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世界で(たぶん)いちばんほっこりする 人生相談室

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こちらでは、神戸女学院大学 内田ゼミ卒業生・タムラが、恩師・内田樹先生へ人生相談する様子を公開しております。 内田先生の学術的武道的な専門領域から遠く離れた、ごくごく普通の、市井…
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記事一覧

往復書簡 第8便「既知ベース・未知ベース/仲良くすること・親しくすること」(返信…

こんにちは。内田樹です。 今日は「敬意」についてのお訊ねですね。 僕が敬意ということがた…

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往復書簡 第8便「既知ベース・未知ベース/仲良くすること・親しくすること」(往信…

内田先生 おはようございます。タムラです。 毎度毎度、わたしの大変わかりにくいメールにご…

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往復書簡 第7便「霊性について」(返信:ウチダ)

タムラさま こんにちは。内田樹です。 メール頂きながら、返信遅れて申し訳ありません。 神戸…

往復書簡 第7便「霊性について」(往信:タムラ)

内田先生 先般の「社会的信頼について」へのご返信、ありがとうございました。 「信頼」は「…

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往復書簡 第6便「きげんよくすること#2」(返信:ウチダ)

*** 今回の内田先生のご返信は、内田先生のブログにも掲載中です。 リンクはこちらから(- …

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往復書簡 第6便「きげんよくすること#2」(往信:タムラ)

内田先生 こんにちは。タムラです。 きょうの東京は雪です。2024年の初雪で、ずいぶん冷え込…

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往復書簡 第5便「社会的信頼について」(返信:ウチダ)

こんにちは。内田樹です。 どんどん質問が来てしまうので、とりあえず、一つずつ時系列に沿ってお答えしてゆくことにします。今日は「社会的信頼」についてのご質問にまずはお答えします。 正直に言うと、この質問の意味が僕にはよくわかりませんでした。 僕は「社会から信頼されている」というような文型で自分のことを考えたことがないからです。「社会」という主語が大き過ぎて、抽象的過ぎて、意味がよくわからないのです。「社会」という主語は、それにふさわしい大きくて、抽象的な語と対になるものでしょ

往復書簡 第5便「社会的信頼について」(往信:タムラ)

内田先生、こんにちは。 往復書簡を通しての卒後教育、ほんとうにありがとうございます。 あま…

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往復書簡 第4便「きげんよくすること」(返信:ウチダ)

こんにちは。内田樹です。 今回は「ごきげん」についてですね。 僕は朝は道場におりて、「朝…

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往復書簡 第4便「きげんよくすること」(往信:タムラ)

内田先生 こんにちは。タムラです。 今回のテーマは、「ごきげん」についてです。 「いつお…

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往復書簡 第3便「贈与のサイクル」(返信:ウチダ)

タムラさま こんにちは。内田樹です。 今回は「贈与」についてですね。 贈与についてのは原則…

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往復書簡 第3便「贈与のサイクル」(往信:タムラ)

内田先生 2度目の「才能」についてのご返信、ありがとうございました。 「才能」は天賦のも…

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往復書簡 第2便「才能について#2」(返信:ウチダ)

タムラさま おはようございます。 メールありがとうございます。 才能についての重ねてのご質…

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往復書簡 第2便「才能について#2」(往信:タムラ)

内田先生 こんにちは。タムラです。 先日は、ご返信ありがとうございました。 「才能について」の分類(平時/非常時、多数派/少数派)があり、その分岐点は「競争に耐えるかどうか」というお話を拝読して、 わたしがイメージしていた「才能」は、「平時の才能×多数派の才能」だったのかもしれない、と思いました。 というのも、スパルタ的な感じでビシバシ育てる(というか鍛える)厳しさに耐えられないと、「才能がない」と思ってきたかもしれない、と感じたからです。 少しオーバーな表現をす