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Webデザイナーがワンランク上のステージに行きたかったら「提案」をしよう

毎日毎日オペレーターのごとく作業する日々。しかも低単価。
ワイヤーフレームを渡されて、「どのくらいで終わります?明日午前までに作れますか?」って、今もう夜ですけど〜?!

デザイナーのはずなのに、オペレーターみたいな仕事をしてるな、自分。
そんな状況に嫌気がさしたあなた!笑
騙されたと思ってクライアントに「提案」をしてみてください。

私は今は経験が長いのもあって、ただ単にお客様からのオーダー通りに制作するのではなく、プランあるいは集客の導線から提案する方が多くなりました。
でも私だって最初は粛々とお客様の提案書に沿って制作することからスタートしました。
フリーランスで最初に携わった某社のバナー広告でも、シナリオや素材をいただいて作っていました。

私がワンランク上に行けたかなと確信できたのは、某航空会社のバナーを作っていた時でした。
こちらは大元のクライアント直接案件ではなく、制作会社経由でした。
担当のディレクターさんが他の案件も沢山抱えて大変だとこぼしていたことがあったので、私は「絵コンテやシナリオもこちらで作成します」というお話をいたしました。

そして社内会議でGOとなり、私に絵コンテ作成の仕事も来始めたのです。
1案1万円だったか5千円だったか(忘れた)。
もしその提案が正式採用されたら通常のバナー制作の費用から提案代を差し引いた額をいただくという条件。

元々から私のバナーはクリック率が高いと定評があったのですが、絵コンテは非常に評判が良く、作成したほとんどの案を正式採用して頂けました。
なので事実上、提案代はいただけないのですが、実はこれには別のメリットがありました。

それは、自分が案を作っているため他のクリエーターさんが入る余地がなくなったという点です。
これは副産物だったんですけどね。
おかげで某航空会社のバナー制作のお仕事は独占できた訳です。

それで味を占めた私はすっかり提案が得意技になって、色々なお客さんに案を持ち込むようになりました。

周りからコンセプトから提案ができるデザイナーは少ないと聞いています。

Webデザイナーがワンランク上のステージに行きたかったら提案をしよう!
これは本当の話。
騙されたと思って試してみてね♪

また今後、どうやって提案をしたら良いかなどお伝えできたらなと思っています。

では〜。

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