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【これを高めれば内定に近づく】就活に必要な5つの能力

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ノンスペック学生が能力を高めなければいけない理由

企業が欲しい学生とは
そもそも企業が欲しい学生とは、どんな学生でしょうか。それは”お金を運んでくることができる人間”です。企業活動は、基本的には利益創出を目指すものです。(CSR活動やNPO、公的機関など例外は存在します)そのため当たり前ですが利益創出に”繋がりそうな”人間を欲しがります。ただ新卒採用は、中途採用と違って、必ずしも入社直後の利益創出を期待されている訳ではありません。数年後のポテンシャルを期待して採用するのです。だからこそ、企業は学生の過去の経験から、ビジネスで成果を残せる思考性や価値観を持っているか把握しにかかります。その中で重要な要素がスペックです。スペックについては別記事で詳しく書いてるため、参照して頂ければと思いますが、スペックがある学生はポテンシャルがある可能性が高いのです。

ノンスペック学生はどうすれば良いのか
それでは、これといったスペックのないノンスペック学生はどうすれば良いのでしょうか。私たちは”能力”を向上させることで、数年後に”お金を運んでくることが出来る人間”だと思ってもらうことが重要だと考えています。脱正論就活でサポートする学生の多くはノンスペック学生です。しかしながら、過去の支援学生の多くが超大手企業から内定を貰っているのは、徹底的にこの能力を鍛え、選考の場で能力の高さをアピールすることに成功したからです。では、次章以降で具体的に必要な能力を見ていきましょう。

能力①:見た目力

必要な能力の一つ目は『見た目力』一見不可変な能力に見えますが、実は最も変えやすい能力の一つです。特に女性は如実に選考結果に影響するので、注意が必要です。大きく2つの要素に分けることができます。

誰から見ても端正な顔立ち
まずは顔立ちです。正直、実際の顔の構造自体は整形などしないと変えられないため現実味は薄いです。(一部就活のために整形する人もいますが)ただ例えばダイエットや眉毛のカット、コンタクトへの変更などにより、大きく改善することが出来ます。また自信のある表情に変えるだけでも、顔立ち自体が変わって見えます。また女性の方は、しっかりメイクをしましょう。就活メイクという言葉がありますが、基本的にはわざわざ就活用にメイクを薄くする必要はありません。自分が最も輝ける状態にしましょう。

髪型や服装へのこだわり
次は髪型と服装。髪型は特に男性です。絶対にデコ出しヘアーにしてください。それだけで本当に変わります。ジェルなのでしっかりと固めるのも良いと思います。無造作ヘアーはNGです。上記のメイク同様、例えばツーブロックなどは別に問題ないですよ。もちろん何事もやり過ぎはダメですが。またツールに関しては、リスクを考えるとリクルートスーツが安牌です。また、必ず既製品ではなくオーダーメイドスーツが良いです。金銭的に難しければパターンオーダーという特定のパターンで作成してくれるものであれば二万円台から購入できます。またワイシャツのサイズ感も気をつけてください。シルエットが締まってないと本当に格好が悪いです。

能力②:日本語力

次は日本語力です。ESの添削をしていると内容よりもまず正しい日本語が使えていない人が大勢います。それもそのはずで、大学時代はレポートや卒論以外に拘った文章は書きませんし、一言一句細かく添削される訳でもありません。そうなると日本語力が上がる理由もないですね。

誰にでも分かる日本語
まずはこれです。誰が読んでも分かる文章かどうかが重要です。そもそも誤字・脱字があるのは論外として、シンプルに日本語を間違えているケースも多いです。また句読点の位置がおかしかったり、主語と述語の関係がぐちゃぐちゃなこともよくあります。重要なことは、見直すということです。おすすめは音読です。音読した時に文章の切れ目に違和感のある部分はないか、句読点がなくて息継ぎできない部分はないかなど、細心の注意を図りましょう。

刺さる言葉・表現
これは少しハイレベルですが、同じ意味でも刺さる表現と刺さらない表現があります。これは引き出しを増やすしかないので、ビジネス書を読んだりしてインプットしましょう。おすすめはTwitterなどで著名なビジネスマンをフォローすることです。ただ文章を読むだけでなく、自分の引き出しにするという意識を持てるかが重要です。

能力③:論理的思考力

的確な補助線
物事を考える際、そのまま真正面から捉えてるだけでは中々本質は見てきません。適切な補助線を引いて、要素分解することが重要です。例えばよく言われる例ですと、売上減少という事象を考える時にそのまま立ち向かっても解決には近づきません。一例としては客数×客単価という形に分解し、双方検討することで解決に近づきます。(本当はもっと細く見ないといけませんが)このように物事を分解しながら、四則演算などで整理していくことが重要です。

要素転換
分解した要素や、補助線の引き方自体を他の事象に転換することが重要です。例えば、企業の魅力の4Pと呼ばれるものがあります。 これはPhilosophy( 理念・目的)、Profession(仕事・事業)、People(人材・風土)、Privilege(特権・待遇)のことですが、サークルの会員数を増やす事象に転換して見ましょう。サークル日本一を目指すサッカーサークルであれば、Philosophy(全国日本一)、 Profession(実戦形式の練習)、People(体育会には入れなかったガチ勢)、Privilege(人工芝の練習場が使える)と分けることができ、相手に合わせて訴求することが可能です。このように、要素を転換することで新しい発想が生まれたりするのです。

能力④:多面設定力

次は多面設定力です。これは私たちが作った造語なため、聞いたことがない言葉だと思います。私たちは論理的思考の前提にこの能力があると考えています。検討するフレームを決める力になるのですが、2つの軸を解説します。

時間軸のコントロール
物事を検討する際に、どの時間軸で思考するかで導き出されるものが変わってきます。例えば、勉強中だとしましょう。凄く睡魔に襲われて寝るかどうか迷っています。これを今の快楽ベースで考えると確実に楽なため寝た方が良いです。しかしテストがある明日のことを考えると、今頑張った方が楽となったりします。この時間軸を上手くコントロールすることが重要です。

空間軸のコントロール
時間軸と同様、空間軸もコントロールすることが重要です。空間軸とは少しイメージし辛いですが、アリの目とトリの目などと言われたりします。具体例で説明すると、子供が携帯電話を持つ是非について考えてみましょう。家庭内という空間軸で考えると子供の安全の優先順位が極めて高いため、持たない方が良いという結論になるかもしれません。しかし日本経済という空間軸で考えると、デジタルデバイスを幼少期から触っていることはGDPの増加に繋がる可能性があるため、持った方がよいとなるでしょう。時間軸と空間軸の切り分けは難しいですが、このように二つの軸をコントロールしながら、どのフレームで考えるかを最初に設定することが大切です。

能力⑤:情理的対話力

いくら良い内容を考えることができても、結局話せなければ意味がありません。さらに言うと、相手を感化させられるくらい話せるようになると、内容以上の評価を貰えることがあります。

強弱の使い分け
よくESの丸暗記でそのまま棒読みする学生がいますが、正直言葉が入ってこないです。お笑い芸人さんなどがそうですが、トーク内で非常に強弱の使い方が上手です。歌なんかでもAメロとサビで歌い方が変わると思いますが、あのイメージです。色々なプレゼン動画を見て、その人を真似するのが近道です。

表情やジェスチャー
よく、エピソードに表情が乗るまで練習しろと学生たちに伝えています。これはどう言うことかというと、人間悲しい話をする時は悲しい表情を、嬉しい話をする時は笑顔になると思いますが、こと面接になると、どんなことを話す際も表情が硬い方が多いのです。そのため、表情が自然に出るまでガクチカなどの必出内容は準備していく必要があります。また、ジェスチャーを効果的に使うことが出来ると、それだけで伝わる力が違います。これもプレゼン動画を見て、真似をするのが良いでしょう。

最後に

長々と書いてきましたが、ノンスペックだけど超大手企業に行きたいとなら、この能力を満遍なく上げていかなければいきません。この能力は掛け算なので、一つでも0があったら意味がなくなります。こちらのnoteでは、これらの能力を上げる方法も投稿していく予定ですので、乞うご期待ください。
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