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『長くつ下のピッピ』作者のアストリッド・リンドグレーンが残した言葉【受験の味方】  

 小論文の添削指導の際によく受験の不安や心配事をご相談いただくことがあります。孤独と向き合いながら自分と戦っていかなければならない受験生活の中で、ときには不安にかられ「このままでよいのか」「自分は大丈夫なのか」など、今の勉強方法や未来の自分の姿を考え、思い悩むこともあるでしょう。そのようなときに、励まされ心の支えになるようなアストリッド・リンドグレーンの名言をお伝えします。


アストリッド・リンドグレーン  

 『長くつ下のピッピ』『ちいさいロッタちゃん』『ミオよ、わたしのミオ』などの名作児童文学を生み出したスウェーデン・スモーランド地方出身の作家アストリッド・リンドグレーン(Astrid lindgren)。

 1945年にスウェーデンで出版された『長くつ下のピッピ』は、40以上の言語に翻訳され世界中で愛されている作品です。

“Allt stort som skedde i världen skedde först i någon människas fantasi.”
世界で起こった素晴らしいことはすべて、最初は誰かの想像の中で起こったことなのです。

“Jag vill skriva för en läsekrets som kan skapa mirakel. Barn skapar mirakel när de läser. Därför behöver barnen böcker.”
奇跡を起こせる読者に向けて書きたい。子どもたちは本を読むと奇跡を起こします。だからこそ子どもたちには本が必要なのです。

 リンドグレーンは86歳まで創作を続け、彼女の作品は全世界100か国以上で読みつがれています。2002年に94歳で亡くなると、スウェーデン政府は功績を記念して児童青少年文学賞である「アストリッド・リンドグレーン記念文学賞」を設立。2005年には、リンドグレーンが執筆した原稿や書簡類がユネスコの「世界の記憶」に登録されました。


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