

今回の重要なポイントは、

企業×障害者の方の保護者

という形式で意見交換がなされているという点にあるかと思います。

私もずっと障害者の方の就労支援に携わってきましたが、障害者のご本人様はもちろんのこと、保護者の方と就労の方向性について綿密に話し合いの時間を持つことは極めて重要だと思っています。

何故重要なのか?

それは保護者の方の方が先に亡くなってしまう可能性が高く、ご自身と離れた後もお子様が自立して生活していけるか、ご心配されている方も多く、その思いに応える必要があるからです。

そして何より保護者の方が障害者雇用や企業のことについて知る機会というのは極めて少ないのが現状です。

例えば私が勤務していた就労移行支援事業所など就労に繋がる施設にお子様が通所されていればそこから情報を得ることができたり、雇用先の担当者とお話をする機会もあります。

ただし、何らかの事情でそういった施設に通所できていなかったり、あるいはまだお子様が学生であるケースの場合はそういった機会が中々得られないこともあります。

ですのでこの千葉県佐倉市のような取り組みは極めて先進的であり、全国的に見ても大きな意義のある取り組みだと私は思います。

是非日本全国にこういった取り組みが広がり、保護者の皆様もお子様が「この企業に就職できて本当に良かった!」と思えるような事例が沢山生まれることを心から祈っております。

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