マービン・バウワーはあのマッキンゼーの発展の土台を築いた方です。
今日はその方の書いた『マッキンゼー 経営の本質 意思と仕組み』を読んだので感じたこと含めてメモしておきます。
原著は1966年に刊行されているとのことなので50年以上前になるのですが、経営に携わるものが心に留めておく原理原則は変わらないのだなということを理解させてくれる名著だと思いました。
(kindle版がない…ので久々に書籍を買いました。この記事を書いている段階であと10冊!笑)
本書の要点についてはこちらのサイトやこちらのサイト、さらにはこちらのサイトによくまとまっていたので引用させてもらいます。
『マッキンゼー 経営の本質』の要点
焦りを感じます。。
コンサルタントとして様々な企業に向き合ってきたマービン・バウワーだからこそ共通化できる視点:経営システムのプロセスや、競争に長けた経営者の特徴も興味深く、参考にしたいところですが、何より至る所で言及されている、「会社を経営する意思を持つこと」という心構えの部分が個人的には最もグサッときました。オーナーシップの表明だったり、コミットメントだったり。
ここ1年くらいは経営システムの14のプロセスを断片的に体現してきていると感じられる部分もありつつ、もっともっともっと目の色を変えないと、、という焦りを読みながら感じた次第です。
事業を経営しようという意思を幹部が持つことで、次には効率的な経営の仕組み(= 社員全員が会社の目標達成に貢献し成功を実現できる仕組み)を整えようとする、その結果として中長期的に社会的価値を発揮できる可能性を高める、、というメカニズムの理解が深まりました。意思が全ての起点です。
行動の具体としては、「経営システム」と呼ばれる14のプロセスから構成されるシステムの構築が経営に携わるものの仕事、と。
手元に置いて何度も読み返していく本になりそうです。
お読みいただきありがとうございました。
📓この記事について
株式会社タイミーで執行役員CMOを務めている中川が、マーケティング関連の仕事をしている中で感じたことを綴り、コツコツと学びを積み重ねる『CMO ESSAY』というマガジンの記事の一つです。お時間あるときにご覧いただければ幸いです。オードリーのオールナイトニッポン 📻 で毎週フリートークしているのをリスペクトしている節があり、自分も週次更新をしています。
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