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働き方(翔泳社の福祉の本)

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翔泳社の福祉の本が扱う「働き方」や「資格」をテーマにした記事を収納しています。
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#発達障害

フリーランスになる前に副業から! 発達障害を持つ人が会社を辞める前に準備すべきこと

会社を辞めて、フリーランスとして働きたい。 ASDやADHDなどの発達障害を持つ方の中には、仕事内容や人間関係などさまざまな理由から、会社勤めに限界を感じている場合が少なくないかもしれません。 そんなときの選択肢として、フリーランスとして働くことが挙げられます。ですが、思い立ってすぐに会社を辞めてしまわず、準備をしてからのほうがうまくいく可能性が高まります。 書籍『発達障害フリーランス 属さない働き方のすすめ』(翔泳社)の著者である銀河さんは、自身も勢いで会社を辞めたこ

発達障害を強みに変える、フリーランスという働き方

「発達障害を強みに変える」という言葉は、発達障害を持つ方の就労支援をされている銀河さんのスローガンです。 銀河さんは自身も発達障害の当事者で、いまはフリーランスとして仕事をされています。かつては会社員として働いていたものの、人間関係などに悩んで退職。「死ぬよりはマシだ」とフリーランスになったそうです。 そんな銀河さんがこれまで培ってきたフリーランスとして働く方法や、なぜ発達障害を持つ方がフリーランスに向いているかなどを紹介・解説した書籍が『発達障害フリーランス 属さない働

先輩たちに学ぶ、発達障害の特性を仕事に活かす方法【就活ハック×こだわりさん著者対談】

こんにちは、編集の井上です。 今年1月に刊行した『ちょっとしたコツでうまくいく! 発達障害の人のための就活ハック』(以下、就活ハック)で編集を担当したのですが、そこでの経験を通して「発達障害の人が参考にできる就活や転職の情報はまだ少ない」という課題に気が付きました。 今回、当事者の方の参考になる情報や体験談をもっとシェアできないかと考え、就活・転職事情に詳しいお二人へ対談を打診することにしました。 ご協力いただいたのは、『就活ハック』の著者であり当事者の方との関わりも深

特性を強みに変えるには?発達障害の人が就活・転職で使えるコツ【就活ハック×こだわりさん著者対談】

こんにちは、編集の井上です。 先日発売した『ちょっとしたコツでうまくいく! 発達障害の人のための就活ハック』(以下、就活ハック)で編集を担当したのですが、書籍の制作を通して改めて「発達障害の人が参考にできる就活・転職の情報はまだまだ少ない」という課題を感じました。 そこで今回、もっと当事者の方に役立ててもらえる情報や体験談がシェアできればと考え、事情に詳しいお二人に対談を打診することに。 ご協力いただいたのは、『就活ハック』の著者であり当事者の方との関わりも深い窪貴志さ

実際どう? 発達障害の人が知っておきたい就活・転職の事情とは【就活ハック×こだわりさん著者対談】

こんにちは、編集の井上です。 6月といえば就活シーズンも真っ只中。就活生のみなさんは応募書類の作成や面接対策に忙しくされている時期でしょうか。社会人のみなさんは年度も変わったタイミングで仕事やキャリアを振り返り、転職を選択肢に考え始めた方もいるかもしれませんね。 就活・転職の対策に使っていただける本は翔泳社にもいくつかあります。今年1月には、発達障害の方に向けた『ちょっとしたコツでうまくいく! 発達障害の人のための就活ハック』(以下、就活ハック)も刊行しました。 本書は

発達障害の人が不安なオンライン面接、身だしなみを整えて第一印象をよくしよう

就職活動はオンラインやリモートが盛んとなり、実際に会社の人と対面せずに内定するケースも増えています。 ただでさえ経験の少ない就活が、さらに社会的にも事例の少ないオンラインに場を移しつつあるいま、特に発達障害を持つ方にとって「どうすればいいのか」と戸惑うことが少なくないはずです。 翔泳社ではそんなときに役立てていただける本として『ちょっとしたコツでうまくいく!発達障害の人のための就活ハック』を発売中。発達障害を持つ方が就活の際に困りがちなポイントを多数取り上げ、具体的な解決

新しい時代の働き方は発達障害の人にとってチャンス? 『発達障害の人のための就活ハック』刊行記念で特別コラムを公開

翔泳社の福祉の本編集部の井上です。昨年から編集を担当していた『ちょっとしたコツでうまくいく!発達障害の人のための就活ハック』を1月20日に刊行しました。 本書は発達障害の特性(発達特性)のある方が就活・転職をする際に、発達特性による「得意」を最大限活かしつつ、「苦手」には対策を考えながら就活を進める方法を解説しています。 基本的には一般雇用を目指す方を対象としていますが、働き方の選択肢を広げてもらえるように、障害者雇用についても解説した章があります。診断や障害者手帳の有無

発達障害の人にある就活の悩み、業種研究からエントリーシートの書き方まで解説

就職活動は自分や社会、仕事について見つめ直す大きな機会の1つ。発達障害を持つ方は、自分の特性と企業・仕事をマッチさせられるか、不安を抱くことも多いかと思います。 しかし、少し工夫や対策をすれば不安を和らげ、希望の就職を叶えることが可能です。そのための方法を解説したのが翔泳社の本『ちょっとしたコツでうまくいく!発達障害の人のための就活ハック』です。 本書は長年支援活動をされてきた著者3名(窪貴志さん、高橋亜希子さん、山本愛子さん)が、「通常の就活本には載っていない、発達障害

発達障害の人が苦手な予定や時間の管理は、スケジュール帳で解決する

会議の予定があるのに気づいたら約束の時間を過ぎている。 締切が迫っているのについ趣味に夢中になって作業に取りかかれない。 職場でこうした行動を繰り返していると、「仕事ができない」「サボっている」など、上司や同僚から悪い評価を下されてしまいます。性格の問題と片付けられることも多いのですが、実は「発達障害」が原因であることも少なくありません。 発達障害は一般にADHD(注意欠陥・多動性障害)とASD(自閉スペクトラム症)に分類されます。ADHDとASD、どちらの場合でもスケジ