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013.全力で逃げ出そう

ここ最近、誰かの口から流れ出る愚痴やボヤキが、本質的には「全部一緒だ」と気づいた。

今日はそのおはなし。

その愚痴の原因を「縦割り」と言う人もいるし、「熱意がない」とか、「自分の事しか考えてない」と言う人もいる。

国と県と市の線引きもそうだけど、民間の中の小さな部署の線引きだってそう。オリンピックだってそうだった。あの「女性外国人」を追い出して、どこぞの大学出身のおじさん達が中心になって、いちゃこらしてるだけ。

それを冷めたけた目で見る若者に向かって「熱意がない」なんてボヤかれても、困るよねって話だよね。

たしかに「隣の人」を助ける人は滅多に居ない。「よかったらコレどうぞ」って、自ら手を差し伸べるだけで解決することは山ほどあるのに、そんな人は98パーセントいないと思ってて間違いない。それを愚痴っても仕方ない。いい大人に、三回言っても改善されないなら、どだい無理な話なんだよ。

そして、他人が「やるが気ない」ことについて愚痴ったところで殆ど意味がない。むしろ「あいつにはやる気がない」って聞いたら、「ラッキー」って思った方がいい。それだけ自分にチャンス回ってくるってことだから。「あんたにはやる気がないかもしれないけど、私にはやる気がある」それだけの話なのだから。

ハナからやる気のない人間に、やる気起こさせるなんて、無理な話なんだよ。ハートに火をつけられるのは、「不運が重なって消沈しちゃってる、元来やる気のある人」だけなの。

ハナからやる気のない人が、うっかり自分の部下になっちゃったとしても、仕方がないんよ。だってサラリーマンなんていう、「寝ぼけた世界に身を置いてる自分の選択」には、その可能性を充分に内包してるわけだから。

自ら会社を興している有能な人ならば、自分がうっかり「やる気のない人」を採用しちゃったとしても、自分の見る目の無さを反省できる。だけど与えられた人を使うしかないサラリーマンには、そのチャンスはない。だからその人のことをボヤいたところで、何の解決にもならない。「馬鹿と鋏は使いよう」とでも自分に言い聞かせて、リーダーシップを向上させるチャンスだと思って、うまく使う方法を考えるしかない。

一方で、「ダンナのボヤキ」を平気で喋ってるような人には、ほんとうに絶句する。それは「自らの選択」の結果であって、誰もあなたに押し付けてなんていない。だからそれをボヤくという事は、「自分の無知で下品な醜態」を曝け出してるだけなので、マジでやめた方がいい。

で、ようやく本題。「一番の問題」は、やる気ある人の「やる気」を、削ぐような事を平気で言う人なんだよ。

-そんなことしても無駄だよ。
-お前に才能なんかない。
-どうせ〇〇だから。
-今さらやってどうなるの?
-しょせん〇〇じゃん。

これらはすべてNGワードだ。だから、それらの発言をうっかり聞いちゃったら、全力疾走して逃げる合図だと思っていいんだよ。

あらゆる「ネガティブで足引っ張る発言をするやつ」からは、全力で逃げた方がいい。この手の人とは、「自分の人生では一切関係を持たない」と誓うことだ。万が一、近寄って来たら、ニッコリ笑って距離を置けばいい。断言しよう、彼等と付き合っても「百害あって一利なし」だ。

ゆえに、愚痴大会が始まりそうになったら、サクッと話題を変えるか、ちょっとお手洗いに行ったフリして逃げ出す事にするといいよ。

もし、手を貸してと言われたら精一杯貸すこともありだろう。だけど、他人の責任まで負わないことだ。君を助けられるのは君だけだから。残酷かもしれないけれど、自分の為に100パーセントの努力さえ出来ない人とは付き合えない。

だから嫌なやつとはそっと縁を切る。くだらない呑み会には出ない。

いつも全力で出し切って、サッと去る。

わたしは、常にワクワクする事を考えてる、ピュアで心の綺麗な人とだけ一緒にいたいんだ。

人生は短い。

残りの人生でどれだけの事が出来るのか。
それだけを考えてる。

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