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潜在意識の特徴【量子力学×潜在意識】

こんばんはSHOです。僕のnoteを読んで頂きありがとうございます。

以前、こんな投稿をしました。

潜在意識の話をしている人は本当にたくさんいるのですが、僕は最初に潜在意識関連の話を聞いた時に「めっちゃ怪しい」と思ったタイプです。

自分が無知だったこともありますが、目に見えない何かを信じているようで、 この類の話をしている人みんな何かに洗脳されているのかな?とか宗教かな?とか思ってしまったんです。

なので、潜在意識の話をする前には「量子力学」というものを話しておくべきで、その話が分かると、潜在意識の話も腑に落としやすいと僕は考えているので上に挙げたような投稿をしたのですが、この投稿が意外にも多く読んで頂いているようで、ありがたい限りです。

今回はその投稿を踏まえまして「潜在意識とは」という話をしていくことにします。繰り返しのご案内で申し訳ありませんが、今回の投稿の前に、下記の投稿を一読してから読み進めて頂けると理解が深まるはずです。

例えば、なんだか急にお腹が痛くなったとします。

「やばい...なんとかして早くトイレにいかないと...」

と思っていると、目に入ってくる景色が無意識にトイレばかり目につくなぁという経験はございませんか?

見慣れた景色...歩き慣れた場所...普段目に入ってこないトイレがこんなにもたくさんあったなんて....!!ってなります。

あなたが何を意識しているかで、あなたの目の前に現れる景色や現実が変わっていくとは、こういう時に実感できるはずです。

これを量子力学的にいうとすれば、意識した段階で量子の状態が確定し、意識しているので脳が認識する範囲も決まって、その範囲をどう解釈するかによりその人の現実が決定するということになります。 

先ほどの例で、なぜトイレばかりに目がいったかというと、あなたがトイレを意識したことから始まるのです。

○自分が信じていることを信じたい

人が何かを「意識」し、どのように解釈するのかは「無意識領域で固定された思考パターン」によって決まります。

基本的に脳はめちゃエネルギーを使うんです。なので、なるべく省エネしたいと思っているんです。だから思考をパターン化させて、なるべく余計なエネルギーの消費を抑えようとしているわけです。

ちなみに、この固定化された思考パターンを「思い込み(観念)」といいます。 要はあなたが信じていることです。これはルーティン化するので、図のようなことが起きます。

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いわばこれは「無限ループ」のようなものなので、無意識に「これが現実」という確信とともに蓄積されていくのです。

さらにいうと、人は「自分が信じていることを信じたい」という欲求を持っています。だから、自分が信じていない出来事が起きたとしても

「え!!ウソ!?信じられない!!」

と言って、簡単に信じません。これはなぜかというと、今まで信じてきたことを自分で否定したくないからです。自分にとって望まないことを引き寄せることが分かっていても深層心理では「信じたい」と思ってしまっているのです。 これがめっちゃくちゃ厄介です。

そしてもう1つ重要なこと。

「実は、あなたが信じていることの多くが真実ではないんだ」ということです。

「???」と思ってしまうかもしれませんが、これは本当のことです。例えば、Aさんが「○○こそ真実」だと思っていてもBさんは 「△△こそが真実」だと思っていることなんていくらでもあると思いませんか?

この場合、Aさんが勝手に「それが真実だ」と解釈しているだけで、だから Aさんの前に「真実、現実」として現れているのです。あなたが「正しい」 と思っている大半は「社会通念」だったり、誰か他人から植え付けられた 「思い込み」なのです。これは覚えておいて損はありません。

そして、「〜になりたい」「〜を達成したい」という目標を掲げ、それを叶えることができたとしましょう。

それなのに、「何かが違うんだよなぁ」といったように違和感を感じた腑に落ちなかったりすることはありませんか?

そういう方はきっとそれは「あなたが本当に求めていたこととは違う」という可能性があります。本当の自分が求めていることではないから、潜在意識の奥にいる自分が抵抗しているのです。 なんとか頑張っていて達成しても、と抵抗をし続けるから満足感が得れないのです。

・あなたは、本当はどうありたいの?
・どんなことに喜びを感じるの? 
・あなたが本当に大切にしているのは何?

社会通念や常識に惑わされることなく、自分はどうしたいのか?どこに向かって行きたいのかを見極める必要があります。

○潜在意識とは?

意識には2種類あると言われています。
●顕在意識:見て、聞いて、判断する意識のこと(3〜10%)

例を出して説明すると、今あなたは横断歩道の前にいるというイメージをしてみてほしいのです。

これを渡るとき、あなたならどうされますか?おそらく

「右見て、左見て、もう 1 回右見て、車来てない、よーし渡ろう!」

こんなところではないのでしょうか。このように、自分でしっかり判断して道路を渡る、この時に使う意識が顕在意識なのです。

●潜在意識:意識に上がってこない意識のこと。無意識(90%以上) 

え?ほとんど潜在意識じゃん!って思った方、素直なリアクションです。 僕もこの話を初めて聞いた時はそう思いましたから。だって、起きている時も 無意識で生活しているだなんて意味がわからん...って。

ここが最初が理解に苦しむところだったりするのですが、具体例を挙げることで何となくイメージがついていくはずです。

実は私たちの行動のほとんどが無意識で行っていて、その行動の結果が目の前で展開されているのです。なので、悩みを解決する場合も、まずはその無意識に気づく必要があるし、 無意識に気づいた時に、人は大きく変化することができるのです。

まずは卵が20個目の前にあることを想像してほしいのです。

さて、今想像して頂いた卵20個を一度に口の中に入れてもぐもぐしてほしいのです。これ、あなたはできますか??



では、もう1つ質問をします。わざと間隔を開けてみました。

今あなたがイメージしている卵は 何の卵でしょうか??



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おそらく、多くの方はニワトリの卵を想像したはずです。そして、きっと生卵ではなく、茹で卵なはずです。少し意地悪な質問でしたが、僕は何の卵だとは言っていません。 色んな卵があるはずです。ウズラの卵だってよかったわけだし、イクラでもししゃもの卵だって良かったのです。

何が言いたいのかというと、卵20個を一度に口の中に入れて、もぐもぐと食べることはできますか?と質問された時、きっとあなたは無意識にニワトリの卵を想像した、そして「そんなの無理!!」と決めてしまったのです。

もし、最初の質問で僕が「何の卵でもいいですよ」という一言を付け加えていたら 「そんなの無理!!」とはならなかったはずです。

「そうか!卵はニワトリの卵じゃなくてもいいんだ!」 

これが気づきなのです。人は潜在意識に気づいた瞬間に新しい自分に出会えるのです。何度も申し上げますが、これがめっちゃ大事なんです。

目の前に解決した問題があるときは、まずは自分の無意識に気づく必要があります。

ちなみにカウンセリングは、クライアントに自分の無意識に気づいてもらうために行うものなのです。カウンセラーがクライアントの悩みを解決するために行うものではありません。とても勘違いされやすいので覚えておいて頂くととても嬉しいです。 

最初から「何の卵でもOKです」と言ってしまったら、無意識に気づくことなんて絶対にあり得ませんからね。

○潜在意識は何歳までにできるのか? 

私たちは、生まれてきたその瞬間は潜在意識には何も書き込まれていません。 ただ、ここから少しずつではありますが、潜在意識に様々なことを書き込んでいくものだと言われてます。

そして、生まれてから3歳くらいまではほとんど潜在意識で行動していると 言われています。 

「ん?これはどういうこと?」

って思うかとしれませんが、例えば、赤ちゃんは どうして泣くのでしょうか?これは泣きたいから泣くわけです。どうしておしっこをするのでしょうか?これはしたかったからするわけです。

そういえば...自分が赤ちゃんの時のことを頑張って思い出そうとしても、思い出すことはできないはずです。そりゃそうだ、だってその時代は潜在意識で生きてきていたからです。

4歳以降も、潜在意識に色々なものを追加していきます。 幼稚園に行ったり、小学校に行ったりと、そこでさまざまな経験をして、自分の中に取り込んでいきます。そして、その後8〜13歳くらいで潜在意識が全て出来上がると言われています。

潜在意識は幼い頃に作られて、特に3歳頃までに約7〜8 割が決まってくるので一緒にいる時間が最も長いと考えられる母親の影響を強く受けるのが特徴です。

「○○すると喜んでくれた」
「○○すると怒られた」
「○○すると悲しんだ」

 このようなものを全て取り込んでいきます。ここが超重要なところで両親(特に母親)にどのような育て方をされたかが、その人の一生に大きな影響を与えるのです。

○潜在意識の特徴 

人は幼少期にさまざまな経験を通じて、さまざまな自分のルールを作っていきます。これは、変えようと思ってもなかなか変えることができません。なぜなら、そのルールそのものが潜在意識で行っているものであり、そのことを自分で気づくことができないからです。今の現状を変えたいのであれば、まずは潜在意識に気づくことが必要です。

では、潜在意識には特徴がありますので、それについて少しみていきましょう。

●イメージに強く反応する 
潜在意識とのコミュニケーションは言葉ではなくイメージにより行われます。 例えば、B'z のベストアルバムの1つで「pleasure」というものがあるのですが、 このアルバムの中に入っている曲が流れると、高校時代を思い出すのです。

駅から高校までの坂を登っている時に、よくMDウォークマンで聴いてなぁとかそんなことを思い出すのです。 自分と向き合う時、過去を振り返る時などは、その当時のことを頭で考えるのではなくて、しっかりイメージすることがとても大事です。

●繰り返されるものを重視する 
潜在意識は繰り返し起こる状況を重要なものと認識します。

「どうせ無理だよ〜」
「私なんて価値ないもの」 

もし、あなたがこのような言葉を繰り返し使っているのであれば、あなたの潜在意識の中にしっかりとインプットされてしまうのです。

●否定形を理解することができない
「緊張しちゃダメだ」と言ってると、さらに緊張してしまうケースが多いです。これはどういうことかと、潜在意識が「緊張」という部分をキーワードとして認識してしまい、緊張についてのことだけが頭の中をグルグルと巡ってしまいます。 なので、この場合は否定形を用いないでリラックスするなどの言葉を使いましょう。

●論理的思考能力の欠如
「○○だから、△△になるんです」 このようにお伝えしても、分かってくれません。分かってくれないというか 「分かっていても出来ない」と言ったほうが正しいかもしれません。潜在意識には思考能力がないのです。ネガティブなことをたくさん考えていると、潜在意識はそれを本人が望んでいることなんだと勘違いをしてしまいます。思考は「顕在意識」で行いますが、潜在意識の方が支配力が大きいので思った通りの行動が出来ないのです。

常に今を維持しようとする(恒常性機能) 
潜在意識は急激な環境の変化から、自分を守るために現状維持をしようとします。例えば、何か目標があってそれを達成したいと思っていても、変化を嫌う潜在意識がそれを邪魔するんです。これが厄介なわけです。

何をやっても継続できないんだとか、意識が弱いんだとかで悩む方は多いです。でも、これは意志が弱いから継続できないわけではありません。 ただただ、潜在意識が現状を維持したいだけなのです。

なんて言えばいいんでしょうかね、潜在意識って良くも悪くも「癖」が強いんです、癖が。でも、性格というか特徴がありますのでこの潜在意識を味方にすることで、自分の人生を大きく変えることができます。なんてったって、意識の9割が潜在意識なわけですから。 

では、どうしたら潜在意識を味方にしていけるのでしょうか?

○習慣の基本 

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世の中には「天才」と呼ばれる人たちがいます。例えば、アインシュタインとかがそうだと言われていて、天性の才能、生まれつき備わった優れた才能、人の努力では至らないレベルの才能を秘めた人物のことを天才と呼んだりしますが、このような人はごく僅か。 

このような人たちがいるためなのかは分かりませんが...「生まれ持った能力や才能によって、人生が決まるんだ」というような人もいますが、果たしてそうなのでしょうか?

例えば、生まれてきたばかりの赤ちゃんには、才能や性格の優劣はないはずです。 でも、年齢を重ねて小学生、中学生、高校生となっていくと、クラスには成績が良い子と成績が良くない子が存在することになってきます。

それは生まれた持った能力、才能の差ではないです。

「コツコツと勉強する習慣があったか」

これだけではないでしょうか?今の自分を形成しているのは過去の習慣の積み重ねでしかありません。差ができていくのは習慣の差であり、継続しか勝たんのです。

しかし、なぜでしょう。生まれた時は才能や性格の優劣はないはずなのにどうして年齢を重ねると「習慣」という差が出てきてしまうのでしょうか?

その理由は「刷り込み」にあるのではないでしょうか。

「あいつ、よく約束を破るんだよなぁ」
「すぐ嘘つくんだよなぁ」
「何やってもできないし今回も絶対に無理だよなぁ」

周りから陰口を叩かれることもしばしば...物事ついた頃からこんなことをずっと言われ続けていると、その言葉が脳に刷り込まれていきます。

そうすると、勉強やスポーツでも諦め癖がついたり、勉強も後回しにしがちな習慣がついていきます。その積み重ねにより、本当にすぐ諦める人になったり勉強ができない人になっていきます。習慣は本当に手強いです。これは逆もしかりです。

「よくできたね〜!」 
「あなたならできるよ!」

このような言葉をかけ続けた子は「自分は良い子だ」「自分ならできる」と 思うようになります。だから、勉強やスポーツでもちょっとくらいの失敗では簡単には諦めずにチャレンジを続けるし、自分から進んでやる習慣がつきます。

だから、勉強ができる子にもなりやすいし、運動ができる子にもなりやすいのです。 習慣が大事だと言われる由縁です。ちなみに「刷り込み」は他人の言葉だけで起きるものではありません。

自分でこのような言葉が口グセになっている人は要注意です。なぜかというと、他人からではなく、自分が発した言葉も耳から情報として取り込まれて 脳に刷り込まれていくからです。

刷り込みが習慣を作る。習慣があなたを作る。

これは真理だと思っていますので、是非頭に入れておいてください。


とりあえず、今回の投稿はこれでおしまい。

潜在意識を書き換えるには「習慣」がポイントだと考えています。なので、僕が潜在意識の話をする際にはまずは量子力学の話をした上で、潜在意識の基本的なところを伝えたのちに、習慣の話をしていくことが定番となっています。

もし、よかったら参考にして欲しいです。
ここまで読んで頂きありがとうございました。

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