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【障害者雇用・助成金ニュース】Adecco、宮城県より「令和3年度障害者雇用プラスワン事業」を受託

皆さんこんばんは、伊藤です。

突然ですが問題です。トップ画像の人物は誰でしょう?

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正解は伊達政宗公です!

大河ドラマでは今や世界的な俳優さんですが、まだ当時若手の駆け出しだった渡辺謙さんが演じました。

幼少の頃に右眼を失うという大きなハンディキャップを背負うも、「 もっと早く生まれていたら天下を取れていた 」と言われるほどの戦国武将までに成長し、今でも歴史好きの方々からの人気も根強いですね。

そんな伊達政宗公のゆかりの地である宮城県の障害者雇用への新たな取り組みに関するニュースについて解説したいと思います。

いよいよ自治体と企業がタッグを組んで障害者雇用の課題解決に取り組む事例が出てきましたね!

アデコはニュースにもあるとおり官公庁や地方自治体が主導する事業を多数受託した実績を持っており、かつ特例子会社を持つなど元々障害者雇用に積極的な企業なので今回の受託はまさに適任かと思います。

こういった取り組みの背景にはこういった宮城県側の課題感があります。

宮城県では、2020年6月1日時点の県内民間企業における障がい者雇用率が2.17%と過去最高を記録したものの、2021年3月1日より引き上げとなった法定雇用率2.3%を下回っており、障がい者雇用の促進は引き続き重要な課題となっています。

障害者雇用率が引き上げがされて間もないのでそこに達していないのはある程度いたし方ないかと思いますが、それでも早速その達成を目指そうとする宮城県には拍手を送りたくなりますね。

そして宮城県からアデコが託された施策が以下のとおりです。

Adeccoは、宮城県内の企業における障がい者雇用の現状と課題の分析を基に、企業訪問による障がい者雇用の普及啓発、企業向けセミナーの開催、特別支援学校見学会の実施、企業説明会などの施策を通じ、宮城県の企業における障がい者雇用率の向上を目指します。

これらの取り組みの中で個人的には特に、

特別支援学校見学会の実施

が重要な施策だと思っております。

他の記事でも投稿させていただきましたが、特別支援学校の生徒さんは職業訓練や企業内での職場体験実習などのトレーニングを受けていたりするので、就職に必要なスキルを身に付けていて優秀な方も少なくありません。

また毎年卒業生を輩出するので安定した雇用が見込めるというメリットもあります。

是非宮城県とアデコのタッグが成功事例となり、他の都道府県でもこのような取り組みが広がることを願わずにはいられません。

まさに伊達政宗公を擁する宮城県とアデコが生み出す、障害者雇用の天下統一の物語の始まりですね!!

次回はアデコの宮城県からのもう一つの受託事業である、「 就労移行支援事業所機能強化事業 」について解説したいと思います。

本日もご拝読いただきありがとうございました<m(__)m>



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