見出し画像

マラソン旅行で工夫した事

今回のフルマラソンは地元ではなくて、東京より遥か、熊本でした。
マラソン当日の体調をきちんと維持しておかなければならぬというのに、ホテルでの寝泊まりが必要です。私はとにかくホテルで寝る事ができません。対策が必要でした。

そして、きちんと対策ができたからこそ、42.195km完走できたといっても過言ではありません。


しょっさんの宿泊上の大課題

わたしは残念な事に自分の家以外ではまともに寝る事ができません。友人・知人と旅行へ行けば、誰よりも遅くに寝て、誰よりも早くに起床します。
飲酒していた頃は、気を失うほどにお酒を飲んで無理やり寝ていました。

ですから、宿泊での出張やイベントでは、まともな体調を維持できず、最悪のパフォーマンスで仕事やイベントに臨む事がほとんどです。出張やイベントの時は、持ち前の体力だけでどうにか乗り切れる事もしばしばです。

しかし、マラソンではそうもいきません。きちんと寝なければ。

私の考える寝られない理由は二つあります。

  1. 所謂いわゆる、「枕が変わると寝られない」

  2. 睡眠時無呼吸症候群

枕が変わると寝られない

ちょーど良い枕の高さに行き着くまでに48年かかりました。しょっさんは、とても低めの枕がお好みのようです。しかしまぁ民宿やホテルでは、やたらと固くて高めの枕ばかりです。

次の理由にも引っかかるのですが、枕が高いと呼吸ができないんです。

睡眠時無呼吸症候群

鼻腔が狭い、扁桃肥大、などなどの理由にて、まともに呼吸できません。172cm 52kgの頃から呼吸ができません。マラソンの練習のお陰でちょー筋肉質、ちょー痩せ体系になってもこいつとは縁が切れません。残念です。

そんなこんなで CPAP(Continuous Positive Airway Pressure) 「経鼻的持続陽圧呼吸療法」による機器を使って対症療法をしています。

枕が変われば呼吸もできなくなる上、どんなに長時間寝ていたとしても寝ていた事自体がリセットされてしまうんです。ツライ。

寝られる環境を作る事

そこで、きちんと寝られる環境を作る事が必須条件と考えました。
そのために「荷物」と宿泊先の「ホテルの設備」でわけて考えました。

枕とCPAPを持っていく

持参する荷物の対策として「枕が変わったら寝られないのなら枕を持っていけばいいじゃない」「CPAP持っていけばいいじゃない」という寝床の環境をそのまま持っていく事で対処しました。力業です。それくらいせっぱ詰まっていたんです。

ただ、わたしの普段の旅行用スーツケースやカバンでは、これらは入りません。ですので、今回、これらを入れられるスーツケースを準備しました。買いました。新たに。新調しました。

高ぇ。Remowaより断然安いけど高い。ただ、今回うまくいったら今後は枕+CPAPでの旅行は増えるだろう、楽しいPerfumeツアーになるだろうと想定して購入しました。

預け荷物になるので、分かりやすくなるようにスーツケース用のベルトも付けました。青に橙という補色関係だからアクセントカラーとしてもちょうど良いです。青は弊社色でもあります(・∀・)イイネ!!
ベルト付けたのはホント良かったです、一瞬で判別できる。タグを見れば自分のだとも分かるので、荷物番号とか忘れても平気です。

海外へ行く時も使うかもなーという思いで、AirTagも買ってみました。ちゃんと届いているかどうかのチェックにとても効果発揮しますね。

こんな新しいスーツケースの片側にCPAPと枕を埋めて旅をしてきました。

結果、とても良い睡眠環境を得る事ができました。枕を持っていくといいよという記事を沢山見かけましたが、ホントに枕持っていくとええわ、というのがしょっさんの印象です。いつものように素直に寝られました。

CPAP持っていかなきゃの人は少ないでしょうが、宿泊先で寝られないって人には「枕」をお勧めします。

快適なホテル環境を得るために選んだ設備

あとはホテル環境です。ただ寝るだけではいけません。
大事な事は「加湿」と「リラクゼーション」。喉を痛めてしまってはいけません。ネックウォーマーがあっても、乾燥していてはすぐに喉を痛めてしまいます。

だから、次の二つを必須設備と考えてホテルを選定しました。

  1. 加湿器がついているところ

  2. 大浴場がついているところ

加湿器は絶対に必須です。必需品です。これはもう最近のお出かけでは必ず選んではいます。加湿空気清浄機置いているホテルが増えてきて、とても嬉しい。

そして、わたしは湯船につからないと寝られません。シャワーだけなんてあり得ない。部屋の小さなシャワーではダメなんです。ためればいいじゃんって訳もありません。すぐに冷える。

だから、大浴場です。体をきちんと洗えて、ゆっくり湯船につかる事のできる大きなお風呂をたたえているホテル、民宿でなければダメな体になりました。贅沢な身体ですね。

という事でここに宿泊しました。ドーミーインです。ここの良いところは、スタート地点に近かったという事もあります。目の前にサクラマチがあるので食事や買い物にも困りません。とても良い場所でした。以前の出張のときもここと待っていたので、設備品もよく分かっていました。

そして何よりも絶対にまちがいのない温泉です。どこいっても使い方は一緒だし。安心安全。出歩きやすいパジャマ(?)なのもいいです。セパレートだし使い勝手がいい。

また、温泉から上がった後にアイスや乳酸菌飲料のサービスあるのも小憎たらしいです。モナカ食べ続けちゃいました。夜におなか減っても「夜鳴きそば」あるしね。偉い。

わたしのフルマラソンは「枕」と「ドーミーイン」によって完走できたと言えよう。

貴方がサポートしてくれると、私が幸せ。 私が幸せになると、貴方も幸せ。 新しいガジェット・ソフトウェアのレビューに、貴方の力が必要です。