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しづりんマガジン

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#建築

027.第2章(後日談)

027.第2章(後日談)

第2章といえるのかどうかはわからないが、お約束通りに後日談的なものを書いておく。この文章は前の「感想文」を読んでくれた人や、一連の炎上まがいの騒ぎをウォッチしてくれた人向けに書いている。敢えて伏せ字にしてるから、何のことやらわからない人は、(有料で申し訳ないのだが)前編noteを読んでからここを読んでいただけるとありがたい。そしてこの記事もいずれ鍵をかけるがごとく有料noteに移行するから早めに読

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025.ソノアイダTOKYO2021

025.ソノアイダTOKYO2021

問いを投げる

ひとりの男が盛大に「問い」を投げかけた。今回はその話題だ。

ど真ん中を射抜いたのか、アサッテの方角かなのか、作戦なのか、持って生まれた感性なのか、狙っているのか、天然なのか。本人も当初はわかっていなかったんだろうと想像するけれど、その「問い」は、私達建築家に対する問いともいえるし、東京の都市ひいては日本に対する問いともいえる。

「オリンピック2020のその先を考えよ」

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024. 17歳の黄土高原

024. 17歳の黄土高原

高2の時に何故か突然映画を撮りたくなって、脚本を書き、監督をやった。その時にエンディングで使ったのがこの曲、坂本龍一の黄土高原だ。

高校いちばんのイケメン(のちに外科医となる)を主役に据えて、友達を片っ端から巻き込んだ。校長先生は毒殺される役で登場。

同級生のほぼ全員が中学をオール5で卒業した都立高校は、勉強はもちろん体育もできるスーパースター揃いだった。おまけにイケメンもかわいい子も、うじゃ

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013.全力で逃げ出そう

013.全力で逃げ出そう

ここ最近、誰かの口から流れ出る愚痴やボヤキが、本質的には「全部一緒だ」と気づいた。

今日はそのおはなし。

その愚痴の原因を「縦割り」と言う人もいるし、「熱意がない」とか、「自分の事しか考えてない」と言う人もいる。

国と県と市の線引きもそうだけど、民間の中の小さな部署の線引きだってそう。オリンピックだってそうだった。あの「女性外国人」を追い出して、どこぞの大学出身のおじさん達が中心になって

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