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わが家のおやつ作り

お昼ごはんを食べ終えた妻がひとこと。

「おやつ、作ろうかな」

そうして緩やかにはじまるわが家のおやつ作り。
洗い物を早々に済ませて作業台の上にスタメンが並べられる。それはおかし作りには登場しそうもない意外なものだった。

今回も、先日の投稿『わが家のおやつ。』にも書いた「へたおやつ」を参考にしています。

「豆乳ヨーグルト+お味噌」がスタートライン

お味噌は置いておいて、「豆乳ヨーグルトってなんぞ」という疑問も聞こえてきそうな、この組み合わせ。ま、そもそも味噌が置いてはおけないキャラクターなのも言わずもがな。

この世には牛乳の代用品として豆乳というものが存在する。だとするとヨーグルトの豆乳バージョンがあってもおかしくはない。けれど明らかにマイノリティな商品だ。

豆乳と味噌メーカー【マルサンアイ株式会社】が販売している豆乳グルトを今回使用した。単品で食べると「あ、全然ヨーグル....な゛に゛こ゛れ゛」という感じだったが素材に使うとどうなるのか。

もちろん小麦粉・卵・乳製品、不使用

小麦粉を使わず、代わりに米粉を使う。
さらに油も混ぜるんだけど、今回はこめ油を使用。
栄養素が高く、使い勝手の面でもメリットが多いとされている。

このあいだ買い物に出かけたときに、サンクゼールのこめ油が見切り品で安くなっていたので初購入。

まだ他の用途を試していないので違いはハッキリ認識していないけど、試しにいろいろ使ってみるチャレンジ精神を、こういうところでゆるく発揮している。

そして混ぜる。

1分間でサッと混ぜることが重要らしく、二人で交代しながら必死で混ぜた。

菓子職人の方々を尊敬した1分間。
こんなに地味な作業なのに腕がだるくなる。
そのあと、「お菓子職人さんたちはマシーン使うよね」と冷静になった。

そんなことをしているあいだも娘は足元でコロコロ。
食器棚につかまって立ったり、すわったり。
寝転んだり、妻の足にしがみついたり。

そうこうしているうちにカップに移され、生地はせいろの中へ。
そう、今回は蒸しパンに挑戦してみた。

待ってるときはのんびり時間

ストーブの上にせいろをセットして、あとは待つだけ。
テレビのない生活をしているわが家はiPadで動画を見る。

娘のかまって攻撃と両立する妻を見て、親の成長も感じとる。

外は雪がちらつきはじめた。
風もビュービュー吹くなか、3人の空間ではゆるやかな時間がすぎていく。

そろそろかなー。

とせいろの蓋をあけるけど正解が分からず、「こんなもんでしょ」という感覚で完成!

ちょっと失敗?でも美味しければOK!

本に載っている写真とはちょっと違う見た目。
おそるおそる食べてみると、これはこれで美味しい。
噛めば噛むほどチーズのような風味がじんわりと口にひろがる。

「おかし作りって化学の実験みたい」と妻。

今回は改善の余地あり。
という判断をして、また次回に挑むことに。

娘も少しだけ食べて、嬉しそうにしていた。
何はともあれ、こんなゆるやかな時間を過ごせたことがたからもの。
これがわが家のおやつ作り。

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