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【障害者雇用・助成金ニュース】Adecco、宮城県より「令和3年度就労移行支援事業所機能強化事業」を受託

皆さんこんばんは、伊藤です。

トップ画像は日本三景のひとつである宮城県の松島です。

私も一度訪れたことがありますが、青い海と空はもちろんのこと、青々とした松の木や岩肌などの景観がとても美しいですね。

コロナで中々気軽に旅行に行けない昨今ではありますが、また是非訪れてみたい場所の一つです。

さて前回はそんな宮城県とAdeccoの県内の障害者雇用の活性化の為の取り組みについて解説させていただきました。

※記事はコチラ ⇓

そして今回はAdeccoが宮城県から受託されたもう一つの事業である、県内の就労移行支援事業所の強化の取り組みに関するニュースの解説をしたいと思います。

ニュースを読むとAdeccoは既に5年連続でこの事業を受託しているのですね。

この事業の目的は以下のとおり説明されています。

「令和3年度就労移行支援事業所機能強化事業」は、就労移行支援事業所、就労定着支援事業所、そして障がい者の雇用を予定もしくは検討している企業の相互交流や連携を促し、障がいのある方が安心して長く働き続けられるための取り組みを推進することを目的とした事業です。

この「 相互交流 」というのが極めて重要なキーワードかと思います。

就労移行支援事業所はこのnoteでも何度かお伝えさせていただきましたとおり、障害者の方の就職をサポートする為の施設になります。

※就労移行支援の詳細はコチラ ⇓

就労移行支援事業所についてはここ近年急増したこともあり、企業の方々の認知度は高まっては来ていると思います。

ただしこれは私のあくまでも主観ですが、法定雇用率を既に達成している企業については就労移行支援事業所の存在を知っていたり、上手く連携して雇用に繋がっているケースも多いように思います。

対して法定雇用率が未達成であったり、まだ障害者雇用をしたことがない企業にがまだ認知度が低いようにも思えます。

そして逆に就労移行支援事業所側については本文では、

さらに、就労移行支援事業所における企業開拓をはじめとした課題を個別に解決し、障がいのある方が働き続けられる環境の整備を促進します。

とあります。

ここから就労移行支援事業所側に、は逆に企業開拓をし雇用の受け皿を見つけることに課題感があることが伺えます。

つまりは双方の連携をもっと強化する必要があることを物語っていますね。

就労移行支援事業所は、通所中にPCトレーニングを受けるなど一定のスキルがあったり、企業で職場体験実習などを経験して働ける状態にある方々も少なく自社の採用したい優秀な人材と巡り合い雇用に至る可能性も十分にあります。

まずは今回の宮城県の事業が、県内の企業の就労支援移行支援事業所等の認知度を高め連携を強化することで障害者雇用率と定着率をアップさせた事例を作ることで、それを更に全国に広めていけばもっと日本の障害者雇用は拡大する可能性はあるかと思います。

我がnoteは誠に勝手ながら、宮城県とAdecco、そして宮城県内の就労移行支援事業所、就労定着支援事業所、そして障がい者の雇用を予定もしくは検討している企業の取り組みを精一杯応援させていただきたいと思います!!



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