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大学入試・一般選抜後期日程の前に再確認!小論文対策【小論文.comの受験情報】  

 ここでは、これから一般選抜の後期日程を受験する方に向けた小論文対策として、これからでも間に合う小論文試験対策法をご紹介していきます。

 なお、小論文対策の序章として基礎的なお話は下記の記事でご紹介しております。最初にこちらをご覧いただくと小論文対策の概要が掴めるため、より効率的な対策となりおすすめです。↓↓↓




【1】小論文において論理を表現する技術  

 論理とは「議論や思考を進める道筋・論法」のことで、論理が最重視される小論文という科目においては、仮説の段落(序論)や結論の段落よりもむしろ、仮説を立ててから結論に至るまでのその過程をいかに表現するのかが重要だといえます。つまり、(1)仮説の段落、(2)論理展開の段落、(3)結論の段落とある中の、(2)論理展開の段落でどのような説明をするのかが重要だということです。

 ではその論理展開というのはどのようなものなのでしょうか。詳細は下記の記事にてご説明しております。↓↓↓


【2】小論文の制限時間に対する配分  

 小論文試験での合否を分けるのは試験開始後10分から15分です。「始め!」と同時に書き始めるという人がいれば、その時点で勝負は決まっているといえます。この10分から15分で合否の90%は決まります。この短い時間を大切に使いましょう。

 時間配分については下記の記事で詳細をご説明しております。↓↓↓


【3】原稿用紙の使い方  

 第1に、近年特に多く見られるのが、最初の最初に段落を表すための1マスの空欄スペースが入れられていない状態です。手書きであればなんとなく空欄スペースを空けておくものだということで手が勝手に動くようなものなのかもしれませんが、パソコン等で作成するデジタル文字の場合、メールやLINE等に慣れすぎてしまっているせいか、最初に1マス空けずに自由に段落として書いてしまっているケースが多々見られるようになってきました。小論文である以上は段落構成は必須で、段落を作るということは最初の1マスは空けるということでこれも必須ですから、まずは段落の最初は1マス空けてから書くことにしましょう。

 その他にも、間違いやすい「改行」「行末句読点」「英数字」のルール、ルールの重みについて、下記の記事でご説明しておりますのでご確認ください。↓↓↓ 


【4】形式段落と改行  

 SNSやメールでのやりとりが主流となり、そのような媒体を通して文章を読んだり書いたりすることに慣れてしまっているために、無意識のうちに小論文や志望理由書といった正式な答案用紙・提出書類においても、SNSやメールのような書き方になってしまっている文章を拝見することが多くなってきました。

 その中で特に目立つ「形式段落と改行」について、下記の記事で解説しております。↓↓↓


【5】「、」を打つタイミング  

 書き手の目線として、もし頭の中にすでにしっかりとした理論が構築されており、後は「書く」という作業のみが残っているという場合、どんどんペンが動いていくもので、そうすると「、」を打たずに一気にどんどん書き並べていきがちです。しかし、読み手の側から見ると「、」がなくどんどん日本語が並んでいると、簡単に言えば息継ぎをする場所さえも見つかりにくく、息が続かないような感覚で目も脳も疲れてしまい、理解が進みにくくなってしまいます。ですから、ある程度感覚として自分自身が息継ぎをするような切れ目では「、」を入れておくようにしたいですね。

 また何か並列の関係の場合、A and B といった状態であれば特に「、」を打たずにそのままサッと並べておくのが良いわけですが、例えば、A which is 〜 and B that we believe〜のような形で、A and B が「AとB」のようにシンプルに並ばずある程度文の中で距離がある場合は、「〜というAと、〜と私たちが考えるBで」のように「、」を入れた方が良いでしょう。つまり、何かを並べる際の距離が近いか遠いかによって「、」が入るかどうかが変わるということです。

 詳細は下記をご覧ください。↓↓↓


【6】「漢数字」か「算用数字」か  

 小論文を含めあらゆる「原稿用紙」を用いる際、数字表現にはルールがあります。横書きの原稿用紙と縦書きの原稿用紙で表記が変わるということで注意が必要です。

 横書きの原稿用紙の場合、原則として数字は算用数字で表現しておきます。縦書きの原稿用紙の場合は漢数字での表現になります。

 横書きの原稿用紙で算用数字を用いる場合、1マスに2文字(算用数字)を入れる必要があります。いわゆる半角の状態で1マスに2文字を組み込んでいくということですね。これは算用数字だけでなく英字(アルファベット)も同様です。

 詳細は下記をご覧ください。↓↓↓


【7】マス目の中の文字配置  

 小論文を書く際にアナログ形式の原稿用紙を用いる場合は、普段通りに書いていくというよりもそれなりにかしこまった形できっちりとした文字表記をしていく必要があります。

 では、ただ単にきれいな原稿用紙に仕上げていくという観点だけでなく、制限時間、制限文字数が指定されている中での作戦としてどのように表記していくのか。それは、大きく分けると下記の通りです。

1 マス目の中で左寄せで書かない  
2 マス目の真ん中に小さく書かない  
3 マス目いっぱいに大きく書かない

 上記それぞれのポイントや、マス目のどこにどの大きさで書くべきかなど、詳細は下記の記事でご説明しております。ご確認ください。↓↓↓


【8】文字数の膨らませ方  

 受験小論文対策を始めてすぐの受講生や少し時間が経ったレベルの受講生の中で、よく「指定の文字数に全然達しません」「どうすれば文字数を稼ぐことができますか」といったご質問をいただきます。

 小論文対策が進んでいく初級、中級、上級の段階によってこの制限時間や制限文字数に対する感じ方が大きく変わってくるものです。逆に言えばその感覚から今自分自身がどのような位置に属しているのかが見えるようにもなります。

 そのような熟練度を把握していく中で、下記の記事では特にこの文字数の増やし方に関する理論を説明しています。またそこから派生して、論文の構造から見る重要度の感覚や段落構成の仕組みについて詳しく解説していきますので、ぜひご確認ください。(有料記事)↓↓↓


【9】スピーディ&綺麗な文字の書き方  

 小論文試験において最大の条件である「制限時間」「制限文字数」を前提に、その条件下でいかに好印象を持ってもらえる見た目に仕上げることができるのかも小論文に関しては重要なポイント。

 下記の記事では、ただただ綺麗な文字の書き方を考察していくということではなく、スピーディかつ綺麗な文字を書くという一見相反する手法について考察をしております。それを皮切りに、志望理由書や履歴書を含め、「綺麗な文字の書き方」「綺麗な書類の作り方」について、小論文.comオリジナルの手法である「速美書写法」を通して伝授しています。(有料記事)↓↓↓


【10】略字での漢字表記  

 小論文に限ったことではありませんが、例えば「門」(もんがまえ)のような文字で略した書き方ができる文字について省略形で書かれる方が時々いらっしゃいます。よく見られるのが「関係」の「もんがまえ」の部分を省略形にしている略字や、「第1」「第2」の「第」を省略形にしている略字です。現代ではあまり用いられていないためか、特に高校生や大学生ではこのような略字で書いて原稿を提出される方はほとんどいませんが、社会人入試で受験をされる方はなかなかの割合で略字が用いられています。

 省略表記の例や、省略表記がなぜ好ましくないのかなど、詳細はこちらの記事でご説明しております。↓↓↓


【11】漢字間違い  

 漢字間違いというのはいつの時代でも頻繁に起こるもので、長年添削指導を行なっている小論文.comでもその蓄積されたデータには傾向が色濃く出ています。そのわかりやすい傾向の順に漢字練習をしていけば、小論文対策の漢字としては問題なくクリアできるといえるでしょう。

 小論文において最も有名なのは、「価値観」という漢字を「価値感」としてしまう間違いです。これは単純に「間違った漢字になっていますね」というレベルのものではありません。「観」というのは「本質・真実の悟り」といったようなまさに小論文にふさわしい「ものの考え方」の話をしています。それに対し「感」というのはまさに「感情」のことで、これはまさに小論文ではなく作文や感想文の分野になる「個人的なフィーリング」の話をしています。小論文試験においては致命傷になりかねない状態ですから、この間違いだけは必ず修正しておかなければなりません。

 他にもよくある漢字間違いについて、下記の記事をご確認ください。↓↓↓

 また小論文.comでは、小論文.comにおける長年の添削指導経験から蓄積される統計を元に、小論文試験において最も書き間違いが多い注意すべき漢字について、重要な順に紹介している電子書籍をご用意しております。

【内容】(PDF/80ページ)
(1) 小論文特有の間違いやすい漢字
(2) よくある間違いやすい漢字
(3) 書き間違いやすい漢字
(4) 読み間違いやすい漢字

 単純な漢字の暗記ドリルというよりも、小論文や志望理由書・自己推薦書のような重みのある文章に特有の漢字にスポットライトを当て、漢字の意味から逆算して漢字間違いを起こさないようにする戦略的な小論文のマスター書です。

 小論文.comでの長年の添削指導経験があるからこそ自信を持ってお届けできる内容です。下記の記事よりご購入いただけます。↓↓↓


【12】小論文.comの対策  

 小論文.comでは、答案の提出から返却まで最短で24時間以内での返却も可能です。答案の提出から返却までの期間が圧倒的に短いのが小論文.comの特徴の1つです。これにより、短期間で効率的に小論文をマスターすることが可能です。全くの初心者の方でも、試験まで残り数日間で飛躍的に得点力を伸ばし、合格された方も多数おられます。

 小論文.comの講座一覧は、こちら公式サイト「小論文.com|講座案内」よりご確認いただけます。※面倒な会費のお支払いなどは一切ありません。

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