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写真にどっぷり嵌っている話:飽き性の一時のブームか、定番の趣味か


写真ブーム

最近、写真を撮ることに嵌っています。

より正確に言えば、カメラというガジェットを利用して写真を撮る行為、そしてとったデータをPC上でLightroomで編集をすることに嵌っています。

きっかけは先月に買ったコンデジからになります。

ここ最近流行っているオールドコンデジブームから懐かしい気持ちになり購入したものです。

それまでもカメラに挑戦しては挫折してきた私ですが、再度写真ブームが到来しました。

しばらくはこのオールドコンデジで満足していたのですが、案の定と言うべきか、レンズ交換式のカメラを使いたくなってきました。

コンデジで撮ってLigthtroomで編集をすれば「ボケ」を作ることも可能(AIの力はすさまじい)なのですが、写真を撮る人間の常なのかやはりカメラ側で「ボケ感」を出して見たくなってしまうわけです。

そこで新たにカメラを購入することにしました。

オリンパス PEN Lite E-PL3

選択肢の上がったのはミラーレスの一眼カメラです。

とはいえ、果たして長く続くかもわからないものに大金をつぎ込むわけにはいきません。(そしてそんな余裕はない)

しばらくカメラから関心が離れていたので知りませんでしたが、昨今のカメラはマス層のデジカメ離れよ円安やコスト高、物価の上昇を受けて価格がインフレを起こしているようです。

例えばキャノンのミラーレス一眼の最もローエンドのモデル、EOS R100の場合でもボディだけで定価で8万5千円、市場価格でも7万円を超えます。レンズを加えれば10万円を超えるか価格になります。

ハイアマチュア向けの場合、20万、30万円を超えるものが山ほどあり、しかもそこにレンズ代金を加えればまさに天井知らずでしょう。

したがって新品はあきらめ、必然的に中古を購入することにしました。

加えて条件として価格が安いこと、サイズが小さいこと、そして趣味が定番化した際にはレンズを使いまわせること、を考えて検索した結果がこれです。

OLYMPUS E-PL3
レンズはパナソニック LEICA DG SUMMILUX 15mm/F1.7 ASPH. [H-X015]

旧オリンパス(現在はOM SYSTEM)が出しているPENというライト層をターゲットにしたミラーレス一眼のE-PL3というモデルです。

本体価格は約1万円、これならば懐の痛みも最低限ですみます。

マイクロフォーサーズ

OLYMPUSのカメラはセンサーサイズが「マイクロフォーサーズ」と呼ばれるもので、Panasonicとレンズの規格を共有しています。

そのため仮にこのカメラが壊れたり、買い替えで別のモデルを検討したとしてもレンズの使いまわしをする上で、かなり広い選択肢の中から選ぶことが可能です。

さらにこの「マイクロフォーサーズ」という規格はそのサイズからカメラの小型化、軽量化することが可能で、その点でも私のニーズにマッチしていました。

カメラの趣味が続くようであればゆくゆくはOM SYSTEMS(OLYMPUS)の上位モデルにOM-5などに変えてもレンズは使えることになります。

サイズ的にはコンデジよりも一回り大きい程度で、レンズを選べばカバンの中に納まるサイズ感になっています。

私はこれにハンドストラップをつけて運用しています。
(カメラストラップを首にかけて持ち歩くのは苦手なので)

購入先は「カメラのキタムラ」

購入したのは「カメラのキタムラ」のオンラインショップです。

中古店ではその程度品質に合わせてA、AB、B、C、などのグレードが表示されていますが、それに加えてキタムラの場合近くの店舗で取り寄せて状態を確認することができます。
(取り寄せしてキャンセルの場合はキャンセル費用500円が必要です)

また、送料も店舗受け取りの場合は不要であり、全国に店舗が点在するため利用しやすいものとなっています。

レンズ交換式カメラの場合、センサーやレンズの状態次第で使用ができないケースもあるようですので、メルカリなどの個人の売買サイトやアマゾンマーケットプレイスは個人的には利用を控えたいと感じています。
(ちなみに中古カメラ売買はネットの副業ブームでかなり怪しい個人の経営店舗がマーケットプレイスに出店していますので注意が必要です)

実際に撮った例

このカメラを使って取った例を上げておきます。
(写真玄人の方からすれば比べるべくもありませんが、こうしてUPすることが上達に繋がるようなので)

OLYMPUS E-PL3
レンズはパナソニック LEICA DG SUMMILUX 15mm/F1.7 ASPH. [H-X015]
OLYMPUS E-PL3
レンズはKAMLAN (カムラン)FS 50mm F1.1

撮影技術も編集スキルもまだまだですが、コンデジと比較すると雲泥の差の仕上がりです。

2番目の写真はマニュアルフォーカスのレンズのため、ピントの調節が難しくスキルの無さを痛感しました。

ただ、その原因がカメラにファインダーが無いため、ということも分かっているので、ファインダー付きのカメラにランクアップするか、悩ましいところです。(これが沼、なのでしょう)

カメラは面白い

私は写真を撮ることも、撮られることも苦手でした。写真で残すよりも自分で見る方が大事、という感覚があったのも事実です。

ところが、スマホの普及によって写真が自由に撮れるようになったことで、逆に写真の面白さを感じるようになりました。

カメラという本来は不要なものを持ち歩くことで、今まで気を払ったことのない場所や視点、オブジェクトに気づくようになったからかもしれません。

実用性だけで言えば間違いなくデジタルカメラよりもスマホの方が便利ですし、記録という機能面で考えれば不足はありません。

しかしあえて特定の機能に絞った機器を利用することで、気づくものがあるというのは大きな発見でした。

一先ずはしばらくカメラを、写真を続けてみようと思います。

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