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2023/2/20週|プロデューサーになった

今日は極めて個人的な変化を感じた話で恐縮です、、

1年半以上、定期的にコーチングを受けており、大きな主題は設けつつ、日々の色々から様々な課題を設定して話しています。
直近のセッションの中で、最近の仕事における気づきを話していたらコーチから話を聞く中で受けた感想コメントとして
プロデューサーっぽい印象を受けました」
という言葉をいただいたのでその点についてメモを残しておこうと思います。

目指していた、プロデューサー

以前の記事、「2022/1/31週|マーケティングのスペシャリスト型?プロデューサー型?」の中で、以下のように書いていました。

これは個人の志向としてですが、自分はマーケターの役割は事業貢献にこそあるべき、そういう仕組みづくりに関与するべき、という考え方(ダイレクトに書いてしまうと、売上利益の最大化への貢献)で、課題発見〜方向性の策定の部分に興味があり、それこそ学生時代からこちらを志向していました。(ただし後述するように、最初は支援会社におけるスペシャリスト型から始まっています)
ちなみに、プロデューサー型を突き詰めようと思うと、下記の記事にもある通り、経営層や経営者としての振る舞いが求められることを痛感し、ながいなが〜〜い、終わりなき旅を感じている最近です。笑

ということで、ここ最近はプロデューサー型を志向していたわけですが、興味を持ちつつも他方で、身体に染み付いた設定された課題を解きまくる動き(広告代理店はオリエンという課題設定を受けてから仕事を始める。さらに部門が分かれており、その中でのスペシャリスト化していく構造にある。加えて課題を解く方が満足感がある。。)から中々抜けられないなぁ、、というのが事業会社に身を移した2016年頃から密かな課題意識でした。

この辺りは現職のフィードバックでも指摘されるところでして、役割期待と自分の振る舞いにギャップがある自覚もあり、改善を試みてきたところでした。

ここで冒頭のコーチのコメントなのですが、最近仕事をする中で下記のようなことに出会う機会が大きく増えてきました。

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・自分自身は大きな課題(テーマ)を設定する
・詳細な課題の深掘りや解決方針の策定、推進は自分以外の人に任せる
・結果としてインパクトのある成果が生まれる
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この辺りマネジメントの仕事として当然にも映るかもしれませんが、定型化されていない解像度の低いものは少なくとも課題の深掘りまでは自分で持ってしまう癖?がありました。
しかし、色々な人の仕事ぶりを観察し自分のやり方に反映してみた結果、特にここ1年で課題設定までをする仕事の比重が高まってきた(深く入りすぎない分、横に広がって課題設定を担う)ように感じます。

それを仕事場に同席はしていないコーチの客観的な目線で純粋想起的に出てきたのは自身の変化が反映されていたのかもしれません。

加えてその状況( = 大きな課題設定までを担う)が楽しくなってきました。それは上記のように振る舞う方が自分一人で問題解決までを推進するよりもより多くの出力が生まれ、事業に対してポジティブな影響を与えられるのが実感とともにあるからゆえだと思います。
これはひとえに、課題解決を推進してくれる方々が集まってきてくれているおかげです。組織での仕事の良さをまた知りました。

プロデューサー、その先へ

以上のような変化を感じ取ったことで、ポジティブだったことがもう一つあり、それは将来やりたいことの解像度が少し上昇したことです。
今のプロデューサー的な動き自体もまだまだなので洗練させる必要はあるのですが、この種の働き方の面白さや自身の特性を活かしてやりたいことの具体性を増せたことは個人としては非常に嬉しい出来事でした。

以上、コーチングを通じて内省をする中で感じた変化についてでした。
リアルの知り合いの方はこれから中P(なかぴー:中川プロデューサー)と呼んでください。


おすすめですコーチング。
コーチングの過去記事は過去あたりから

📓この記事について

株式会社タイミーで執行役員CMOを務めている中川が、マーケティング関連の仕事をしている中で感じたことを綴り、コツコツと学びを積み重ねる『CMO ESSAY』というマガジンの記事の一つです。お時間あるときにご覧いただければ幸いです。オードリーのオールナイトニッポン 📻 で毎週フリートークしているのをリスペクトしている節があり、自分も週次更新をしています。
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